SHARE 矢萩智 / SYA+kamikamiによる、東京・世田谷区の、二子玉川 蔦屋家電内に設置された商品展示の為のパヴィリオン「ツリーポン」
矢萩智 / SYA+kamikamiが設計した、東京・世田谷区の、二子玉川 蔦屋家電内に設置された商品展示の為のパヴィリオン「ツリーポン」です。なお、こちらの設置はすでに終了しています。
矢萩は隈研吾建築都市設計事務所出身の建築家です。
東京の二子玉川 蔦屋家電に、ソーラーパネルを使用したプロダクトを展示するために製作したパヴィリオン。
ツリーの形をした什器を日本の伝統的な相欠き(アイガキ)を用いて設計することを試みた。
高さ225mm、厚さ15mmの合板を相欠きで組み上げ、自重を受け入れながら安定していく方法を模索した。基本ピースの高さを225mmとすることで、組み合わせ方次第で、椅子にもカウンターにもなるように設計した。安価に手に入るラワン材を使用し、積み上げることで、標準的なエレメントを使用して、大きな一本の木を作ろうと考えた。相欠きは30~50mmとし、高くなるにつれて深くすることで、全体の安定性を目指した。建築の構造体の形式を模索することで、高層化や建築スケールに応用できることを目的に計画した。
以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
設計:矢萩智 / SYA+kamikami
所在地:東京都世田谷区
構造協力:Structural Net
設営:東京スタデオ
用途:什器
竣工年:2020年12月
設置期間:2020年12月11日〜2021年1月22日
写真:Tsuabsa K
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・造作家具 | 什器 | ラワン合板 |
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