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2025.9.09Tue
2025.9.08Mon
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す
photo©長谷川健太

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architecture|feature
アオイ・ホーム円酒構造設計小野良輔建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・キッチン)建材(内装・その他)建材(内装・水廻り)住宅図面あり鹿児島長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の北東側より見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す土間からキッチンとリビングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すリビングから土間とダイニングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す天井の架構を見上げる。 photo©長谷川健太

小野良輔建築設計事務所が設計した、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」です。
猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画されました。建築家は、人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案しました。また、地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出します。

夫婦と子ども、そして多くの猫たちが暮らす、奄美大島の集落内に建つ小さな住宅である。

クライアントが動物にかかわる仕事のため、保護猫を住宅内で預かることが多い。猫に限らず時には犬や鳥などもその対象のため、コンパクトながら無理なく人間と動物が共存できるような空間が求められた。

建築家によるテキストより

20坪弱の正方形平面の外周部に猫のための天井の低いロフト空間を法規上認められる最大値に近い面積で設けている。そのため、この住宅は人にとっては20坪、猫にとっては30坪ほどの住宅とも言える。

天井が低く緩勾配となる外周部の屋根に対し、中心付近は高天井・急勾配の屋根としている。屋根の形状の変化が空間に広がりを感じさせるような構成となっている。
外周部の緩勾配は敷地周辺に建つ奄美の古民家特有の意匠と調和するだけでなく、低く押さえられた軒と立面により台風に対しての見付面積を小さくできる形態であり、また中心部の急勾配がつくる大きな気積は身体感覚的な開放感をもたらしてくれる。
中央上部に溜まる日射熱は機械換気設備により排熱し、人の住空間の温熱環境性能の向上をはかった。

建築家によるテキストより

この屋根を支持する構造体が「ねこやぐら」と名付けたストラクチャであり、この住宅の中心にあって人と動物の共存を実現する装置でもある。
ねこやぐらは4本の柱と梁で構成されており、足元は一段下がった土間空間となっている。
柱で囲まれた小下がりの土間空間は、空間的な断絶はないものの領域としても素材として切り替えている。ここはケージなどが置かれていても良い半屋外空間のような扱いが可能な場所として設定した。小上がりのフローリングに腰を掛けることで人同士・人と動物が向き合う関係性も生まれる。

また、4本のうち2本の柱は麻縄を巻いた丸柱であり、猫の通り道や爪とぎとして、猫の生活になくてはならない物となっている。丸柱を登った先の梁はロフト空間へのキャットウォークとして使われている。

正方形平面にかけた放射状の梁は、一般的な隅木による方形屋根の梁にくらべ、隅木に対して応力集中を起こさず応力を分散できるため、梁せいを小さくしながら安定性を高めることができる形式である。この断面の小ささにより、猫の通り道を遮ることないまま緩勾配を実現している。また、放射状の梁はどこにいても認識され、住宅の中心性をより際立たせるマーカーとしても働いている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す鳥瞰、南東側より見下ろす。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す俯瞰、敷地上空より見下ろす。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の北東側より見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、北東側より屋根を見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の東側より見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、屋根の詳細 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、壁と窓の詳細 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、屋根と軒の詳細 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の南東側より見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の南側より見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す外観、敷地内の南東側より開口部越しにリビングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す敷地内の外部より開口部越しに内部を見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す玄関から土間側を見る。(建具を閉じた状態) photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す玄関から土間側を見る。(建具を開けた状態) photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す土間からリビングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す土間からキッチンとリビングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す土間からリビングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すリビングと土間 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す土間からダイニングとキッチンを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すダイニング photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すダイニング photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すダイニングからキッチンを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す左:キッチン、中央手前:ダイニング、中央奥:リビング、右:土間 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すダイニング側からリビングと土間を見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すダイニング側からリビングと土間を見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すリビングから土間とダイニングを見る。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す天井の架構を見上げる。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す天井の架構を見上げる。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す天井の架構を見上げる。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す天井の架構を見上げる。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すロフトからリビングを見下ろす。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すロフト photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すロフト photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すロフト photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出すロフトから土間を見下ろす。 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す猫の通り道 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す棚でくつろぐ猫 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す棚でくつろぐ猫 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す寝室2と収納 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す寝室1 photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す平面図 image©小野良輔建築設計事務所
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「ねこやぐらの家」。猫などの小動物を家で預かる施主の為に計画。人間と動物の無理のない“共存”を目指し、猫の通り道にもなる“構造体”を中央に配置する建築を考案。地域の古民家とも調和する屋根形状は室内に開放感も生み出す断面図 image©小野良輔建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


