
SHARE 建築家8組による新作模型の展覧会「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」が、WHAT MUSEUMで開催。入場チケットをプレゼント。ALTEMY、Office Yuasa、ガラージュ、GROUP、DOMINO ARCHITECTS、畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ、平野利樹、RUI Architectsが出展
- 日程
- 2026年4月21日(火)–9月13日(日)

建築家8組による新作模型の展覧会「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」が、WHAT MUSEUMで開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットをプレゼントいたします。ALTEMY、Office Yuasa、ガラージュ、GROUP、DOMINO ARCHITECTS、畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ、平野利樹、RUI Architectsが出展します。
会期は、2026年4月21日~9月13日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年4月6日(月)9時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
「建築家の思考を知る装置」としての模型
建築模型は、建築の姿を立体的に示すものとして広く知られています。一方で、建築家にとって模型は、空間や構造、社会に対する自らの視点や思考を形にするための重要な表現手段でもあります。
本展で紹介する模型は、建物の完成像を示すためのものではありません。建築家が世界をどのような視点で捉え、どのような構えで向き合っているのか、その思考そのものを立体化したものです。来場者は模型を通して、図面や言葉だけでは捉えきれない建築家の思考に、空間的・身体的に触れることができます。新進気鋭の建築家8組による、本展のための新作模型
参加建築家は、ALTEMY、Office Yuasa、ガラージュ、GROUP、DOMINO ARCHITECTS、畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ、平野利樹、RUI Architectsの8組です。いずれも現在進行形の社会のなかで、「建築とは何か」という問いに向き合いながら活動を続けてきた建築家たちで、本展のために新たな模型を制作します。会場には全周約12mの模型をはじめ、鑑賞者が空間に入り込んで観察できるものや、直接手に取ることのできるものなどが並びます。スケールや形式の異なる模型を通して、建築家ごとの思考のかたちに触れることができます。変化する社会と、建築の思考
情報技術の進展や、災害、パンデミック、気候変動などを背景に、社会の前提は大きく揺れ動いています。建築の分野でも、目の前の課題への即応が求められる一方で、時間や場所を超えた長期的な視点で構想する重要性が改めて問われています。
本展のタイトルにある「波板と珊瑚礁」は、身近で人工的な建築素材と、長い時間をかけて形成される自然の構造物という、性質の異なる二つの存在を示す言葉です。それぞれの時間やスケール、生成の速度が交差しながら共存する状態を表しています。本展では、身近な素材や構造物を手がかりに、広い視野で建築を捉え直す建築家たちの試みを、模型を通して紹介します。模型というメディアを介して彼らの思考と想像力に触れることで、建築家が社会や環境とどのように向き合っているのかを体感的に知ることができます。
以下に、プレビュー画像と詳細な情報を掲載します。
展示内容の一部
以下の写真はクリックで拡大します








出展建築家・展示作品について
※五十音順・敬称略ALTEMY 「往還する身体」
都市の群像と鑑賞者が交わり、互いが他者のアーキテクチャとなる「往還」の関係性を立ち上げる。均質化されたヒトから「固有の身体」を見出し、私と他者が互いに環境となり続ける状況そのものを建築として提示する。
プロフィール:津川恵理が代表を務める建築デザインスタジオ/一級建築士事務所。建築、ランドスケープ、インスタレーション、モビリティ、ファッションなど、分野を問わず“アーキテクチャ”として設計している。Office Yuasa 「闇、遅れた微光」
蓄光を施した壁一面と5組の読書台に、来場者の点灯と読書の痕跡が消灯後に燐光として現れる。暗闇に重なる不在の輪郭が微光の模様を結び、即時に消費される日常に、遅延として立ち上がる透明な間柄。
プロフィール:湯浅良介/1982年東京都生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。内藤廣建築設計事務所を経て、2019年よりOffice Yuasaを主宰。2024年より多摩美術大学准教授。ガラージュ 「ほどかれた結界」
建築の集団性・身体性に着目し、即興的な仮設の構造体を展開する。領域をとじたり、ひらいたり、つないだりするような「ほどかれた結界」。これは原寸のスタディ模型でありながら、祝祭性を帯びた劇的空間でもある。
プロフィール:建築・映像・演劇の専門領域をもつメンバーによって構成された建築集団。建築を「変化しつづける事象の一過程」と考え、映像/演劇/お祭/フィールドワーク等も含めた時間・空間のデザイン活動を実践している。GROUP 「都市と眠り」
東京、渋谷で、ふいに眠くなる。微睡のなかで、渋谷の匂いと音が薄く混ざり、呼吸に合わせて身体がかすかに揺れる。人々がビルのあいだを波のように行き交う。私はその隙間に眠る場所をみつけ、スマホをしまい、目を閉じる。
プロフィール:建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指し、建築設計・リサーチ・施工をする建築コレクティブ。DOMINO ARCHITECTS 「PULP FICTION (jetway)」
思考実験を保存観察するための模型。ずっと思い描いている空間がいくつかある。空港にある可動式の搭乗橋を連結してできた空中回廊。搭乗ゲートをくぐって飛行機に乗るまでの間の、あの機能的で象徴的で刹那的なスロープをいつまでも歩いていられる。入口も出口もないし、永遠に飛行機には乗れないけれど。
プロフィール:デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。その活動はさまざまなチームとの協働によって形作られる。畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ 「What is ○△□ ?」
まる・さんかく・しかくを、私たちは本当に知っていると言えるのだろうか。もし〈あるがまま〉に観ることが可能だとしたら、そこに「ある」もの、あるいは「ない」ものは何なのだろうか。
プロフィール:畠山鉄生/1986年富山県生まれ。増田信吾+大坪克亘を経て2017年アーキペラゴアーキテクツスタジオ設立。吉野太基/1988年熊本県生まれ。長谷川豪建築設計事務所を経て2020年アーキペラゴアーキテクツスタジオ参画。平野利樹 「東京箱庭計画」
箱庭療法の手法や生成AIをとおして物質化された個人の無意識・オブセッションを、東京湾を対象に都市スケールのプロジェクトに投射する方法論の実験をおこなう。
プロフィール:建築家、研究者。1985年生まれ。東京大学建築学専攻博士課程修了。建築の新しい美学を、デジタルテクノロジーの活用や、美術・哲学など他領域との議論を通して探究する。RUI Architects 「Prop」
街を歩いて気になった場を模型にしてみると、矛盾だらけの世のなかで、どうにか折り合いをつけてきた事物らが語り出してきた。そこにあるユーモアやどうしようもなさを掬い上げることができるだろうか。
プロフィール:2018年、板坂留五により設立。建築設計を軸にプロダクトデザインや企画など、他領域との活動も積極的に行う。Under 35 Architects exhibition 2021 Gold Medal受賞。
■展覧会概要
タイトル:波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践
会期:2026年4月21日(火)~2026年9月13日(日)
会場:WHAT MUSEUM(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:火曜~日曜 11:00~18:00(最終入館17:00)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)
※2026年5月4日(月・祝)、5月5日(火・祝)は開館
入場料:一般 1,500円、大学生/専門学生 800円、高校生以下 無料
※日時指定のオンラインチケットは200円引き(他割引との併用不可)
主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫、SUNAKI
後援:品川区、品川区教育委員会
※会期中には、出展建築家によるトークイベントや建築倉庫での連動展示を予定しています。詳細は順次お知らせいたします






