SHARE 植田実の書籍『住まいの手帖』
植田実の書籍『住まいの手帖』がamazonで発売されています
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「前もってのテーマもなく、話の順序も考えずに、じつのところは気まぐれに近い記憶を追いながら、ただ自分なりにたしかと思える住まいというものの感触だけを探ってきたつもりだが、それが住まいの本と認められるのかどうか。これこそ住まいの本、とこっそり主張したいのでもあるが」 ピロティそれとも高床? ガラスは壁か開口部か? 靴や衣服はどこで脱ぐ? いつだって「小さい家」が新しい? 蚊帳や炬燵は「家のなかの家」?
家並みと景観、戸建て・集合住宅の今昔、そして現在のわが家、空襲で焼失した生家のこと…。建築誌・建築書の編集者として半世紀ものあいだ住宅設計の最前線を見続けてきた著者が「住まいのABC」を味わい豊かに綴ったエッセイ。「書棚拝見」「応接室」「家族の空間」「桐仕上げ」「集合住宅ビフォーアフター」「ありえない住宅」「畳に靴」「サービス動線」「蚊帳ハウス」ほか住居の考現学全60話。
住まいの手帖
植田 実