夫婦と子ども、そして多くの猫たちが暮らす、奄美大島の集落内に建つ小さな住宅である。

クライアントが動物にかかわる仕事のため、保護猫を住宅内で預かることが多い。猫に限らず時には犬や鳥などもその対象のため、コンパクトながら無理なく人間と動物が共存できるような空間が求められた。

20坪弱の正方形平面の外周部に猫のための天井の低いロフト空間を法規上認められる最大値に近い面積で設けている。そのため、この住宅は人にとっては20坪、猫にとっては30坪ほどの住宅とも言える。

天井が低く緩勾配となる外周部の屋根に対し、中心付近は高天井・急勾配の屋根としている。屋根の形状の変化が空間に広がりを感じさせるような構成となっている。
外周部の緩勾配は敷地周辺に建つ奄美の古民家特有の意匠と調和するだけでなく、低く押さえられた軒と立面により台風に対しての見付面積を小さくできる形態であり、また中心部の急勾配がつくる大きな気積は身体感覚的な開放感をもたらしてくれる。
中央上部に溜まる日射熱は機械換気設備により排熱し、人の住空間の温熱環境性能の向上をはかった。

この屋根を支持する構造体が「ねこやぐら」と名付けたストラクチャであり、この住宅の中心にあって人と動物の共存を実現する装置でもある。
ねこやぐらは4本の柱と梁で構成されており、足元は一段下がった土間空間となっている。
柱で囲まれた小下がりの土間空間は、空間的な断絶はないものの領域としても素材として切り替えている。ここはケージなどが置かれていても良い半屋外空間のような扱いが可能な場所として設定した。小上がりのフローリングに腰を掛けることで人同士・人と動物が向き合う関係性も生まれる。

また、4本のうち2本の柱は麻縄を巻いた丸柱であり、猫の通り道や爪とぎとして、猫の生活になくてはならない物となっている。丸柱を登った先の梁はロフト空間へのキャットウォークとして使われている。

正方形平面にかけた放射状の梁は、一般的な隅木による方形屋根の梁にくらべ、隅木に対して応力集中を起こさず応力を分散できるため、梁せいを小さくしながら安定性を高めることができる形式である。この断面の小ささにより、猫の通り道を遮ることないまま緩勾配を実現している。また、放射状の梁はどこにいても認識され、住宅の中心性をより際立たせるマーカーとしても働いている。

開口の計画はキッチンやキャットウォークの位置とあわせて、人だけでなく外を見る猫の習性にあわせて計画している。特に猫に人気の窓にはいつも誰かが日向ぼっこをしているようだ。
外構は人が食べるグァバやクロウサギが食べるゲッキツ等の食用植物をはじめ様々な樹種をゆとりある配置とし、将来的な家庭菜園を楽しむ余白も持った植栽計画を行っている。

コンパクトな住宅の依頼が2021年のウッドショック以降続く工事費上昇をきっかけとして急激に増えてきているように感じる。
この住宅についてもその文脈の中で考案したものであるが、小さいことをネガティヴに捉えず家族同士の距離の近さを楽しむ事ができる住居のあり方を考えるきっかけとなった。ここに住み始めてから、人同士だけでなく猫同士も仲良く遊ぶ時間が増えたという。
それは広さや部屋の数など定量的には語れない空間の設えによるものだと感じている。

■建築概要

題名:ねこやぐらの家
所在地:鹿児島県大島郡龍郷町
用途:一戸建ての住宅
設計監理:小野良輔建築設計事務所 担当/小野良輔
施工管理:アオイ・ホーム 担当/青井実
構造設計:円酒構造設計 担当/円酒昂
構造・規模:木造1階建て
敷地面積:301.00㎡(91.0坪)
建築面積:67.07㎡(20.3坪)
延床面積:65.41㎡(19.8坪)
設計期間:2021年7月~2023年3月
工事期間:2023年6月~2023年12月
竣工年月:2023年12月
建築写真:長谷川健太

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁壁

杉相じゃくり板張り+防腐塗装

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 小波板葺き t=0.4

外装・建具建具

アルミサッシ フレミングJ(YKKap)

内装・床主要箇所 床

フローリングt=15 VividアカシアUV(e-建材)

