チームラボアーキテクツのサイトに、佐賀の「武雄市庁舎」の写真が11枚掲載されています。設計は「チームラボアーキテクツ、佐賀に拠点を置く石橋建築事務所・藤崎設計事務所JVと共同で、佐賀県武雄市庁舎の基本設計を担当。」との事(ソース)。
チームラボアーキテクツは、市民と職員が一体となって、自分たちが住む場所について考える、新しい市庁舎を設計しました。
庁舎に行く目的は、結婚の時の婚姻届け、死亡時の死亡届け、引っ越しの転出、転入届けなど、用事を行うために仕方がなく、訪れる場所でした。
しかし、情報社会になり、情報は建物に依存しなくなり、住民票はコンビニなど場所に依存せず取り寄せることが可能になっています。
そこで、庁舎は情報を保存し提供する場所から、情報を発信する方向になりつつあります。例えば、市の魅力を国内外に伝え旅行者を増やしたり、特産品を国内外に販売したり、市のよさをPRすることで企業を誘致します。
これからの庁舎は、市民と職員が一体となって、自分たちの住む場所について考える場所になる必要があります。そこで、武雄市庁舎では、市民と職員の会話の機会が増える、市民がいままでのように仕方なくいく場所から、目的なく立ち寄れる庁舎を目指し計画しました。(via facebook)