中西ひろむ建築設計事務所による、福井・大野市の、築120年超の木造古民家を耐震補強・改修した現代美術館「COCONOアートプレイス」
中西ひろむ建築設計事務所による、福井・大野市の、築120年超の木造古民家を耐震補強・改修した現代美術館「COCONOアートプレイス」土間。 photo©中村絵写真事務所

中西ひろむ建築設計事務所による、福井・大野市の、築120年超の木造古民家を耐震補強・改修した現代美術館「COCONOアートプレイス」です。施設の公式サイトはこちら。

福井県大野市の旧市街地に位置する築120年超の木造古民家をコンバージョンし、市民所有のアートワーク展示を主とした現代美術館としました。

ここでは、かつての「小コレクター運動」で残されたアート作品や、展開された運動を伝えています。
また、周辺市街地では空洞化が問題となっているため、作品展示だけでなく、教育や飲食、物販等の活動を通し地域の拠点としています。

構造補強にあたり、90角超の地産杉材を並べた「壁柱工法」により、既存架構の柔軟性の維持と構造強度の確保を両立させています。

建築家によるテキストより
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、兵庫・淡路島の「淡路の工場」
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、兵庫・淡路島の「淡路の工場」 photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、兵庫・淡路島の「淡路の工場」 photo©塩谷淳

奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureが設計した、兵庫・淡路島の「淡路の工場」です。

経済的な大空間を確保するために、テント倉庫等に使われる骨組膜構造をベースに、トラスを45度振ったクロスビームトラス構造を開発し、ジグザクな形状(プリーツ)をもつ、48m×27m×H20mの無柱膜空間を獲得。また、施工的にもプリーツにより組柱は自立し、半年を切る短工期の竣工を可能にした。

建築家によるテキストより
岩橋翼建築設計事務所による、千葉の薬局「森の薬舎」
岩橋翼建築設計事務所による、千葉の薬局「森の薬舎」 photo©太田拓実
岩橋翼建築設計事務所による、千葉の薬局「森の薬舎」 photo©太田拓実

岩橋翼建築設計事務所が設計した、千葉の薬局「森の薬舎」です。

地方の駅近くの住宅街

健康なときから、健康をテーマに集まれる場所を目指し、新しく薬局がつくられました。
食事や栄養のこと
日々の生活での健康に関すること
健康に暮らせる秘訣など
会話やお話し会を通して直接伝えることで、その人の健康な生活に役立てられる、町の通りに開けた場所として。

自然の森のなかでは、
植物が森を浄化し、空間を爽やかに保っています。

柔らかな光
木の香り
程よく整理された情報
癒される空間…

森に入ったときに感じる、安らぎと爽快感を、薬局に再現したいと考えました。
森の中で植物自身がそうであるように、
町の中で暮らしを浄化してくれる、そんな場所を目指しています。

建築家によるテキストより
井上岳+棗田久美子+赤塚健 / BORDによる、東京・調布市の「つつじが丘の文化複合施設」
井上岳+棗田久美子+赤塚健 / BORDによる、東京・調布市の「つつじが丘の文化複合施設」 photo©高野ユリカ

井上岳+棗田久美子+赤塚健 / BORDが設計した、東京・調布市の「つつじが丘の文化複合施設」です。

壁は人の活動を制限する。その役割を保ちつつも、その場所での多彩な活動をつくりだすことはできないだろうか。

つつじが丘の文化複合施設では、壁になりきれないものをつくることで、そこに多義性を生み出し、使い手の活動を支えることを行った。空間を隔てていた壁たちは一度分解され、くぐることができる枠となり、透過する薄いガラスとなり、また部屋へとつづく扉となり、揺らめきながら稼働する銀色のカーテンとなる。さらにこれらの壁のようなものたちには色が付けられ、利用者が開けたり、くぐったり、ひっくり返したり、引っ張ったりすることで、身体とそれらの動きが強調される。

建築家によるテキストより

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