内装・壁主要箇所 壁

PBt=12.5 EP塗装

内装・天井主要箇所 天井

ラワン合板t=4染色

内装・その他柱

麻縄巻き

内装・キッチンキッチン

造作キッチン(藤木工所)

内装・建具木製建具

造作(藤木工所)

内装・水廻り浴槽

ユニットバス サザナ(TOTO)

内装・水廻り便器

ピュアレスト(TOTO)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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アオイ・ホーム円酒構造設計小野良輔建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・キッチン)建材(内装・その他)建材(内装・水廻り)住宅図面あり鹿児島長谷川健太
2025.09.09 Tue 06:45
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    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「佐仁の家」。施主が扱う建材の体験なども目的とした貸別荘。機能に捉われない“様々な顔を持つ”存在とする為、風土から導かれる“建築の原型”と向き合い計画。地域と繋がりの深い“土俵”の構造形式を引用と再編集して造る
  • 2025.2.18Tue
    栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島の「指宿白水館 白砂の間」。老舗旅館にコンセプトルームを作る計画。地域の“砂むし温泉”に着目し、体験から得られる“生命の原初に回帰した様な解放感”の表現を志向。砂の手触り等を想起させる素材を用いて海へと視線が抜ける空間を作る
  • 2025.1.31Fri
    西沢立衛事務所が、鹿児島の「古仁屋小学校」設計プロポで最優秀提案者に選定。提案書も公開。次点者は、髙橋一平事務所。佳作に、濱田慎太、保坂猛、妹島和世、武田建築事務所が名を連ねる
  • 2025.1.21Tue
    小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる
  • 2024.12.30Mon
    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・大島郡の住宅「赤尾木の縁側」。三世代の為の住まい。母と子世帯が其々に望む部屋の実現と共に“一体感”の創出も目指し、両者の間に“リビングと同等規模の軒下空間”を設ける構成を考案。全体に大屋根をかけて家としての“まとまり”も生み出す
  • 2023.11.15Wed
    栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す
  • 2023.6.21Wed
    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える
  • 2023.1.18Wed
    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る
  • 2022.8.04Thu
    片田友樹 / micelleによる、鹿児島の宿泊施設「KOTOBUKI HOTEL」。既存建物を改修増築したビジネスホテル。観光資源の役割と新規性の提供を目指し、既存の横に特徴的形態の別棟が隙間を開けて並ぶ構成を考案。内部でも“隙間”を意識し多様な背景の人や物の受容も意図
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    【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・内装設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理 のスタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・内装設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理 のスタッフを募集中

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    【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・内装設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理 のスタッフを募集中
    【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・内装設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理 のスタッフを募集中「福島の循環型木造スタジアム」
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」の、建築設計・内装設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理 のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    私たちVUILDは、今年大きな変革の年を迎えております。

    その変革とは、①部材加工にとどまらず施工まで担うこと、②木材だけでなくコンクリートや鉄など異素材に挑戦すること、③より大規模な都市レベルの建築に着手すること、④日本を越えて海外に挑むこと、といった未踏の領域への果敢な挑戦です。

    2019年竣工の『まれびとの家』以降、着実に実績を重ね、先日は遂に1万平米規模となる『福島の木造スタジアム計画』を公表しました。加えて、ヴェネチアでの国際建築展への出展や、世界三大デザイン賞「iFデザインアワード」での最高賞GOLD受賞など、国際的な舞台にも立ち始めています。

    その成果もあり、野心的なプロジェクトのお声掛けをいただく機会が増え、手がける建築の規模は拡大しつつあります。また工場も300平米から1000平米へと拡張し、製造能力も大幅に高まりました。

    最近では、設計事務所としてのプロジェクト以上に、他の設計事務所やゼネコン・工務店からの制作や施工を担う案件も増加し、ビジネスとしても着実な成長を遂げています。

    こうした流れの中、今年9月には大型の資金調達にも成功し、さらなる事業拡大を目指しております。この新たな転換期において、設計・エンジニア・制作・施工、それぞれのチームで新しい仲間を募集いたします。

    現在、建設業界は職人不足や建設費高騰といった課題に直面しています。だからこそ、デジタル技術を駆使して設計から施工まで一貫して行える私たちの優位性が活かされます。新しい建築の未来、そして次世代のゼネコンのあり方を共に切り拓いていただける方のご応募を、心よりお待ちしております。

