石川素樹建築設計事務所による、東京・杉並区の住宅「南荻窪の家」
石川素樹建築設計事務所による、東京・杉並区の住宅「南荻窪の家」 photo©西川公朗

石川素樹建築設計事務所が設計した、東京・杉並区の住宅「南荻窪の家」です。

「南荻窪の家」の敷地はもともと南側の隣地と一体の土地で、古い日本家屋が建っていた。建主に住んでいた頃の話を聞くと、周辺は昔から大きめの区画で庭と緑があるほどよい密度の街並みであり、多少なりともの姿形を変えども現在に継承されていることがわかった。そのような場所性から、一間で続くかのようなゆったりとした空間を簡素な屋根と矩形で包むことにした。敷地の高低差を活かし、高い部分の中心に家族が集う場を据え置き、低い部分に半地下を設け、その上階に屋根裏のような空間をつくっている。

建築家によるテキストより
アアルトの自邸の一部をARで再現もする建築展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」が、ギャラリーA4で開催

アアルトの自邸の一部をARで再現もする建築展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」が、東京都江東区のギャラリーA4で開催されます。会期は2019年12月20日~2020年2月27日。

世界的建築家のアルヴァ・アアルトとその妻、アイノ・アアルトが1920年から1930年にかけて追及した、小さくとも豊かに生活するための、住宅デザインに焦点をあてます。アアルト夫妻は「日常の暮らしにこそデザインが必要である」という思想から建築設計だけでなく、家具、グラスウェアなど現在も使われ続ける名品を多く残しました。また、機能的で衛生面を重視したキッチン設計はアイノ・アアルトが行動力学を追求した効率的なデザインのさきがけとなりました。会場には、1930年にアアルト夫妻が展示した最小限住宅展の再現や、自邸の一部をMITの協力のもとAR(拡張現実)で再現する空間構成としています。

田根剛へのインタビュー『謙虚に耳を澄ませば、建築はやがて「未来の記憶」になる。』

田根剛へのインタビュー『謙虚に耳を澄ませば、建築はやがて「未来の記憶」になる。』が、wired.jpに掲載されています。

ODS / 鬼木孝一郎による、東京・渋谷区の、ロート製薬のコンセプトサロン「ROHTO QA SALON」
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・渋谷区の、ロート製薬のコンセプトサロン「ROHTO QA SALON」 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・渋谷区の、ロート製薬のコンセプトサロン「ROHTO QA SALON」です。場所は東急プラザ渋谷4階。

ロート製薬初のコンセプトサロン「ロートQuality Agingサロン」の空間デザイン。

東急プラザ渋谷にオープンした当サロンは、充実した年の重ね方「クオリティエイシジンクグ」の実現に向けて、健康や美にかかわる商品やサービスを提供する場所となっている。

中央什器は主力商品である目薬が30種類並ぶシンボルツリーのようにデザインし、その上部にはロート製薬のテレビCMでおなじみの「ハト」を幾何学図形で表現したオブジェを天井より吊り下げた。1つの四角形と6つの正三角形の板で構成されたオブジェは、6ヶ所の折り目の角度を変えることによってハトの羽ばたく動きを段階的に作っている。シンボルツリーの両側にはカウンセリングカウンター、奥には施術スペースを設け、健康習慣等について学ぶことができる場とした。

シンボルツリーとそこから飛び立っていくハトの群れを中心に展開し、ロート製薬の生き生きとした世界観を空間的に表現することを目指した。

建築家によるテキストより
建築物や内装が、特許庁の意匠登録の対象になる、2020年4月施行の「改正意匠法」について簡易的に解説している記事

建築物や内装が、特許庁の意匠登録の対象になる、2020年4月施行の「改正意匠法」について簡易的に解説している記事が、MONOistに掲載されています。リンク先は、建築設計に関する部分のページです。最初から読みたい方はこちらからどうぞ

五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の5回目「建築のユートピア・アイランド、直島」

五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の5回目「建築のユートピア・アイランド、直島」 が公開されています。

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