architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 動画
  • 展覧会
  • コンペ
  • 書籍
  • 建築求人
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2025.2.11Tue
2025.2.10Mon
2025.2.12Wed
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする
photo©yousuke ohtake

SHARE 阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする

architecture|feature
住宅大阪阿曽芙実図面あり大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)大垣林業
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする外観、南西側の交差点より見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space3」から「space1(コート1)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、手前左:「space9」、手前中央:「space8」、手前右:「space7」、左奥:「space6」、正面奥:「space5」、正面右:「space4」 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階、「space18」から「space12(リビング)」と「space10(ダイニング)」を見る。 photo©yousuke ohtake

阿曽芙実建築設計事務所が設計した、大阪の住宅「13pieces」です。
方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地です。建築家は、特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向しました。そして、敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとしました。

敷地周辺は、南北をJRと私鉄、東西に巨大遺跡公園や幹線道路があり、都市のインフラに切り取られた住宅地の一角で、小振りの住宅が綺麗に並んだ角地にある。

建築家によるテキストより

町並みはあまり特徴がなく、どこにでもありそうな風景だ。利便性がいい場所柄もあり、建て替えによる世代交代が進み、車庫がなかった2階建ての住宅地から車庫あり3階建ての住宅地に風景を変えようとしている。それはつまり、車庫をつくることで1階の前庭が無くなり、3階になることで建物のボリュームが増す。

このような場所に、新たに車庫なし2階建てを計画する。敷地が変則5角形だったり、角地で2面開いていたりと方向性を特定しにくい敷地の特性から、どの面に対しても同じ接し方で解いていくことにした。

建築家によるテキストより

まず、敷地境界線からひと回り小さい線で囲いとり、9つの枡に分けた。
9つに分けることで、各方角の5面に対して対等に建った。9つの枡の交差する点を開き、交差しない線を閉じた。すると、隣り合う枡は距離をとり、斜めの枡とは視線が抜け共鳴し合い、9つの枡と交差する4つのエリアが生まれる。交差するたれ壁の高さを揃え、それぞれの交差点のたれ壁の高さを変えることで、空間の質を変化させた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする外観、南西側の交差点より見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする外観、南東側の道路より見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space3」から「space1(コート1)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space1(コート1)」、吹抜を見上げる。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space5」から「space2」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、手前左:「space9」、手前中央:「space8」、手前右:「space7」、左奥:「space6」、正面奥:「space5」、正面右:「space4」 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space7」から「space5」と「space4」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階、「space7」から「space8」越しに「space9」の階段を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階、「space18」から「space12(リビング)」と「space10(ダイニング)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階、「space12(リビング)」から「space10(ダイニング)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階、「space10(ダイニング)」から「space12(リビング)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階、「space16(キッチン)」から「space10(ダイニング)」を見る。 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする外観、南西側の交差点より「space1(コート1)」側を見る、夜景 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする外観、南西側の交差点より見る、夜景 photo©yousuke ohtake
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする1階平面図 image©阿曽芙実建築設計事務所
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする2階平面図 image©阿曽芙実建築設計事務所
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする屋根伏図 image©阿曽芙実建築設計事務所
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする断面詳細パース image©阿曽芙実建築設計事務所
阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとするダイアグラム image©阿曽芙実建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


内と内、内と外、開口でつくる距離感

敷地周辺は、南北をJRと私鉄、東西に巨大遺跡公園や幹線道路があり、都市のインフラに切り取られた住宅地の一角で、小降りの住宅が綺麗に並んだ角地にある。

町並みはあまり特徴がなく、どこにでもありそうな風景だ。利便性がいい場所柄もあり、建て替えによる世代交代が進み、車庫がなかった2階建ての住宅地から車庫あり3階建ての住宅地に風景を変えようとしている。それはつまり、車庫をつくることで1階の前庭が無くなり、3階になることで建物のボリュームが増す。

このような場所に、新たに車庫なし2階建てを計画する。敷地が変則5角形だったり、角地で2面開いていたりと方向性を特定しにくい敷地の特性から、どの面に対しても同じ接し方で解いていくことにした。

まず、敷地境界線からひと回り小さい線で囲いとり、9つの枡に分けた。
9つに分けることで、各方角の5面に対して対等に建った。9つの枡の交差する点を開き、交差しない線を閉じた。すると、隣り合う枡は距離をとり、斜めの枡とは視線が抜け共鳴し合い、9つの枡と交差する4つのエリアが生まれる。交差するたれ壁の高さを揃え、それぞれの交差点のたれ壁の高さを変えることで、空間の質を変化させた。

1階のspace6や8、2階のspace15のように壁で隔てられた枡を前提に空間をつくりとったり、枡の交差点でたれ壁によって緩やかに囲われたエリア、例えば、1階のspace5からspace9への移動空間(階段を上がり口)や2階のキッチンやダイニングのように生活空間を獲得したりと、それぞれの場所を使い分けた。暮らしの中で移動しながら視線の位置が変化すると、空間の捉え方が変化し、つながったり途切れたりする。