    VUILD株式会社 代表取締役CEO 秋吉浩気

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    2025.09.09 Tue 17:16
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    【ap job更新】 建築・都市・地域のデザインを通して、社会に新たな価値を生み出す「株式会社 TIT」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 建築・都市・地域のデザインを通して、社会に新たな価値を生み出す「株式会社 TIT」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
    【ap job更新】 建築・都市・地域のデザインを通して、社会に新たな価値を生み出す「株式会社 TIT」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中丸岡観光情報センター
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    建築・都市・地域のデザインを通して、社会に新たな価値を生み出す「株式会社 TIT」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ソフトからハードまで、小さなスケールから大きなスケールまで、個人の暮らしから社会まで、株式会社TITは幅広い視野で取り組んでいます。
    私たちと一緒に、空間的・時間的ひろがりを通した新たな価値をつくりだす計画・設計・実践・研究を行うメンバーを募集します。

    現在、複数建物を開発するマスタープラン作成、歴史的駅舎の改修・利活用、史跡公園・ガイダンス施設の設計、歴史的建造物の保存支援、エリアブランディング構想、景観計画、歴史・文化財を生かしたまちづくり計画、などのプロジェクトが進行中です。

    ・建築が好きでスキルアップを目指したい人
    ・建築のみならず、まちづくり・都市デザインに興味を持って挑みたい人
    ・地域に拠点をつくって取り組みたい人

    TITは、まちづくりから建築設計、運営まで一貫して取り組む建築・都市設計事務所です。 私たちは、3つの領域のデザインを行います。
    ・人間と環境をつなぐ「建築デザイン」
    ・環境と社会をつなぐ「都市デザイン」
    ・社会と人間をつなぐ「地域デザイン」

    「建築デザイン」
    個人住宅・オフィス、地方自治体による観光センターや鉄道駅舎・公営住宅・宿泊温浴施設・物産施設・公共トイレなどの公共施設の設計監理、新しくつくるだけでなく歴史的建造物の保存活用や既存建物を利活用するリノベーション・コンバージョンも行っています。

    「都市デザイン」
    ひとつの敷地にとどまらないマスタープラン、エリア整備・エリアブランディング構想、地方自治体のまちづくり構想・計画立案、文化財を活かした歴史まちづくり、景観づくり、福島県浜通りでの復興支援など、建築・都市を横断して取り組んでいます。

    「地域デザイン」
    プロジェクトの過程では、ワークショップなど地域との対話・協働を重視しながら進め、プロジェクトを推進する拠点の運営なども行っています。

    3つのデザインを通して、多様な主体とともに将来の都市を構想し、建築設計・空間づくりの実践を通した地域や社会に新たな価値を生む提案を続けてきています。

    私たち事務所の特徴は、建築・都市に関わるフィールドがとにかく広いことです。プロジェクトごとに多様な専門家とチームを組み、様々な業務を遂行しています。複数のプロジェクトを同時進行で遂行しています。ひとつとして同じ仕事はなく、メンバー間でフラットなコミュニケーションを取りながら、取り組んでいます。

    私たちは、「東京」と「福島」「福井」「神奈川」など多拠点で活動しています。地域との関わりをより強く持ちたいと考えています。そのため、地方移住を前提とした働き方、リモートワークや子育てによる時短勤務、建築士など資格取得や個人のスキルアップもできるような、様々な働き方も柔軟に支援しています。
    ぜひ一緒に新しい働き方を考えていきたいです。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.09.09 Tue 13:55
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    2025.9.06Sat
    • フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、東京・新宿区の複合ビル「昇」。48㎡の敷地に建つ飲食店と2つの住戸が入る建築。“垂直方向の可能性”を探求し、コアを設けずに平面外縁部の上下左右に“階段を巡らせる”構成を考案。与件の拮抗から生まれた“多価性”のある外観も特徴とする
    • 【ap job更新】 研究所やオフィス等の“イノベーション”に特化した「プラナス株式会社」が、意匠設計・内装設計・設備設計の正社員(既卒・経験者・新卒)を募集中
    • ネリ&フーによる、中国・海南島の宿泊施設「城郭都市 / サンヤ・ウェルネス・リトリート」。著名なリゾート地での計画。国の“古代の城郭都市”に着想を得て、重厚な基壇の上に二つの客室棟が載る構成を考案。“土地の精神”の体現も意図して“地元の職人技術”の採用や“少数民族の芸術”の参照も行う
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/1-9/7]

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