高橋勝建築設計事務所による、滋賀・甲賀市の住宅「紫香楽宮近くの家」
高橋勝建築設計事務所による、滋賀・甲賀市の住宅「紫香楽宮近くの家」 photo©髙橋菜生

高橋勝建築設計事務所一級建築士事務所が設計した、滋賀・甲賀市の住宅「紫香楽宮近くの家」です。

東西の2方向接道で敷地GLと道路レベルが近い、通行者との距離がとても近い敷地である。
これは本プロジェクトで前提条件であるバリアフリー要件を満たすために探し出された敷地であり、その条件で見いだされた敷地特性、平屋計画である。

この場所で、新しい地域コミュニティとの関係を構築しながら、プライバシーにも配慮した上で外部空間を生活に目一杯取り込める家を目指した。

上記の目的のために我々が提案したのは、U字型のプランのコートハウスである。
中央の庭の周りをポーチ→玄関+客間→居間→食堂→個室と一方通行で主要な生活空間はパブリックからプライベートな空間へとグラデーションのように連続的に変化していく。

建築家によるテキストより
一般財団法人佐々木泰樹育英会による、建築専攻大学生・大学院生を対象とした奨学金(2020年度前期)の募集要項等が公開

一般財団法人佐々木泰樹育英会による、建築専攻大学生・大学院生を対象とした奨学金(2020年度前期)の募集要項等が公開されています。原則的に返還不要との事。

石川素樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の、専修学校・飲食店「桜丘町のビル」
石川素樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の、専修学校・飲食店「桜丘町のビル」 photo©西川公朗

石川素樹建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の、専修学校・飲食店「桜丘町のビル」です。

「桜丘町のビル」は、渋谷駅の喧騒からその先の閑静な住宅街を経て代官山に抜ける道の渋谷寄りの中腹にある。いわば緩衝帯のようなエリアであることから、シンプルなボリュームの構成をなるべく素のままに表現することがこの場所に適していると考えた。用途である教室に対する遮音性の確保や、周辺が一車線の道路や路地ということもあって大きい鉄骨を振り回すことが難しい状況をふまえてRC 造という結論に至った。

建築家によるテキストより
スティーブン・ホールへのインタビューと、寺田倉庫にて開催中のホールの建築展の様子を紹介する記事

スティーブン・ホールへのインタビュー「建築の本質は自由だ」と、寺田倉庫にて開催中のホールの建築展「Steven Holl : Making Architecture」の様子を紹介する記事が、beyondarchitecture.jpに掲載されています

田根剛と皆川明が、東現美での、田根が会場構成した展示「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」のプロセスを語り合った対談の内容

田根剛皆川明が、東京都現代美術館での、田根が会場構成した展示「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」のプロセスを語り合った対談の内容が、dot.asahi.comに掲載されています。

nendoが内装を手掛けた、外資系プロフェッショナルファームの東京支社内に新設されたIoTセンター「Digital hub in Tokyo」の写真

nendoが内装を手掛けた、外資系プロフェッショナルファームの東京支社内に新設されたIoTセンター「Digital hub in Tokyo」の写真が24枚、公式サイトに掲載されています。
以下は本作品の動画。

プロフェッショナルファーム東京支社内に新設された「IoTセンター」のインテリアデザイン。新しいデジタル技術などを紹介するための3つのギャラリーとラウンジエリア、各種セミナーやイベントなどが行える多目的スペースに加え、ミーティングルームやワークスペースといったオフィス機能も備えている。

デジタルの世界において、あらゆる情報が「0」と「1」の集合体に変換されてから格納や再現といった処理が行われていることから、インテリアもまた「0」と「1」の集合体を凹凸状にした透明ガラスを使って空間を間仕切っていくことにした。まずは強度確保のために2層の合わせガラスとし、間に4層のフィルムを挟み込むことで飛散防止効果を持たせることに。凹凸の加工は、板ガラスをステンレス製の金型の上に乗せ、熱を加えることでガラスが柔らかくなり、自重のたわみによって成形される。金型の小口の厚みや形状はいくつも検討され、最終的にガラスとの接点が最も少なくなるように エッジを研磨して尖らせた3mm厚のものが採用された。熱処理の際は2枚のガラスを同時に行うが、8mm厚と6mm厚という厚みの異なるものを使用することで2枚の接合面の精度を高めることができ、気泡の侵入を最少化することができた。尚、完成したガラス板は表面の凹凸によって吸盤が効かないため、移動や設置時には通常の倍以上の人手が必要になるという、非常に手間のかかる大掛かりな工事となった。

最終的に出来上がった空間の中を歩き回ると、窓の外に広がる景色、展示物、植栽、そして来場者の気配などが歪みながらレイヤー状に重なっている様子がわかる。この、実像と虚像が心地よく溶け合っている風景を通じて、デジタルとリアルを融合させるIoTの未来を表現したいと考えた。

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