2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介

9,682.52 2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介

2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介Anne Lacaton and Jean-Philippe Vassal photo courtesy of Laurent Chalet
2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介Latapie House photo courtesy of Philippe Ruault
2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介Site for Contemporary Creation, Phase 2, Palais de Tokyo photo courtesy of Philippe Ruault
2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介FRAC Nord-Pas de Calais photo courtesy of Philippe Ruault

2021年のプリツカー賞を、フランスの建築家ラカトン&ヴァッサルが受賞しています。ラカトン&ヴァッサルは、アン・ラカトンとジャン・フィリップ・バッサルによる設計事務所で1987年にパリで設立されました。過去の受賞者のリストはこちらのページで閲覧することができます。

以下にリリーステキストの翻訳と主要作品を掲載します

イリノイ州シカゴ(2021年3月16日) – アン・ラカトン氏とジャン・フィリップ・バッサル氏(フランス)が、2021年プリツカー建築賞の受賞者に選ばれたと、建築界の最高栄誉として国際的に知られる同賞を主催するハイアット財団のトム・プリツカー会長が発表しました。

「良い建築とは、開かれているものです。生活に開かれていて、誰もが自由に行動できるようになっていて、誰もが必要なことをできるようになっています。」とラカトンは言います。「誇示したり、堂々としたものではなく、親しみやすく、便利で美しいものでなければならず、その中で行われる生活を静かに支える能力がなければなりません。」

ラカトン&ヴァッサルは、個人住宅、社会住宅、文化施設、学術施設、公共空間、都市開発などの設計を通じて、既存の構造物への敬意をもって持続可能性を再検討し、把握することでプロジェクトを構想しています。彼らは、寛大さと使用の自由というレンズを通して人間の生活を豊かにすることを優先することで、社会的にも生態学的にも経済的にも個人に利益をもたらし、都市の進化を助けることができるのです。

「彼らは、モダニズムの遺産を更新する建築的アプローチを定義しただけでなく、建築という職業そのものの定義を調整して提案しています。多くの人々の生活を向上させるというモダニズムの希望と夢は、現代の気候的、生態的な緊急事態や、特に都市住宅の領域における社会的な緊急事態に対応する彼らの作品を通して、再び活性化されています。彼らは、空間と素材に対する強力な感覚によって、信念のように強い形の、倫理のように透明感のある建築を創り出しています」と、2021年のプリツカー賞審査委員会の文章に記されています。

ラカトン&ヴァッサルは、ウィンターガーデンやバルコニーによって、居住者がエネルギーを節約し、四季折々の自然に触れることができるようにすることで、生活空間を飛躍的に、かつ安価に拡大しています。「ラタピーハウス(1993年、フランス・フロワラック)」は、温室技術を応用した最初の作品で、ウィンターガーデンを設置することで、低予算でより大きな住宅を実現しました。東向きの開閉式透明ポリカーボネートパネルを住宅の裏側に設置することで、自然光が住宅全体を照らし、リビングルームからキッチンまで、室内の共同スペースを拡大し、空調管理も容易にしています。

「今年は、これまで以上に、私たちが人類全体の一部であることを実感しました。健康上の理由であれ、政治上の理由であれ、社会上の理由であれ、集団意識を高めることが必要です。相互に連結しているシステムと同様に、環境に公平であること、人類に公平であることは、次の世代に公平であることなのです。」とプリツカー建築賞審査委員長のアレハンドロ・アラヴェナ氏はコメントします。「ラカトン&ヴァッサルは、繊細さの中に先鋭さがあり、繊細さの中に大胆さがあり、建築環境への敬意とストレートなアプローチのバランスをとっています」

篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」

1,136.73 篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」

篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」 photo©長谷川健太
篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」 photo©長谷川健太
篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」 photo©長谷川健太
篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」 photo©長谷川健太

