SHARE Atelier Tsuyoshi Tane Architectsの建築設計による、青森・弘前市の「弘前れんが倉庫美術館」
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsの建築設計による、青森・弘前市の「弘前れんが倉庫美術館」です。設計統括は、NTT ファシリティーズとNTT ファシリティーズ東北が担いました。2020年4月11日の開館予定。施設の公式サイトはこちら。
2018年5月の着工以来、弘前れんが倉庫美術館の開館に向け、吉野町煉瓦倉庫の改修工事をすすめておりましたが、2020年2月28日に竣工しましたのでお知らせいたします。
本事業は、青森県弘前市が吉野町煉瓦倉庫を芸術文化創造の拠点として整備するPFI事業で、弘前市初の公立美術館となります。
建築設計は田根剛氏が手がけ、築100年におよぶ煉瓦倉庫の耐震性能を高めつつ、残せるものは可能な限り残し「記憶の継承」と「風景の再生」をコンセプトに改修しました。その建築空間を最大限に生かし、国内外の先進的なアートを紹介するとともに、弘前そして東北地域の歴史、文化と向き合う同時代の作品を収集し、展示します。施設内には大小5つの展示室のほかスタジオやライブラリー等も備え、地域の人々が集い、創造するコミュニティの場としても機能します。
現代アートを通して、地域と世界を結び、多様なヴィジョンと豊かな感性に触れ、過去から現在、そして未来へと繋がる新たな創造性を喚起するクリエイティブ・ハブ(文化創造の拠点)を目指します。
以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
弘前れんが倉庫美術館
延べ面積:3,089 ㎡(A棟 1,168 ㎡、B棟 1,921 ㎡)
階数:地上 2 階
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設計
建築設計:Atelier Tsuyoshi Tane Architects
設計統括:株式会社 NTT ファシリティーズ
株式会社 NTT ファシリティーズ東北
構造設計:株式会社大林組、スターツ CAM 株式会社
設備設計:株式会社森村設計
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設計協力
照明設計:株式会社岡安泉照明設計事務所
監理:Atelier Tsuyoshi Tane Architects
株式会社 NTT ファシリティーズ
株式会社 NTT ファシリティーズ東北
株式会社大林組
株式会社森村設計
スターツ CAM 株式会社
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施設概要 展示室 1~展示室 5
スタジオ A~C
ライブラリー
市民ギャラリー