英国の建築誌アーキテクチュラル・レビューとアーキテクツ・ジャーナルが紙版からデジタル版へ完全移行へ

英国の建築誌アーキテクチュラル・レビューとアーキテクツ・ジャーナルが紙版からデジタル版へ完全移行するそうです

英国の建築誌アーキテクチュラル・レビューとアーキテクツ・ジャーナルが紙版からデジタル版へ完全移行するそうです。dezeenが伝えています。

中国建築家連続講義の第1回、「王昀(WANG Yun):21世紀北京の都市建築論」が東北大学で開催[2015/10/23]

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中国建築家連続講義の第1回、「王昀(WANG Yun):21世紀北京の都市建築論」が東北大学で開催されます。開催日は2015年10月23日。場所は、東北大学青葉山東キャンパス 人間・環境系教育研究棟 建築第一講義室(102)。詳細情報は最下部に記載します。

 21世紀に入り、中国では、国家の「大国化」とともに、新世代の建築家が台頭し、興味深い建築的実践がぞくぞくと展開を始めています。この連続レクチャーでは、現在の中国を代表する3名の建築家を日本に招待し、自作や中国の建築・都市について議論していただくことで、日本とは異なる道筋を歩んできた中国現代建築の最新状況をご紹介いただきます。
 第1回のレクチャラーは、王昀(WANG Yun)氏。1990年代に東京大学大学院原広司研究室で博士号を取得し、現在は北京建築大学建築設計芸術研究センター(ADA)主任をつとめる、21世紀北京を代表する建築家です。白く抽象的な建築ボリューム、水平連続窓、ピロティなどモダニズムの造形言語をもちいた、端正で静謐な独特の建築を数多く手がけています。方体工作室(リンク:http://www.fronti.cn/)を主催し、「百子湾小区中学校」(2006)、「杭州西溪学社」(2010)などを代表作に持ちます。
 なお、本企画は、ユニオン造形文化財団2015年度国際交流助成金(申請者:五十嵐太郎)
を使用することで実現したものです。

2016年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館テーマは「en(縁):beyond-SHARING」。成瀬・猪熊、オンデザイン、仲建築設計スタジオ、403らが出展。

2016年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館テーマが「en(縁):beyond-SHARING」に決まり、出展作家などの情報も公開されています(PDF)

2016年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館テーマが「en(縁):beyond-SHARING」に決まり、出展作家などの情報も公開されています。リンク先にて展覧会のコンセプトなどが説明されています。

■第15回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展 日本館
概要
【タイトル】 en(縁):beyond-SHARING(エン:ビヨンド ― シェアリング)
【主催/コミッショナー】独立行政法人国際交流基金
【キュレーター】山名善之(やまな・よしゆき) 東京理科大学理工学部建築学科教授
【制作委員会】菱川勢一(ひしかわ・せいいち) クリエイティブディレクター
映像作家/写真家 内野正樹(うちの・まさき)
編集者(他2名 *現在調整中)
【特別助成】
公益財団法人石橋財団
【出展作家】
mnm 常山未央(つねやま・みお)/オンデザイン 西田司(にしだ・おさむ)/中川エリカ(なかがわ・えりか)/成瀬・猪熊建築設計事務所 猪熊純(いのくま・じゅん)、成瀬友梨(なるせ・ゆり)/仲建築設計スタジオ 仲俊治(なか・としはる)、宇野悠里(うの・ゆうり)/能作アーキテクツ 能作文徳(のうさく・ふみのり)、能作淳平(のうさく・じゅんぺい)/miCo. 今村水紀(いまむら・みずき)、篠原勲(しのはら・いさお)/レビ設計室 中川純(なかがわ・じゅん)/増田信吾+大坪克亘 増田信吾(ますだ・しんご)、大坪克亘(おおつぼ・かつひさ)/青木弘司建築設計事務所 青木弘司(あおき・こうじ)/403architecture [dajiba] 辻琢磨(つじ・たくま)、橋本健史(はしもと・たけし)、彌田徹(やだ・とおる)/BUS 伊藤暁(いとう・さとる)、坂東幸輔(ばんどう・こうすけ)、須磨一清(すま・いっせい)/ドット・アーキテクツ 家成俊勝(いえなり・としかつ)、赤代武志(しゃくしろ・たけし)、土井亘(どい・わたる)(順不同)
【会場デザイン】
teco 金野千恵(こんの・ちえ)、アリソン理恵(ありそん・りえ)

タチアナ・ビルバオによる、メキシコのソーシャルハウジングの不足を解決するために考案された住宅のプロトタイプの写真など

タチアナ・ビルバオによる、メキシコのソーシャルハウジングの不足を解決するために考案された住宅のプロトタイプの写真などがdezeenに掲載されています

タチアナ・ビルバオが設計した、メキシコのソーシャルハウジングの不足を解決するために考案された住宅のプロトタイプの写真などがdezeenに掲載されています。現在行われているシカゴ建築ビエンナーレに出展されている提案でもあります。タチアナはメキシコの女性建築家で、そのプロジェクトは国内外から注目を集めています。アイ・ウェイウェイらが主導していたオルドス100などにも招待されていたり、欧州でもプロジェクトを進めたりしているようです。アーキテクチャーフォトでも以前より注目して作品を紹介してきました

