大堀伸 / ジェネラルデザインによる、東京・神宮前の店舗「NEIGHBORHOOD HARAJUKU」
大堀伸 / ジェネラルデザインによる、東京・神宮前の店舗「NEIGHBORHOOD HARAJUKU」 photo©スターリン・エルメンドルフ
大堀伸 / ジェネラルデザインによる、東京・神宮前の店舗「NEIGHBORHOOD HARAJUKU」 photo©スターリン・エルメンドルフ

大堀伸 / ジェネラルデザインが設計した、東京・神宮前の店舗「NEIGHBORHOOD HARAJUKU」です。店舗の公式サイトはこちら

ミリタリーやモーターサイクルカルチャーを独自の解釈で表現するアパレルブランド、NEIGHBORHOOD のフラッグシップショップである。
ブランドのこれまでのショップイメージを刷新したデザインは、整理された直線と厳選されたマテリアルの織りなすテクスチャーが特徴となっている。 

巨大なハンガーラックキューブと並列に配置された3つの1600角の溶岩石の塊、レジカウンターなど周辺の諸機能、そして天井に吊るされたライン状の照明器具になど、直線的なエレメントの厳格な構成に注力した。

溶岩石、モルタル、リン酸処理された溶融亜鉛メッキのスチール、チャコールグレーに染色されたオーク等によるグレートーンのグラデーションと、各所に手の痕跡を残したミニマリズムは、ブランドの精神性を継承したものである。

建築家によるテキストより
中村創 / DAN設計室による、神奈川の、既存戸建て住宅の改修「秦野の家」
中村創 / DAN設計室による、神奈川の、既存戸建て住宅の改修「秦野の家」 photo©浜田 昌樹 / 川澄・小林研二写真事務所
中村創 / DAN設計室による、神奈川の、既存戸建て住宅の改修「秦野の家」 photo©浜田 昌樹 / 川澄・小林研二写真事務所
中村創 / DAN設計室による、神奈川の、既存戸建て住宅の改修「秦野の家」 photo©浜田 昌樹 / 川澄・小林研二写真事務所

中村創 / DAN設計室による、神奈川の、既存戸建て住宅の改修「秦野の家」です。

ご夫婦、子供、犬で構成されるご家族の為の改修計画。

既存の建物の架構・木質仕上げを生かしながら、木の持つ温かさを繊細な格子として内外に付加することで既存家屋の継承と新たな空間の創出の両立を実現させた。
格子はサッシの存在感を消し、光、風、視界を確保しつつも隣地からの視線は避けるよう計画した。

また、仕上げには温かみのある木材、コルク、ワラスサ入り左官等、自然素材を積極的に採用した。

格子の隙間からは木漏れ日のような光が降りそそぎ、自然に包み込まれたような暖かな居住空間を生み出すことが出来た。

建築家によるテキストより
MADの設計で2023年末の完成を予定する、中国の「嘉興市民センター」。都市の新たな公共空間となる中庭と都市の風景や歴史を参照した有機的な外観が特徴
MADの設計で2023年末の完成を予定する、中国の「嘉興市民センター」。都市の新たな公共空間となる中庭と都市の風景や歴史を参照した有機的な外観が特徴 image courtesy of MAD
MADの設計で2023年末の完成を予定する、中国の「嘉興市民センター」。都市の新たな公共空間となる中庭と都市の風景や歴史を参照した有機的な外観が特徴 image courtesy of MAD
MADの設計で2023年末の完成を予定する、中国の「嘉興市民センター」。都市の新たな公共空間となる中庭と都市の風景や歴史を参照した有機的な外観が特徴 image courtesy of MAD

MADの設計で2023年末の完成を予定する、中国の「嘉興市民センター」です。都市の新たな公共空間となる中庭と都市の風景や歴史を参照した有機的な外観が特徴的な建築となっています。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

マー・ヤンソン率いるMADアーキテクツは、「嘉興市民センター」のデザインを発表しました。この計画は、今年初めに発表された嘉興市トレインステーションのデザインに続き、MADが嘉興市で設計した重要な公共プロジェクトの最新作となります。

優雅な川の景色と豊かな植生を持つ嘉興市民センターは、市の中心軸に沿って位置しています。このプロジェクトは、嘉興市南部の歴史的な湖である南湖と、市内最大の公園である中央公園に隣接するという重要な位置にあります。また、嘉興市と海燕市の2つの都市を結ぶ海燕川の水路にも隣接しています。約130,000㎡の敷地に、科学技術館、女性・子供活動センター、青少年活動センターの3つの会場があり、総建築面積は180,000㎡、敷地面積は72,000㎡となっています。

