川俣正や椿昇らが登場する書籍『キュラトリアル・ターン:アーティストの変貌、創ることの変容』の、藤田直哉による書評が、建築討論に掲載されています。
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代官山 蔦屋書店にて、書籍『“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生』の選書フェア「建築家が人生の山と谷をともに歩んだ1冊」が開催されています。会期は2020年8月14日まで。選書しているのは、永山祐子・鈴野浩一・佐久間悠・谷尻誠・五十嵐淳・森田一弥・小堀哲夫・山﨑健太郎・西田司・後藤連平。
社会とともに変わっていく価値観や経済状況に振り回されず、創造的な生き方を実践している建築家たちの姿を描き出した『”山”と”谷”を楽しむ建築家の人生』。
インタビューを受けた建築家7名・編集者3名の計10名の皆様に「人生の山と谷をともに歩んだ1冊」をテーマに、選書頂きました書籍フェアを開催致します。
■書籍『“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生』の関連記事
写真家・小川重雄の撮影で捉えた建築を、クオリティの高い装丁でmillegraphが出版するシリーズ「Timeless Landscapes」の第二弾は、イサム・ノグチの「モエレ沼公園」を特集しています。刊行は2020年8月を予定しているとの事。millegraphは富井雄太郎による出版社です。
ちなみに同シリーズの第一弾は『国宝・閑谷学校』でした。
彫刻家イサム・ノグチが1988年、死の直前に遺した《モエレ沼公園》マスタープラン。終生のテーマであった壮大な「彫刻としての大地」は、没後17年もの時間を経て、札幌に公共の空間としてオープンした。
さらに15年が経過し、その自然と人間の創造物との調和、四季折々の風景を、写真家の小川重雄が3年にわたって撮影。
イサム・ノグチが描いた複数の図面、マスタープランに関わる最晩年の詳細な記録、および美術史家の越前俊也による解説「モエレ沼公園—死を生に反転させる庭」も収録。写真 小川重雄
解説 越前俊也
デザイン 秋山伸
翻訳 ハート・ララビー
判型 304×230mm・上製本・88頁
言語 日・英
発行 2020年8月
定価 本体4,000円+税
ISBN 978-4-910032-02-3
刊行に合わせて、東京と大阪で展覧会も行われるようです(2020/7/14時点での情報)。
刊行記念
小川重雄写真展「イサム・ノグチ モエレ沼公園|Timeless Landscapes 2」東京展
会期 2020年8月8日[土]– 8月16日[日]
時間 12:00–19:00
会場 GALLERY O[東京都台東区根岸3-22-5]
入場無料大阪展
会期 2020年9月19日[土]・20日[日]・21日[祝]・22日[祝]・26日[土]・27日[日]
時間 12:00–19:00
会場 ギャラリー日本橋の家[大阪市中央区日本橋2-5-15 1F]
入場無料
伊東豊雄に「コロナ時代の日常を生きる一冊」を聞いているインタビューが、The New York Times Style Magazineに掲載されています。
小堀哲夫・山﨑健太郎・西田司が出演する、書籍『“山”と”谷”を楽しむ建築家の人生』の出版記念オンライントークイベントが、代官山蔦屋書店主催で開催されます。開催日は2020年7月13日。事前に参加券の購入が必要です。
社会とともに変わっていく価値観や経済状況に振り回されず、創造的な生き方を実践している建築家たちの姿を描き出した『”山”と”谷”を楽しむ建築家の人生』。
今回のトークイベントでは、登山や海外での実測調査など、好奇心の赴くままに活動していたら、いつの間にか建築にハマっていたという小堀哲夫さんをゲストに招き、建築を目指してからの人生の“山”と“谷”についてのお話に加え、コロナ禍での設計者の働き方などについて編者の山﨑 健太郎さん、西田 司さんと議論いただきます。
大学で建築を学んでいる学生たち、あるいは独立して迷われている方や、これから建築の仕事を通して、どうやって前向きに生きていこうかと悩んだり、不安に思っている若い人たちに参加いただけたらと思います。
吉阪隆正の新しい書籍『吉阪隆正+U研究室|実験住居』がamazonで発売されています。
以下は出版社のサイトに掲載されている概要です。