西沢大良が、UIA東京大会2011年トークセッション「都市木造建築の未来」で行った講演の動画

西沢大良が、UIA東京大会2011年トークセッション「都市木造建築の未来」で行った講演の動画です。

UIA東京大会2011年ーートークセッション「都市木造建築の未来」
日時 / 2011年10月1日(土)18:30 ~ 20:30
場所 / 東京ビル TOKIA 1階ガレリア(東京都千代田区丸の内 2-7-3)
講演 / 腰原幹雄(前半0分〜)・安井昇(前半35分〜)、西沢大良(後半0分〜)・質疑応答­(後半34分〜)
モデレーター / 八木敦司

竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、三重県鈴鹿市の「カトリック鈴鹿教会」の動画

竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、三重県鈴鹿市の「カトリック鈴鹿教会」の動画です。こちらのページでは図面や、構成が分かる模型写真などを見る事ができます

ピロティをもつ大屋根の教会堂

三重県の20万人都市に、カトリックの聖堂、信徒会館そして司祭館からなる教会を新築する。ここは自動車関連の工場で働く他国籍の信徒が急増しており、教会は異国暮らしに必須の場だが、古い街道と新しい自動車道が交差する敷地は大柄な建物に固まれ、現在の教会は周囲に埋もれている。そこで用途の異なる3つの建物をひとつにまとめ、山脈のような大きな屋根で包むことで、特別なひとつの場所であることを表現することとした。屋根には5mの段差ことにハイサイドライトをもうけ、聖堂から居室まで大小さまざまな部屋が密集する内部空間に南からの光を満遍なく取り込んでいる。そして建物全体をもちあげることで、日曜日のミサに必要な広い駐車スペースを確保した。2階の聖堂と大会議室、あるいは司祭館と集会室は広いロビーをはさんでつながれ、さらにロビーと、1階の駐車場、マリア像の庭、イベン卜広場が、3つの大階段とエレベーターで回廊のようにつながれることで、教会のさまざまな活動を、大屋根のもと、個別にあるいは横断的に行うことができる街のような建築を提案した。(via a-ville.net)

伊東豊雄が最優秀者に選ばれた、尾道市百島支所庁舎設計プロポーザルの提案書

伊東豊雄が最優秀者に選ばれた、尾道市百島支所庁舎設計プロポーザルの提案書が公開されています(PDF)

伊東豊雄が最優秀者に選ばれた、尾道市百島支所庁舎設計プロポーザルの提案書が公開されています。市公式の審査結果を伝えるページはこちら

増田友也の生誕100周年記念建築作品展が、京都工芸繊維大学で開催[2015/10/26-12/12]

増田友也の生誕100周年記念建築作品展が、京都工芸繊維大学で開催されます

増田友也の生誕100周年記念建築作品展が、京都工芸繊維大学で開催されます。会期は2015年10月26日~12月12日。

増田友也(1914-1981)は、京都大学における教育・研究活動において、空間現象に着目し、学位論文「建築的空間の原始的構造」をはじめ、現象学的存在論に依拠する「建築論」を創設するなど、生涯にわたって「建築なるもの」の所在を厳しく問い求めました。(論考は『増田友也著作集』(全5巻/ナカニシヤ出版/1999年)としてまとめられている。)また、建築家として、京都や瀬戸内地方を中心に端正な建築空間を内包する作品を遺しています。(増田が監修した作品目録によると84作品を数える。)
本展覧会では、増田友也における「建築家」と「建築論研究者」の両面に光を当て、主要作品の実施設計図と模型、写真などを展示するとともに、これまで関係者が保存・管理してきた未公開 の貴重な手稿、スケッチ、書簡、書き込み書籍、講演・講義テープなどの資料も公開し、増田友也の思索の歩みを描き出すことを意図しています。
併せて、今なお有効であり続ける問い、「建築とは何であるか」を探求してきた増田友也の思索の全貌を、今、この時代に向けて発信し、次世代へ伝えていくことを目論むものです。

久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による群馬の「まるほん旅館風呂小屋」

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all photos©藤井浩司/ナカサアンドパートナーズ

久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所が設計した群馬の「まるほん旅館風呂小屋」です。
所在地は「群馬県吾妻郡中之条町上沢渡2301」です。施設のウェブサイトはこちら

まるほん旅館は群馬県の沢渡温泉で400年近く続く老舗旅館である。この旅館の風呂小屋の建替えを行った。建物は単純な切妻形状であるが、内部では曲面スラブが1階の浴室と2階の湯上り処を分ける構成となっている。浴室では、曲面スラブにそって空気が流れることで換気扇のない静かな環境で温泉に入れることと、拡散された光が沢渡温泉特有の透明度感を際立たせることを意図した。

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