トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す

トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す外観、正面より見る、夕景 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促すエントランス側から売場全体を見る。(島什器の配置を変えた状態) photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から包丁棚側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から工房への小窓とハイカウンターを見る。 photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」です。
海外の専門店への卸も行う店の計画です。建築家は、外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築しました。また、売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促します。店舗の場所はこちら(Google Map)。

日本全国の職人が手掛けた製品を販売する包丁と砥石の店、ひとひらの新店舗の計画。
三軒茶屋の昔ながらの居酒屋などが軒を連ねる繁華街の一角に、研ぎ直しもできる工房と海外の包丁専門店へ出荷準備ができるオフィスを備えた店舗が求められた。

建築家によるテキストより

奥行きのある区画に対して、手前を売場、奥を工房とオフィスのエリアとした。建築の前面空地を活かし、オーニングを設置して道行く人を呼び込みやすくした。

店内は、片側の壁一面に包丁を陳列し、もう片方の壁面には砥石をならべ、中央は島状の什器でイベントでも使いやすいフレキシブルなレイアウトとした。売場中央はモルタル仕上げ、包丁棚とカウンター周りをフローリングとし、縁側のように感じさせる。海外からの顧客や取引先の包丁店のオーナーの来店も見据え、日本的な丁寧さが感じられる造作による空間を計画した。

建築家によるテキストより

包丁棚では、製品を美しく見せるために、照明の光が刃物に反射しないように慎重に角度を決定した。多彩な表情を見せる砥石は、石の表情が映えるよう水平の棚に陳列している。お重と呼ぶ島什器は分割でき、イベントに合わせて段数と配置を変えることができる。また、売場の小窓を通じて、工房内の研磨機による作業が垣間見える。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す外観、正面より見る、夕景 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す外観、開口部越しに内部を見る、夕景 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促すエントランス側から売場全体を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促すエントランス側から売場全体を見る。(島什器の配置を変えた状態) photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場からハイカウンター側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から砥石棚側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から包丁棚側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す包丁棚 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す包丁棚 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から工房側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から小窓越しに工房を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す工房への小窓とハイカウンター photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から工房への小窓とハイカウンターを見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す工房から売場側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す工房、棚の詳細 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す工房、作業風景 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場、ハイカウンターからエントランス側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場、ハイカウンターの上の和紙照明の詳細 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場、島什器と床の詳細 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場、棚の詳細 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す平面図 image©トラフ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


日本全国の職人が手掛けた製品を販売する包丁と砥石の店、ひとひらの新店舗の計画。
三軒茶屋の昔ながらの居酒屋などが軒を連ねる繁華街の一角に、研ぎ直しもできる工房と海外の包丁専門店へ出荷準備ができるオフィスを備えた店舗が求められた。

奥行きのある区画に対して、手前を売場、奥を工房とオフィスのエリアとした。建築の前面空地を活かし、オーニングを設置して道行く人を呼び込みやすくした。

店内は、片側の壁一面に包丁を陳列し、もう片方の壁面には砥石をならべ、中央は島状の什器でイベントでも使いやすいフレキシブルなレイアウトとした。売場中央はモルタル仕上げ、包丁棚とカウンター周りをフローリングとし、縁側のように感じさせる。海外からの顧客や取引先の包丁店のオーナーの来店も見据え、日本的な丁寧さが感じられる造作による空間を計画した。

包丁棚では、製品を美しく見せるために、照明の光が刃物に反射しないように慎重に角度を決定した。多彩な表情を見せる砥石は、石の表情が映えるよう水平の棚に陳列している。お重と呼ぶ島什器は分割でき、イベントに合わせて段数と配置を変えることができる。また、売場の小窓を通じて、工房内の研磨機による作業が垣間見える。

カウンターの一部はハイカウンターとし、顧客とスタッフの間のコミュニケーションを促す場所を作った。カウンター上部のオリジナルペンダント照明は三重の和紙を用い、柔らかな光で店内を演出する。

コミュニケーションを大切に、来客がゆっくりと時間を過ごせる空間を目指した。

■建築概要

所在地:東京都世田谷区
主要用途:物販店舗、オフィス
施工:クリキンディ、福井工房
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
音響:WHITELIGHT SOUNDSYSTEM
延床面積:138.25㎡
設計期間:2024年4月~8月
施工期間:2024年9月~11月
写真:長谷川健太

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床売場 床

オークフローリングt12りゃんこ貼り W55xL909(IOC

内装・造作家具売場 什器

オーク突板貼り

内装・造作家具売場 ハイカウンター

オーク突板貼り
ファニチャーリノリウムforbo

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


A design plan for Hitohira, a new shop selling Houchou (Japanese knives) and whetstone made by craftsmen from all over Japan. Located on a busy street in Sangenchaya, among old-fashioned sake shops, a store that features a workshop for re-sharpening and an office that functions as a shipping base, sending items to overseas Houchou specialty stores is sought.

The space is designed to have the sales area at the front, and the workshop and office area in the back.
Utilizing the ample open space in front of the site, we positioned the awning to catch the eye of traffic on the street. 

Inside the store, the display wall on the side displays Houchous, and wall on the other side has whetstones. The center of the island fixture expands the flexibility of the layout, enabling its use for events. The center of the sales area is finished with mortar and the area around Houchou shelves and the counter is covered with flooring to evoke the feeling of an “Engawa” in visitors. The space was crafted with a sense of Japanese precision to appeal to visiting customers and Houchou store owners from overseas.

Much attention was given to the lighting angle to ensure the lighting did not reflect off the Houchou blades and ensure a beautiful setting. The whetstones, each with their unique textures, are displayed on the horizontal shelves, and this enhances the beauty of the stones. The island fixtures called “Oju (Japanese traditional lunch boxes) can be divided, and the number of boxes and layouts can be reconfigured according to the needs of each event. In addition, through a small window in the sales area, visitors can get a glimpse of the work carried out by the sharpening machine in the workshop.