日本の近現代建築に影響を与えた重要なモダニズム建築の数々を写真と図面で紹介する「モダン・ムーブメント」シリーズ。シリーズにおける吉阪隆正の作品は今回の「住宅」で3冊目。吉阪が手掛けた住宅作品の中でも、その哲学である「不連続統一体」を具現化しながら特徴的かつ実験的な試みが随所にみられる作品を選定して図面と写真で紹介する。
本巻に収録された住宅作品は、自邸をはじめ、浦邸、ヴィラ・クゥクゥ、丸山邸、樋口邸、三沢邸と、その設計時期もばらばらであり、根底に流れる思想と、その設計に対する考え方や手法が変遷する様を垣間見ることができる、非常に貴重な資料になるでしょう。
刊行によせて 齋藤祐子
実験住居-吉阪自邸 撮影 北田英治
浦邸
夙川の家 吉阪隆正Villa Coucou
コンクリートの家 吉阪隆正丸山邸
火と水を扱う部分だけコンクリートの家 吉阪隆正樋口邸-多摩川河岸段丘の家
樋口裕康の実験住居 齋藤祐子
インタビュー 樋口博一 聞き手/齋藤祐子+羽渕雅己三澤邸-葉山の家
私たちと住宅設計・言語にことよせて 吉阪隆正作品リスト
面矢慎介による書籍『近代家庭機器のデザイン史: イギリス・アメリカ・日本』がamazonで予約受付中です。発売は2020年5月26日を予定。出版社のサイトには概要と目次が掲載されています。
モノのデザインは、利用可能な技術、製品化した企業の活動、流通・販売のシステム、購買し使用した生活者の行動・心理など、諸要因の総和として成立する。
生物進化の多くが、環境への適応によって説明が可能なように、道具・製品の進化も、その道具にとってのいわば生存環境(つまり社会背景や技術背景)との相互関係によって説明が可能であろう。
一九世紀後半から二〇世紀にかけてのイギリスとアメリカ、日本におけるいくつかの家庭用機器の発展の事例によるモノのデザイン史。
著者について
面矢 慎介(おもや しんすけ)
1954年群馬県生まれ。千葉大学大学院工業意匠学専攻修了。GKインダストリアルデザイン研究所、GK道具学研究所に勤務し、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)文化史学科修了。博士(千葉大学)。道具と人間の関係をテーマとした新たな研究領域を模索し、栄久庵憲司氏、山口昌伴氏らとともに1996年道具学会を設立。現在、滋賀県立大学名誉教授、道具学会副会長。
主な共著書に『都市とデザイン』(電通 1992)、『暮らしの中のガラスびん』(東洋ガラス 1994)、『道具学への招待』(ラトルズ 2007)、『まるごと日本の道具』(学研 2012)など。
篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とする、多木浩二の初写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』が、発行元・建築の建築のサイトで予約受付中です。
本書は、故・多木浩二(1928-2011)が1968年から1979年に撮影した個人住宅17軒、124点の写真を収録します。被写体の建築家は、篠原一男(1925-2006)、坂本一成(1943-)、伊東豊雄(1941-)、白澤宏規(1943-)で、それぞれの建築家が生前の多木から預かったというフィルムおよびプリントを複写しました。本書編者のアーティスト・飯沼珠実が、本書刊行までにみつけた多木の建築写真は12,000コマを数え、収録写真の半数以上が、撮影から50年前後のときを経て、本書において初めて発表されます。
写真は被写体の竣工年順に並べられ、建築作品の基本情報に加え、本書デザイナー・高室湧人が描きおこした図面に、多木の撮影地点をプロットした資料が添えられます。さらに2本のテキスト、多木が篠山紀信写真集『家 Meaning of the House』(潮出版, 1975)に寄せた19編のエッセイのひとつ「家のことば」と、文化人類学者・今福龍太の書き下ろし「家々は海深く消え去りぬ 多木浩二の『反-建築写真』」を収録します。
被写体:花山南の家 1968, 鈴庄さんの家 1968, 未完の家 1970, 篠さんの家 1970, 直方体の森 1971, 同相の谷 1971, 海の階段 1971, 久ヶ原の住宅 1972, 成城の住宅 1973, 谷川さんの住宅 1974, 上原通りの住宅 1976, 代田の町家 1976, 中野本町の家 1976, 花山第3の住宅 1977, 愛鷹裾野の住宅 1977, 上原曲がり道の住宅 1978, 銀舎(多木自邸)1979.
