加藤孝司 BEYOND ARCHITECTURE “建築家・山口誠の本棚”
サムネイル:加藤孝司 BEYOND ARCHITECTURE

678.03 加藤孝司 BEYOND ARCHITECTURE “建築家・山口誠の本棚”

SDIM2836.jpg
photo©Takashi Kato

最近、山口誠の活動が活発だ。これまでも「軽井沢の別荘」(2003年)や「狛江の住宅」(2007年)などの建築作品や、一昨年秋の岡田栄造ディレクションによるDEROLL COMMISIONS vol.1でのDRAWERと名付けられたアートオブジェのような家具、同じく岡田栄造ディレクションのデザインレーベル、リボンプロジェクトでのカトラリー作品など、イマジネーション豊かに、そこに既にある問題や疑問に正面から向きあいながら、それらにデザイナーとしてどう応えるのか。そんな確信とともにユーモアがこめられた小さな驚きと発見にみちた作品を発表してきた。
昨年秋のプロトタイプ展に出品されていた無垢の木材を使用した「WOODEN FRAME」は、木材が本来持つ素材感のありのままの姿にこだわりながらも、単なるクラフトとはまったく異なる作品だった。それは「木」という確たる実存をもったマテリアルと、「無垢」という多様で抽象的な概念に真正面から向きあったそんなプロダクトといえるだろう。
そんな山口誠の最新作である本棚とブックエンドがこのたび発表された。これらの作品はひょうひょうとしていながらも現代アートのような切れ味の鋭さを持ち、ミニマムな佇まいながらとらえどころのないユニークな、いかにも山口誠らしい作品に仕上がっている。
今回のBEYOND ARCHITECTUREは、そんな独自のスタンスで活動を展開する建築家 / デザイナーである山口誠の近況を報告するショート(ショート)インタヴューをおおくりする。

大西麻貴+百田有希による”夢の中の洞窟”

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。