町との接続部分に関しては、緑を枡の中に取り込み、レイヤーをかけることで前庭を内部に引き込み、天井を高くすることで建物全体としては、2.5階建て程度の高さとした。各方角に対しては、近隣の細やかな特徴を拾いながら開口の位置や大きさで形成しながら窓を散りばめることで、外観からの階数や方角に対するリテラシーを一掃した。これにより、車庫なし前庭ありの2階建ての景色と、前庭なしの3階建ての町並みとの合間を図った景色を窓によって可能にした。
(阿曽芙実)

■建築概要

題名:13pieces
所在地:大阪府
主用途:専用住宅
設計:阿曽芙実建築設計事務所 担当/阿曽芙実
施工:大垣林業株式会社
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:81.93㎡
建築面積:53.95㎡
延床面積:93.64㎡
設計:2023年4月~2023年10月
工事:2023年10月~2024年3月
竣工:2024年3月
写真:yousuke ohtake

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板嵌合葺き

外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板t-0.4 小波

内装・床土間

土間コンクリート

内装・床内部 床

フローリング

内装・壁内部 壁

クロス

内装・天井内部 天井

構造用合板 梁 根太 現し

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Inside and inside, inside and outside, creating distance through openings

The site is surrounded by JR and private railways to the north and south, a huge ruins park and main roads to the east and west, and is a corner of a residential area cut off by urban infrastructure, with small houses neatly lined up. The streetscape is not particularly distinctive, and it looks like something you could find anywhere. Due to the convenient location, the area is undergoing a generational change through rebuilding, and they are trying to change the landscape from a two-story residential area without garages to a three-story residential area with garages. In other words, by creating a garage, the front yard on the first floor will be eliminated, and the third floor will increase the volume of the building.

A new two-story building without a garage is planned for this location. Due to the characteristics of the site, which is an irregular pentagon and has two open sides on a corner, making it difficult to pinpoint the direction, we decided to solve the problem in the same way on all sides.

First, we drew a line one size smaller than the site boundary line and divided it into nine squares. By dividing it into nine, the building was built equally on all five sides in each direction. The intersections of the nine squares were opened, and the lines that did not intersect were closed. Then, the adjacent squares were spaced apart, and the lines of sight were clear of the diagonal squares, resonating with each other, creating four areas that intersect with the nine squares. The quality of the space was changed by aligning the height of the intersecting hanging walls and changing the height of the hanging walls at each intersection.

Spaces were created based on the premise that the squares are separated by walls, such as space 6 and 8 on the first floor and space 15 on the second floor, and areas gently enclosed by hanging walls at the intersections of the squares, such as the transition space from space 5 to space 9 on the first floor (the entrance at the top of the stairs) and the kitchen and dining room on the second floor, providing living space. When the position of the line of sight changes as you move around in your daily life, the way you perceive the space changes, and it is connected or disconnected.

As for the connection to the town, greenery was brought into the squares, and the front garden was pulled in by layering, and the ceiling was raised, making the overall building about 2.5 stories tall. For each direction, the windows are scattered around, taking into account the subtle characteristics of the neighborhood and shaping the opening positions and sizes, eliminating any sense of literacy regarding floor numbers and directions from the exterior. This allows the windows to create a view that blends between the two-story building with no garage and a front yard and the three-story building with no front yard. (FUMI ASO)

あわせて読みたい

サムネイル:常山未央 / mnmによる東京都品川区の戸建て住宅をリノベーションしたシェアハウス「不動前ハウス」
常山未央 / mnmによる東京都品川区の戸建て住宅をリノベーションしたシェアハウス「不動前ハウス」
  • SHARE
住宅大阪阿曽芙実図面あり大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)大垣林業
2025.02.11 Tue 08:25
0
permalink

