書籍『伊東豊雄の建築1 1971-2001』の中身のプレビュー画像と概要がTOTO出版のウェブサイトに掲載されています
書籍『伊東豊雄の建築1 1971-2001』の中身のプレビュー画像が10枚と概要がTOTO出版のウェブサイトに掲載されています。
世界の建築界を牽引する伊東豊雄氏。1970年に事務所設立以来40数年にわたり150以上のプロジェクトに取り組んでいる氏の全貌を、全2巻で紹介します。単行本による氏の作品集は日本初となります。
1巻目の本書は1971年の処女作「アルミの家」から、国内でのそれまでの作品のピークとなった2001年の「せんだいメディアテーク」までの中から、20作品を選び豊富な写真と図面、スケッチで紹介します。また、巻頭の藤森照信氏との対談録と現所員からのインタビュー録により、時代背景や氏の思考を浮き彫りにします。独特の軽やかさと、時代と共に変化する柔軟さをあわせもちながら、建築をつくり続けてきた氏の軌跡を辿ります。世界のTOYO ITOになる前になにを考え、なにをつくっていたのか。今につながる過去の作品や影響を受けたことなど、現在に至る過程が読み取れます。
とくに伊東氏の初期作品に触れることの少ない、若い世代に読んで欲しい1冊です。
また第2巻では、「せんだいメディアテーク」後の2001年から2013年に進行中のプロジェクトまでを収録し、2014年10月刊行予定です。