妹島和世による書籍『犬島「家プロジェクト」』のプレビューです。
出版はmillegraphで2014年10月1日に刊行。amazonでの予約も開始しています。
瀬戸内海に浮かぶ人口50人ほどの小さな島「犬島」。
その島の集落で、2010年から「家プロジェクト」がスタートしました。空き家や空き地が活用され、現代アートを展示する小さなスペースが点在し、今では年間約3万人が訪れるようになっています。
この本では、玄関口である港、小さな展示スペース群、アート作品、島の風景、自然、畑仕事や散歩をする島民の生活の様子などを、船で島にたどり着いてその集落の中を歩くように構成しています。
水平に広がる横長のフォーマットを活かした写真の数々を、犬島の見取り図や建築の図面などと共に収録。