「建築の建築」はアーティストの飯沼珠実が立ち上げた出版社だそう。
2017年ころより開始した多木浩二の建築写真の調査について、その研究成果を出版するため、2020年春に東京を拠点とする出版社・建築の建築を立ち上げました。
初めての刊行物となる『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』を皮切りに、建築と視覚芸術にまつわるアートブックを制作していきます。
建築の建築では、大文字の歴史からはこぼれおちてしまうとしても、
そこにたしかにある歴史のかけらとしての個をみつめる、
historyからhis-storyをすくいあげる、
そのような書籍をつくっていきたいと考えています。
イメージとテキストが織りなす空間の可能性を信じ、
コンセプトとデザインがひとつになるかたちを探しながら、
小さな建築としての書籍制作をめざします。
また、2020年7月に出版記念展・イベントが、東京・銀座で企画されています。
以下に、プレビュー画像を掲載します。
LIXILギャラリーとLIXIL出版が、その活動を終了することを発表しています。LIXIL出版は「現代建築家コンセプト・シリーズ」など建築家の活動を特集することで知られていました。2020年3月で更新を終了した10+1websiteもLIXIL出版の活動の一部でした。
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、1981年伊奈ギャラリーとして開廊以来、40年に亘り活動を続けてきたLIXILギャラリーは今秋をもちまして閉廊いたします。
2013年よりLIXILギャラリーと名称変更した後も「建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展」(東京・大阪)、「クリエイションの未来展」、「やきもの展」と977回もの展覧会を開催してまいりました。皆さまの多大なるご支援により、これまで継続してこられましたことを改めて厚く御礼申し上げます。
またLIXIL出版も、建築文化を中心に400タイトルを超える書籍を刊行してまいりましたが、ギャラリー閉廊とあわせ活動を終了いたします。書籍の販売については当面の間、継続してまいりますので、引き続きのお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、 今後もINAXライブミュージアム(愛知県常滑市)を中心にLIXILの文化活動へのご指導ご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
サポーズ・荒木信雄・後藤周平らが手掛けた先進的な企業のオフィス事例を特集した雑誌『CONFORT 174号 特集:オフィスデザインが働き方を変える』がamazonで発売されています。出版社のサイトでは詳細な目次等を見ることができます。
ホテルのロビーなのか、カフェなのか、ジムなのか。
これが働く場所? と驚くようなオフィスが増えています。
職種によって違いはあるものの、いまやオフィス空間には、
新しい発想を得たり、社内外でのコミュニケーションを促したり、
外部に向けて発信したり、内部の意識改革や意思統一の一助となる、
といった役割も求められているのです。
企業としてのアイデンティティを表すのはもちろん、それ以上に、
目指す企業のあり方や働き方、これから入社してほしい社員の像を掴み、
それを先取りして体現するのが、現代のオフィス空間ともいえるでしょう。オフィスデザインが働き方を変える時代です。
SNSで発信した手描きのスケッチが大きな反響を呼び出版に至った、建築家・瀬野和広による書籍『瀬野式 住宅設計エスキス帖』がamazonで予約受付中です。ここでは書籍の中身をプレビューします。発売は2020年5月19日を予定。瀬野によるスケッチが投稿された実際のfacebookのページはこちら。【ap・ad】
ひたすら手を動かし、
悩み続けた、その軌跡。旅先で、また移動中に、設計者はスケッチを手帖に描く。
建築のすべてはその線の連なりからはじまるといっても過言ではなく、それらの多くは配置や間取り、ディテールの検討であり、時にはこうなってほしいという夢や構想を描きとめる作業です。本書では、B6の手帖や設計机の上で描かれたスケッチ群を、案の変遷ととともにまとめた『エスキス帖』である。
これから設計者をめざす方や学生などにはぜひ手元に置いてほしい一冊。
設計のはじまりは一本の線を描くことからはじまります。しだいに線が錯そうしながら紙面が真っ黒になるあたりから、設計の課題が具体的になりだします。この繰り返し作業の一連を「エスキス」といいながら落描きの山になっていきます。
この本は、そのエスキスを通じ、私の「手で考え続ける」設計プロセスをご覧いただこうと試みたものです。住宅を中心に8軒の事例をもとに、それぞれの悩み抜いた作業記録帖仕立てにしてあります。
建築家を志す学生をはじめ、あらゆるものづくりを目指す方々の、「手で考える」きっかけとヒントになっていただけたら嬉しい限りです。
書籍『リノベーションからみる西洋建築史 歴史の継承と創造性』がamazonで発売されています。著者は、伊藤喜彦・頴原澄子・岡北一孝・加藤耕一・黒田泰介・中島智章・松本裕・横手義洋。
こちらは出版社による概要。