#阿曽芙実の関連記事

  • 2025.6.24Tue
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・淡路市の「dots n / 農園付き住居」。農業希望者に体験機会を提供する為に市の施設として計画。新しさと懐かしさのある“ここだけの風景”を主題とし、田の字型平面で寄棟と換気塔を特徴とする建築を考案。屋根や壁などに地域の“土の素材”も用いる
  • 2023.10.13Fri
    阿曽芙実建築設計事務所による、徳島・神山町の「ホマレノモリ」。山奥の民家を改修した“山”と“町”を繋ぐ為の施設。両方の当事者間の交流の促進を求め、便利さではなく“根源的な時間体験”を共有する場を志向。解体した材を“資源”と捉え出来る限り“再利用”して空間を作る
  • 2023.9.01Fri
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応える
  • 2023.1.06Fri
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計
  • 2022.6.29Wed
    阿曽芙実建築設計事務所による、奈良の店舗兼住宅「T house Renovation」。築40年の木造住宅をネイルサロンと住居に改修。家族の暮らしに主眼を置く在り方を目指して、私より公が優先された典型的な田の字プランの逆転を構想。既存の“鴨居”等は残して空間の緩やかな分節に援用
  • 2021.12.10Fri
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house Ym apartment renovation」。山と海の間にあり独特な光の色をもつ神戸を“パステルカラーが似合う街”と捉え、回遊性あるプランで風や光を全体に循環させると共に、仕上げ材料へのこだわりで五感を意識させる
  • 2021.3.29Mon
    阿曽芙実建築設計事務所による、奈良・香芝市の住宅「TO…」
  • 2021.3.22Mon
    阿曽芙実建築設計事務所による、奈良・橿原市の住宅「melodia」
  • 2021.3.10Wed
    阿曽芙実建築設計事務所による、大阪・堺市の住宅「MORI」
  • 2021.3.09Tue
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」
  • view all
view all

#大竹央祐の関連記事

  • 2025.5.20Tue
    浜田晶則建築設計事務所による、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」。トイレと休憩所の機能を持つ施設。“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案。国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作る
  • 2025.1.28Tue
    竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図
  • 2025.1.20Mon
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
  • 2024.10.24Thu
    髙濱健嗣建築設計事務所による、兵庫の住戸改修「T Flat」。二面を外気に面した区画。開放的な家との要望に、水廻り等の機能を“木の箱”に集約して大きなワンルーム空間を確保する構成を考案。用途に応じてカーテンで間仕切れる仕様とし“家族の距離感”の調整も可能にする
  • 2024.10.21Mon
    石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する
  • 2024.9.16Mon
    桑原淳司建築設計事務所による、大阪の「南堀江の眼科」。繁華街に近い地域での医院の新築計画。同業他者との差別化も目指し、煉瓦を透積して光を当てる“人々を優しく照らし出す行灯”の様な外観の建築を考案。内装では患者や来訪者が“落ち着ける雰囲気”も意識
  • 2024.4.22Mon
    石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎の「五島列島製麺所」。民家を改修した“島の観光拠点”にもなる蕎麦店。既存を観光客を迎え入れる“構え”に変える為に、内外を跨ぐ“屋根空間”を増築して“奥行きを持った”立面を構築。周辺の下屋のある建物群との呼応も意図
  • 2024.3.29Fri
    石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島のシェアスペース「knit.」。“無いものは作る”精神を持つ人々が多い地域での計画。用途と建築形式が“画一的”な街の状況に対し、島民の多様性に応える“包括的”な建築を志向。既存の形状を活かした“長いカウンター”が貫通する空間を考案
  • 2024.3.22Fri
    OSTR / 太田翔+武井良祐による、大阪市の「大阪サウナDESSE」。都心のビルの中に計画された温浴施設。閉鎖的な状況で“日常の延長”としての空間を目指し、多様な動線がある“庭のような建築”を志向。異なる特徴を持つ7つのサウナをフロアに点在させて“川的な風景”で繋げる
  • 2024.3.11Mon
    OSTR / 太田翔+武井良祐による、奈良・生駒市の「宝山寺のギャラリーと住宅」。車で近づけない場所に建つ古民家を改修。搬入に係る与件を考慮し、敷地内の材料の再利用で“コストの抑制”と“新たな価値の創出”を叶える設計を志向。解体で出た部材を“新たな仕上げ”に転用して空間をつくる
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    61,002
    • Follow
    83,458
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More
    2025.2.10Mon
    • 【ap job更新】 クリエイティブなスキルとデザインで不動産を再生する「株式会社リアルゲイト」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    • 【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 “ホテルを空間メディア”と捉えて、企画と開発から運営までも手掛ける「株式会社 水星」が、ブランドディレクター(設計経験者も歓迎)を募集中
    • 松浦光宏 / designFreakによる、東京・港区のオフィス「Subcultural Retreat with a Kick」。従来の労働空間からの逸脱も目指した計画。理想像を“多様な才能が集まる都会の姿”に定め、アジア・混沌・ポップなどをキーワードとして設計。其々の会議室を建物に見立てて作ると共に固有のアートワークも施す
    • 竹中工務店の新世代による「たてものめがね まちめがね展」が開催。大阪の“VS.”を会場に、縮尺を切り口とした体験型展示や子供も参加できるワークショップ等を通じて、“建物やまちをつくるおもしろさ”を伝える内容。太刀川英輔、津川恵理、奈良祐希らが登壇するイベントも実施
    • ほか
    2025.2.12Wed
    • 【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
    • 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現
    • 【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し、海外プロジェクトにも取り組む「PRIVATE建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)、広報事務職、アルバイトを募集中
    • 津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    61,002
    • Follow
    83,458
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 動画
    • 展覧会
    • コンペ
    • 書籍
    • 建築求人
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white