篠崎弘之+増田裕樹 / 篠崎弘之建築設計事務所が設計した、栃木・宇都宮市のオフィス「マスケン新社屋」です。施主で施工を手掛けたマスケンのサイトはこちら

栃木県宇都宮市にある建設会社の新社屋である。
設計施工というまちづくりにダイレクトに影響できる職能を体現し、地域に貢献できる場である事が求められていた。私たちは、そもそも公共建築とは何かという事から考え直した。

図書館や博物館のように機能自体が公共性をもつ場所と違い、事務所は本来プライベードな場である。それでも、日々の通勤通学で目にしたり、その町らしい風景の一端を担っていたり、「景観としての公共性」を帯びている。街中にある倉庫や工場、住宅等の閉じた建築も、その建築がある事で場所性を認識したり、その存在を通して何かを考えさせるものは、例え中に入れずとも、公共的であると言えるのではないか。

建築家によるテキストより

建築や家具、設備などの区別を一旦無くして分解し、それらを事務所にとって必要な「道具立て」として捉え直した。それらを、雁行する大屋根の下のワンルームに分散させることで、視線が見えがくれしながら、図書館のような大きな大空間や、住宅のような溜まり、家具や機能の組み合わせ等、様々なスケールと用途の場所をつくりながら全体を構成した。
そこから垣間見える近隣の庭木、信号や看板といった地域の要素も、事務所を構築する等価な道具として、身近な存在として再認識できるような空間を目指した。

建築家によるテキストより

676㎡の中規模建築であるが、木造一戸建ての住宅を10個集めたような、自社施工しやすい木造軸組構造を基本とした構造計画である。

ここでは、本棚のような家具的な設えの部分を耐力壁として使い、反対にプレーンな壁は、柱と梁の仕口に15mmのクリアランスを設け鉛直荷重を負担しない雑壁とし、日射や視線の制御、アンビエント照明の反射壁といった機能的な役割に徹している。

意匠と構造の記号性を反転させ、家具と建築が溶け合う柔らかい状況をつくろうとした。

建築家によるテキストより
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー

8,006.58 藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー

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藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー水のパビリオン(仮) 設計:妹島和世 〈本プロジェクト案〉
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビューGlobal Bowl(仮)設計:平田晃久 〈本プロジェクト案〉
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー焼杉(仮)設計:石上純也 〈本プロジェクト案〉

藤森照信・妹島和世・藤本壮介平田晃久石上純也藤原徹平会田誠草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビューします。このイベントは2021年7月1日~9月5日の期間行われます。プロジェクトの公式サイトはこちら

パビリオン・トウキョウ2021とは

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会は、「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」の1つとして、「パビリオン・トウキョウ2021」を実施します。
「パビリオン・トウキョウ2021」は、世界にまだ知られていない日本文化の魅力を世界に伝えるためのプロジェクトです。近年、世界各地で活躍し注目を集めている日本人の建築家6名とアーティスト2名に、それぞれ独自のパビリオンを設計してもらい、新国立競技場を中心とするエリアに設置し、未来の建築やアートとして紹介します。制作される8つのパビリオンには、それぞれの建築家、アーティストたちの東京の未来への願いが込められ、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらパビリオンを巡ることができます。参加クリエイターは藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠の7名に加え、草間彌生の参加が決定しました。
「パビリオン・トウキョウ2021」は2021年7月1日(木)から9月5日(日)の間に開催され、会期中は都内各所でパビリオンの見学が可能となります。今後、制作過程などを公開しながら、本企画を通して東京の都市としての魅力を広く発信していく予定です。

リリーステキストより

以下は、建築家達の提案の最新イメージです

【ap job更新】 佐々木達郎建築設計事務所が、設計スタッフ(チーフアーキテクト等)を募集中

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■代表メッセージ
現在、ホテルや旅館等の宿泊施設、オフィスや住宅、店舗等の様々なプロジェクトが進行しています。
それぞれのプロジェクトでは、「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。
また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。
私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事にやりがいを持って活躍してくれる仲間を募集しております。

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