書籍『空想の建築 -ピラネージから野又穫へ-』がamazonで発売されています
書籍『空想の建築 -ピラネージから野又穫へ-』がamazonで発売されています。リンク先に中身のプレビュー画像が5枚掲載されています。町田市立国際版画美術館での展覧会に合わせて出版された書籍です。
この世にはない建築を空想すること、それは私たちが今存在している世界とは別の世界を空想し、その世界に形を与え、存在せしめる行為ではないでしょうか。これらの空想の建築は、人間のイマジネーションと創造力を駆使して生み出されるもうひとつの世界、いわばファンタジーへの入り口なのです。絵画、立体、版画……、さまざまなかたちで人は現実には存在しない建築を創造してきました。
本書では、遥か古代ローマに思いを馳せ、その空想的復元を版画として結実させたジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージや、考古学的調査と想像力を駆使して古代エジプトの建造物を描いた18世紀末の絵師たち、そして今まさに創作活動を展開している現代の美術家たちを取り上げた空想建築画集の決定版です。
空想の建築
町田市立国際版画美術館