SHARE 隈研吾による東京・日本橋の店舗「茅乃舎」の写真
隈研吾のウェブサイトに東京・日本橋の店舗「茅乃舎」の写真が掲載されています
隈研吾のウェブサイトに東京・日本橋の店舗「茅乃舎」の写真が10枚掲載されています。
茅乃舎の原点である、福岡県久山市、久原醤油を訪れ、その120年続く伝統的な醤油蔵の空間そのものを、日本橋に再現しようとした。
天井には醤油桶を浮かせた。伝統的な醤油造りに使う桶は大きく力がある。商品をディスプレイする什器には「麹蓋」を使用。麹蓋は醤油の原料である麹を発酵させるときに使う木製のトレーで、機能性とシンプルな美しさを併せ持つ。日本橋の町にそれが突如として出現するインパクトを作り出した。
麹蓋と桶に使う杉材はすべて九州のもので、製作も九州の職人に依頼し、地域と密着したデザインを目指し、日本の職人の技と力を味えるようにした。