Part of the counter was provided as a high counter to encourage communication between visitors and staff. The original pendant lighting above the counter is made from triple-layered washi paper, which provides lighting with a soft glow throughout the store.

We aimed to create a space that values communication and where visitors can spend their time in a leisurely way.

HITOHIRA
Building Site: Setagaya, Tokyo
Principle use: Shop,Office
Production: kurikindi / LIFE Works
Credit: Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN / Sound: WHITELIGHT SOUNDSYSTEM
Total floor area: 138.25m2
Design period: 2024.04-08
Construction period: 2024.09-11
Photo: Kenta Hasegawa

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【受賞歴】
2016 SD Review 2016 SD賞 / House N
2017 第5回高知県建築文化賞 新人賞 / 相生町の家
2018 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018展覧会 出展アーティスト選出 / 方丈の屋根
2019 JID AWARD 2019 NEXTAGE部門賞 / 方丈の屋根
2019 波川にこにこ館等全面改築工事設計委託業務プロポーザル最優秀賞(高知県吾川郡いの町)
2019 飛騨市役所応接室木質化業務プロポーザル最優秀賞(岐阜県飛騨市)/ 株式会社 飛騨の森でクマは踊る(共同)
2024 第37回日経ニューオフィス賞・四国ニューオフィス推進賞+四国経済産業局長賞 / フクヤ建設社屋
2024 第6回JIA四国建築賞2024 佳作 / フクヤ建設社屋
2024 GOOD DESIGN AWARD 2024 / 鵠沼の家
2024 GOOD DESIGN AWARD 2024 / 南久万の家
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【スタッフ募集のお知らせ】
日本全国で超高層から個人邸まで様々なタイプと規模のプロジェクトを手掛ける「高階澄人建築事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集いたします。

【仕事の進め方について】
私たちは2001年の創立以来、ホテル、オフィスビル、集合住宅、コーポラティブハウス、個人住宅、モデュラー建築など多岐にわたるプロジェクトにおいて、企画設計>基本設計>実施設計>工事監理までの全プロセスに関わることを基本的な姿勢としています。

建築の設計を行うだけでなく、プロジェクト全体を通じて専門家としてクライアントに併走することにより、質の高い設計サービスを提供することを心がけています。設計作業はていねいなコンサルティングに始まり、諸条件の整理・分析の後、3DCGやムービーを多用したクライアントとの緊密なコミュニケーションの中で最適解を探していきます。

コストコントロールと工事監理においても的確な技術によりクライアントの求めるデザインを実現しています。

【チームワークについて】
私たちはプロジェクトへの関わり方からスタッフの働き方まで、よりパワフルでフレキシブルな設計チームを目指して常にチームマネジメントに工夫を重ねています。

スタッフは同時に複数のプロジェクトに関与し、本人のスキルに応じてそれぞれのプロジェクトの最適なフェーズに携わるスタイルで業務を進めていますので、経験の少ない方でもチームワークの中で業務の流れを習得しやすく、経験者はプロジェクトに責任と自主性をもって関与することができます。

個々の達成感とチームへの貢献の積み重ねがプロジェクトの質を高めるものと私たちは考えています。優れたチームワークにより効率的に時間を使うことは、創造のための時間を生み出すばかりでなく勤務時間を短縮し、より良いワークライフバランスを実現させることに繋がります。

【特徴とアドバンテージについて】
小規模な事務所でありながら、効率的なデザインプロセス、チームワーク、マネジメントにより、大規模ホテルから別荘まで様々なタイプと規模のプロジェクトに対応できることは私たちの最大の特徴であり、スタッフにとっても事務所にとっても経験値の幅を広げる結果となっています。

また、24年にわたる業務の蓄積と経験豊かなスタッフと協働することにより、大規模プロジェクトにも対応できる設計力や、資格試験にも役立つ広範な知識を確実に身につけることができます。

設計者としての能力を高めたい方、設計チームの一員として意欲を持って長期間勤めていただける方を募集いたします。

ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、廊下から吹抜側を見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、幼児室から吹抜側を見る。 photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、埼玉・さいたま市の「北向きに建つ保育園」です。
向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地です。建築家は、“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向しました。そして、道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案しました。

北向きに接道し、その他の三面は住宅に囲まれた敷地に建つ保育園。

建築家によるテキストより

南側はすぐアパートが迫っており、プライバシー的にどうにも窓が開けづらかった。また、そもそも保育園では日当たりの良い窓は直射日光を避けるために日常的には窓にはカーテンがかかってしまう傾向があるように感じていたので、北向きという条件を活かすことから考えた。ちょうど、北側のお向かいには、神社や屋敷の生き生きとした生垣や緑があった。

建築家によるテキストより

そこで今回は北側に1階2階をまたがる大きな窓を作ることでプライバシーを確保しつつも、向かいの緑や拡散光を取り込むということを目指した。階段も北側に配置し、階段室をホールのようにし、町と保育室の間の中間領域として位置付ける。それを南側の保育室よりも背を高くすることで南側へ小さなハイサイドライトあけ、太陽光を曲面にバウンスさせ、保育室にやわらかく取り込む。

保育室は上下階で役割を分け、1階は天高を抑えた0-2歳児のための落ち着いた空間、2階は天高が高くスパンの飛んだ3-5歳児がアクティブに使えるちょっとした体育館のような空間としている。階段室がまちとのバッファとしての光溜まりとなり、大きな窓は1階と2階と半階ズレた位置に取り付く。上下に一体感を作り出す中に、人や光、緑の変化を取り込む。

建築家によるテキストより

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