西洋建築史を様式変遷史ではなくリノベーションの重層としてとらえ、リノベーションの創造性という視点から西洋建築史を再考する。ローマ神殿の円柱の入手に奔走した司祭、小城館に王統の継続性を託した王……。時間が積み重なった建築に人が介入するとき、そこには意味と意志がある。現代のリノベーションのコンセプトワークにも参考となる1冊。
[主な目次]
第1章:都市組織の中に生き続ける古代建築
第2章:再利用による創造、改変がもたらした保全
第3章:古代末期から中世へ
第4章:歴史的建築の再利用と建築家の創造性
第5章:近世ヨーロッパ宮殿建築のスクラップ・アンド・ビルドと建築再生
第6章:線的な開発と面的な継承の都市再生
第7章:「過修復」から「保全」・「保護」へ
第8章:建築が紡ぐ人々の意志
元木大輔 / DDAA LABによるフルーツボウルをまとめたZINE「FRUIT BOWL」です。またZINの刊行に合わせて展覧会も開催されました。その情報等も掲載します。
「FRUIT BOWL」は、フルーツの置き場がなかったために事務所にある素材を使い作ったフルーツボウルの記録集。
素材もポリエチレンフォームと輪ゴムやクリップという最小限のもので、毎日形を変えて100日分、100種類のフルーツボウルが記録されている。
フルーツが置かれ、並べられ、包まれ、分けられ、曲線を描き、そして時には隠され…
ボウルのシンプルな形状の変化でフルーツの見え方もまた変化する。遊び心にあふれた、ささやかな探求の記録。
アーティストのオラファー・エリアソンの東京都現代美術館の展覧会(休館中)に合わせて制作された書籍『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』がamazonで予約受付中です。発売は2020年4月24日を予定。
オラファー・エリアソン|アートの視点からすると、空間や現実を共同で創造するというアイデアは、すごくワクワクする──人々を活性化するわけですよね、一定の信頼を共有すること、その信頼を行使することを通じてね。とても美しいと思うんですよ、氷がぼくに触れてくるという事実は。あと、アーティストがアート作品の制作を、観客──「観客」と呼んでおくことにしましょう──の手にゆだねるということ、(中略)それは大事なことでもあります。アートは人々を信頼するんです。アートは、「みなさんは本当は強くて、能力があって、自分の手でできるんですよ」と言うわけです。ぼくはそういうのがもっと必要だと思います。
ティモシー・モートン|公共の空間で、ちょっと内向的になって物を言わないということが、ぼくらにはもっと必要なんですよね。アートの展示室では──どんなものでもいいのですが、とにかく何かを見つめている、聞いている、何かとインタラクションしている、そういう経験をしている瞬間には──全宇宙を征服してやろうなんて企んだりはしていないわけでしょう。
オラファー・エリアソン|(中略)ぼくは、未来というものはあるんだ、ぼくらはもう未来にいるんだ、と信じるのが好きです。本当に好きなんですね。インスピレーションをくれるから、多様性の包摂(インクルージョン)、行為、参加、共有をホスティングするものだから。
──「未来に歩いて入っていったら歓迎された──オラファー・エリアソンとティモシー・モートンの対話」より
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感じ取ることが行動につながる──共感とその場にあるものをホストする、アートは信頼を基盤としている。それは単純な調和の空間ではない。エリアソンは、シャンタル・ムフが語る政治性の回復──正の多様性(plurality) の中から生まれる敵対性、その基盤となる「信頼(trust)」の議論に対して強い関心をもっている。その「信頼」とは何か、彼はアートを通じて検証しようとしている。
──長谷川祐子「未来を聴くアーテイスト オラファー・エリアソン」より
藤森照信の、大型本・336ページの新しい作品集『藤森照信作品集』がamazonで予約可能です。TOTO出版から刊行され、2020年6月11日発売予定です。
◆藤森照信
1946年長野県生まれ。
1965年長野県立諏訪清陵高等学校卒業。1971年東北大学工学部建築学科卒業。
1978年東京大学大学院建築学専攻博士課程満期退学。1980年工学博士号(東京大学)。
1982年東京大学生産技術研究所専任講師。1985年東京大学生産技術研究所助教授。
1998年東京大学生産技術研究所教授。2010年工学院大学教授。
現在、 江戸東京博物館館長、東京大学名誉教授、工学院大学特任教授。
1981年日本都市計画学会論文奨励賞、1983年第37回毎日出版文化賞、
第9回東京市政調査会藤田賞、1986年サントリー学芸賞、1997年第29回日本芸術大賞、
1998年日本建築学会賞論文賞、2001年日本建築学会賞作品賞、2002年第1回毎日書評賞。◆増田彰久
1939年東京都生まれ。
1957年県立芦屋高等学校卒業。1961年日本大学芸術学部写真学科卒業。
現在、増田彰久写真事務所主宰。日本写真家協会、日本写真協会。50数年間にわたり、
日本の西洋館や近代化遺産を撮影し続ける。また英国貴族の館や英国の近代化遺産、
アジアの近代建築や近代化遺産なども撮影し、出版多数。
1983年第33回日本写真協会賞年度賞、1985年第9回伊奈信男賞、2006年日本建築学会文化賞。