一般財団法人 建築文化保存機構が運営する、設計事務所のための模型保存施設「建築倉庫」についてのシンポジウムが開催されます
一般財団法人 建築文化保存機構が運営する、設計事務所のための模型保存施設「建築倉庫」についてのシンポジウムが開催されます。開催日は、2015年1月30日。北山恒、坂 茂、古市徹雄、三宅理一、山本理顕、他が出席するようです。
建築文化の担い手である建築家による諸活動への理解と普及を目的とし、このたび「一般財団法人 建築文化保存機構」を設立します。
当財団の活動の柱として「建築模型などの建築文化資料の保存」を行う「建築倉庫」の運営を行います。多くの設計事務所が、増え続ける模型の保管先に苦慮しており、郊外のトランクルームやコンテナなどを借りても、次々と製作する模型で溢れてしまいます。そこで、建築家有志が集まって寺田倉庫株式会社と財団を設立し、設計事務所ごとに模型を保管できる最適な環境を天王洲アイル(品川区)に整備する運びとなりました。
保管した模型は単に収蔵するだけでなく、一般に公開することで日本や世界から多くの来訪者が見込まれます。また、図録にまとめて出版し、建築模型を収蔵している世界の美術館と連携し、コレクションとなるような働きかけを行います。
財団発足を記念したキックオフ、ならびに建築倉庫に興味をお持ちいただける皆様への説明を兼ねて、次頁の通りシンポジウムを開催いたします。