トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所 のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京・大田区の「東急池上線長原駅」です。
商店街の中にある築50年駅舎の改修計画です。建築家は、街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築しました。また、壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮して決定されました。施設の公式ページはこちら 。
築50年の東急電鉄長原駅の駅舎改修計画。天井下地の劣化を改修するための工事という名目で始まったが、性能を復元するだけでなく木材の活用もテーマに入れ、長原駅に新たな価値を生み出すことが求められた。
長原駅のホームは地下化されており、環状7号線と立体交差する土木構造物の印象を持つ一方で、小さな店舗が並ぶ細い商店街の真ん中に、地上の建屋が顔を出すという特殊な立地。そのスケール感の振れ幅を調和するように、人と街との接点となり、また生活の一部となってシームレスにつながるような、温かみと親しみを感じる駅舎を実現できないかと考えた。
地上出入口では、人を迎え入れる軒下空間に木の温もりを感じさせる多摩産材の木ルーバーを用い、ホーム階では露わにした既存躯体の連続する梁をゲートに見立て、玄関口としての駅舎であることを印象付ける。軒下の木ルーバー上部にはライン照明をV字型に設置し、人々を改札方向へと誘導する。ホーム階ではライトアップされた既存梁の下を、光のトンネルを抜けるように車両がアプローチする。
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トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©久代真生(エスエス)
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 photo©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 image©トラフ建築設計事務所、東急電鉄、交建設計
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 改修前の様子 photo©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 改修前の様子 photo©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所のデザイン監修、東急電鉄と交建設計の設計監理による、東京の「東急池上線長原駅」。商店街の築50年駅舎の改修計画。街とに繋がる親しみある存在を目指し、県産木製ルーバーを用いて軒下空間から改札内への連続性を構築。壁等の基本色は利用者の安心感への寄与を考慮 改修前の様子 photo©トラフ建築設計事務所
以下、建築家によるテキストです。
築50年の東急電鉄長原駅の駅舎改修計画。天井下地の劣化を改修するための工事という名目で始まったが、性能を復元するだけでなく木材の活用もテーマに入れ、長原駅に新たな価値を生み出すことが求められた。
長原駅のホームは地下化されており、環状7号線と立体交差する土木構造物の印象を持つ一方で、小さな店舗が並ぶ細い商店街の真ん中に、地上の建屋が顔を出すという特殊な立地。そのスケール感の振れ幅を調和するように、人と街との接点となり、また生活の一部となってシームレスにつながるような、温かみと親しみを感じる駅舎を実現できないかと考えた。
地上出入口では、人を迎え入れる軒下空間に木の温もりを感じさせる多摩産材の木ルーバーを用い、ホーム階では露わにした既存躯体の連続する梁をゲートに見立て、玄関口としての駅舎であることを印象付ける。軒下の木ルーバー上部にはライン照明をV字型に設置し、人々を改札方向へと誘導する。ホーム階ではライトアップされた既存梁の下を、光のトンネルを抜けるように車両がアプローチする。
キーカラーのモスグリーンは竣工当初からある壁面タイルを継承するもので、落ち着きと深みあるやさしい色合いで木ルーバーを引き立たせながら、一日の始まりと終わりに訪れる利用者に安心感を与える効果を持つ。
路地に並ぶ建物や人々の生活に寄り添い、まちと柔らかくつながるような駅舎を試みた。
■建築概要
所在・会場:東京、大田区
主要用途:駅舎
施工:大成建設
クレジット:
設計・監理:東急電鉄・交建設計、照明計画:岡安泉照明設計事務所、駅ビルサイン:岡本健デザイン事務所
敷地面積:2,070.65㎡
延床面積:3,773.94㎡
規模:地下1階、地上3階(駅舎 / 地下1階、地上1階)
構造:RC構造、鉄骨造
設計期間:2019年2月~2020年5月
施工期間:2020年8月~2021年12月
写真:久代真生(エスエス)、トラフ建築設計事務所
建材情報 種別 使用箇所 商品名(メーカー名) 外装・壁 外壁 金属サイディング[モスグリーン]
外装・その他 軒天 多摩産材木ルーバー 300×100@200
内装・天井 コンコース天井 アルミスパンドレル[モスグリーン]
多摩産材木ルーバー 300×100@200
内装・壁 階段部分・壁 既存タイルのまま
内装・天井 階段部分・天井 アルミスパンドレル[モスグリーン]
内装・壁 ホーム壁 既存タイルのまま
内装・天井 ホーム天井 土木躯体現し
※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちら から※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません
Tokyu Ikegami Line Nagahara station
Principle use: STATION
Production: TAISEI CORPORATION
Credit: design and supervision : TOKYU RAILWAYS・KOKEN ARCHITECTS / Lighting design: Izumi Okayasu Lighting Design / Graphic design: Ken Okamoto Design Office
Building site: Ota-ku, Tokyo
Site area: 2,070.65㎡
Total floor area: 3,773.94㎡
Number of stories: B1+3F
Structure: RC / SC
Design period: 2019.02-2020.05
Construction period: 2020.08-2021.12
Photo: Mao Kushiro(SS Co.,Ltd) / TORAFU ARCHITECTS