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2018夏、あらためて募集いたします。
2000年に建築設計事務所を設立以来、わたくしたちの周辺環境は大きく変わりました。情報ディバイスの先鋭化は個人の認識領域を大きく拡げ、知らなかったものを知る機会を得ました。地球は小さくなり、今やロンドンに暮らす友人との距離感は事務所に座るスタッフと同じです。スカイプで顔を見ながら話をすることもできます。私達が仕事を求めるフィールド(=認識領域)は拡大し続け、ボーダーはなくなり、すべてがクラウド化します。クラウド化が進んだ世界、人々のスケール感は薄れ、バーチャルに移動し、これに比例するがごとく、事象の要素は細分化し、特化した要求をもつようになります。
建築を創るとき、なるべく根源から考えるように心がけたい。先人達が築き上げてきた社会システムは常に変化し、今や社会だけでなく地球規模の環境も激しく変化しています。自分たちには建築を設計することはできますが、これらの変化に順応、あるいは変動を鎮めるために建築も進化しないといけません。 それは突然変異ということではなく、積み重ねられた組織構成の秩序を尊重しながらも、その構成を本質から見直し、イノベートする建築の姿があるものと考え、それを探し出し創ることです。出来上がった建築とはそれを創ることに専念した人々の一つの答ですが、それは特定解ではなく、幾千通りの中から抽出された偶然とも言えるでしょう。唯、その偶然はそれを創る者の確信と信念に裏打ちされた物でないといけません。
今は小さくても大きな意味を世に残すことが可能だと信じたい。大きくなることが目的でなく、“think big” であり、環境に貢献したい。世界は瀬戸際まで来てしまったような気がします。今こそ自分たちも行動したい。私たちは、海外でも私たちが考えるイノベーションな建築を理解してもらうべく、数々のコンベンシヨンに参加、レクチャーも行っています。何かそこでなされるのかもわかりませんが、私たちの考えが、サスティナブルな影響を世に与えると信じています。
共に創造していただける方を募集しています!