「シビックセンターは、何よりもまず人を惹きつける場所でなければなりません。子ども、若者、高齢者、家族が日常的に、そして毎週集まりたくなるような場所です。私たちは起伏のあるリングを作りました。それは、都市におけるリビングルームのような庭園であり、抱擁の役割を果たすためのものです」
マー・ヤンソン

嘉興市民センターにおいて、MADは建築物の形態とランドスケープが融合した、都市スケールのアーティスティックな存在をデザインしました。大きな円形の芝生を中心に、人と建物が交流し、共有することで、よりオープンで親しみやすく、ダイナミックな新しい都市空間を形成しています。

センターの3つの会場は「手と手」で結ばれ、円形の屋根で囲われて一つの空間を形成しています。プロジェクト全体の有機的なラインの流れは、中国東部の揚子江南岸に並ぶ古代の運河の町の柔らかさと優雅さを反映しています。建物を支える中央の円形の芝生は、大きな建築物のボリュームが風景の中に溶け込んでいくようになっています。

南湖に隣接するウォーターフロントビルは、中央公園内にあり、地元で生産された白いセラミックパネルで覆われています。このパネルは、地元の村の伝統的な樽型の瓦屋根に呼応していると同時に、この計画の経済性とエネルギー効率を高めています。一方、このプロジェクトの浮屋根は、風に吹かれたタープのように連続したスカイラインを形成し、フォルムに柔らかな包まれる感覚をもたらしています。中央の芝生の上にいても、公園の外にいても、建物内のリンクや通路にいても、動きに合わせて景色が変化していくようです。

一体感を保つために、展示・教育・アメニティの3つの会場は、曲線を描く屋根の下にまとまって配置され、自然に相互依存的なグループを形成し、流れるような動線を実現しています。展示、劇場、教育、アクティビティ、エンターテイメントなどの空間が有機的に織り込まれ、互いに補完し合っています。サービススペースの無駄な重複を避けることで、人と自然のためのより広い空間を提供し、建物の省エネ特性を高める設計となっています。

6,000㎡の芝生は、市民が集い、休息し、遊ぶだけでなく、さまざまな活動や展示会に参加できる、新しいタイプの都市のパブリックスペースとなります。

センターの1階部分は、市営交通や広い景観に接したり、中央の芝生と建物周辺の公園をつなぐなど、あらゆる面で周辺環境とのつながりを持っています。このセミオープン、セミプライベートな空間は、日常的な活動の場として、あるいは大規模な都市文化イベントのためのオープンエアーの広場として、様々な使い方が可能です。中央の緑地に加えて、この計画には人々を屋外や自然に結びつけるオープンで親しみやすい空間が含まれています。

その中でも、敷地の2階にあるテラスは、長さ350mのランドスケープの回廊とランニング路を作り出しています。人々は、中央の緑地からトラックに向かって登り、ウォーキングやエクササイズをしたり、東側の円形劇場やサンクンプラザを訪れたりした後、中央の先にある公園の森に迷い込み、大自然を楽しむことができます。

敷地内には、立派に成長したオリジナルの樹木が可能な限り保存されており、新しい自然公園を形成するためのランドスケープデザインの参考となっています。緑の森の中央には、囲まれた建物の中に曲がりくねった道や通路があり、木々の間を歩いて川辺の景色を楽しむことができます。

建物内部の中央の芝生に面した階段状の滝のようなテラスは、白い曲線の屋根と対話するように機能しています。これらの要素が重なり合い、ミニマルな床から天井までのガラスで仕切られた複数の半屋外空間となり、内と外を曖昧にしています。これは、市民が集う都市のパブリックスペースであり、都市の複雑な混乱を洗い流すための新鮮で純粋な土地となります。

嘉興は、中国の中でも独特の歴史的地位を持つ都市です。革新性、一貫性、環境への配慮、開放性、共有性を備えたMADの構想は、この街の歴史的遺産と共鳴し、この市営の公共施設を市民の帰属意識と幸福感を高める場所にします。

MADでは、都市と自然と人文の関係を探ることで、自然で平等で親しみやすいオープンスペースを都市の誰もが利用できるような都市空間を目指しています。ここでは、建築によって、市民は目まぐるしく変化する世界の中で理想的な生活の精神的な青写真を思い描き、都市の積極的な発展によって作り出される有望な未来を感じ取ることができます。

