SHARE 長坂常/スキーマ建築計画による”Aesop Aoyama”
photo©Alessio Guarino
長坂常/スキーマ建築計画が手掛けたスキンケアブランドのショップ”Aesop Aoyama”です。中野区の住宅を解体した際の古材や古道具を再利用し手を加えることで作られているとの事です。
以下、建築家による概要です。
どこでも入手可能な住宅の解体後に出てきた古材。
そして既存が八百屋という異種用途の再利用。
配線、配管すら隠せないスケルトン空間。
そんな3つの不自由でありながらもユニバーサルな条件で、
グローバルブランドであるイソップショップをつくりました。
ところかわっても、その不自由な条件は存在します。
ただ、条件の内容が異なるので異なった空間が生まれます。
そんな想像の余地のあるユニバーサルなデザインを考えました。
解体建物:村澤邸(東京都中野区)
既存用途:八百屋(東京都渋谷区神宮前4-8-2)
構造:鉄筋コンクリート
■建築概要
Aesop Aoyama
所在地:東京都渋谷区
主用途:店舗
構造:鉄筋コンクリート
全体面積:74.89㎡
オフィス:28.66㎡
ショップ:46.23㎡
エポキシ:なかむらしゅうへい
竣工:2010年12月
施工:関口工務店