嘉興市民センターは、設計調達工事の入札を終え、2023年末に完成する予定です。

【ap job更新】 前田茂樹が主宰する「ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ」が、シニアスタッフを募集中
【ap job更新】 前田茂樹が主宰する「ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ」が、シニアスタッフを募集中
【ap job更新】 前田茂樹が主宰する「ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ」が、シニアスタッフを募集中MiiMo 夕景 (©Yohei Sasakura)

前田茂樹が主宰する「ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ」の、シニアスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ジオ-グラフィック・デザイン・ラボは、ドミニク・ペローの下で10年間建築と公共空間デザインに従事した経験をもつ前田茂樹が設立した建築設計事務所です。現在開設10年目となります。

建築を点だけではなく、「風景」として考えて設計しており、個人住宅や集合住宅なども庭や外部空間との関係を大事にして設計しています。

近年は福井県高浜町の漁業のためのフィッシュマーケットUMIKARA(2021年夏完成予定)と併せて漁港全体のランドスケープデザイン、また奈良県三宅町では、子育て支援センター、学童保育、図書室、多目的ルーム、屋外広場が複合した建築MiiMo(みぃも)等、広域なまちづくりとも関係する仕事が増えています

昨年から2023年の完成に向けて、大阪府泉大津市の市民会館跡地の約4ヘクタールの公園の設計も、ランドスケープ事務所と協働する実施設計が完了し、今年度から工事が始まります。東京では保育園、住宅の現場も丁寧に進めています。

加えて、御堂筋延伸の箕面船場阪大前駅の地下3階から地上2階をつなぐ土木スケールの新しい駅前エントランスも、東畑建築事務所とJVにて設計が完了し2021年着工予定です。
福井県おおい町では、2020年にコンペで最優秀賞に特定された、文化体験交流合宿施設の実施設計がスタートします。また大阪の自動車整備専門学校の基本設計も2021年夏ごろから始まります。

今回は、上の3つのプロジェクトに携わってくれる実務経験者、一緒に設計監理をしてくれる方を募集します。
またここ2年間で5つのプロポーザルで最優秀賞に特定されており、新たなプロポーザルやプロジェクトについて、弊社が積み上げてきたノウハウを共有しつつ一緒に取り組むことで、実務経験者でも新たな学びがあると思います。これまで住宅のみの設計監理経験で、公共建築の設計は初めてという方も歓迎です。昨今のプロポーザルでは応募時に同規模の建築設計経験を問われることも多く、規模の大きな建築に関わる経験は、将来の資産になるでしょう。弊事務所で設計者としての新たな経験を積むことによって、将来に役立つであろうスキルを身につけることができるはずです。

建築士資格はもちろん、技術士やRLAなどの資格を持っている方、ランドスケープ事務所での勤務経験がある方、広報やマネジメントに興味がある方も募集します。 設計と並行して、人の関係性をつくっていく社会実験も一緒に進めたい方がいればぜひスタッフとして参加しませんか。

スタッフは現在7人ですが、住宅から組織事務所のような中規模のプロジェクトに関わることが出来るので、アトリエと組織事務所で迷っている方がいれば、弊社では両方の規模のプロジェクトに関われるチャンスがあります。
事務所の場所は北浜と天満橋の間で、都心でありながらオフィスの窓からは中ノ島が見渡せ、豊かな緑に囲まれた環境で仕事をしています。

アルヴァ・アアルトが1936年に完成させた自邸の、日本語解説付オンラインツアー動画が、期間限定で公開中

アルヴァ・アアルトが1936年に完成させた自邸の、日本語解説付オンラインツアー動画が、期間限定で公開されています。アルテックの主催で行われたもので、2021年5月13日までの公開との事。アーキテクチャーフォトでは世田谷美術館でのアアルト展もレポートしているので併せてどうぞ(アアルトの自邸の模型や図面も紹介しています)。

Artek Tokyo 2nd anniversary のテーマ「自然とともに生きる – Live with Nature」をオンラインから体験していただけるオンライントークシリーズ。そのひとつとして、5月4日(火・祝)に、フィンランドのアアルト自邸から中継でオンラインツアーを開催しました。

ご好評にお応えし、5月13日(木)までの限定でアアルト自邸オンラインツアーの録画をご覧いただけます。アルヴァ・アアルト財団、ハンナ・パルナさんの日本語ガイドとともにお楽しみください。

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