川嶋洋平建築設計事務所による、宮城の店舗「JINS 仙台泉店」。ロードサイド風景に馴染みつつ埋没しない事を意識し、構造計画と雁行するガラス面によって透過と反射がファサードに複雑な表情を生む建築を構想
川嶋洋平建築設計事務所による、宮城の店舗「JINS 仙台泉店」。ロードサイド風景に馴染みつつ埋没しない事を意識し、構造計画と雁行するガラス面によって透過と反射がファサードに複雑な表情を生む建築を構想 photo©阿野太一
川嶋洋平建築設計事務所による、宮城の店舗「JINS 仙台泉店」。ロードサイド風景に馴染みつつ埋没しない事を意識し、構造計画と雁行するガラス面によって透過と反射がファサードに複雑な表情を生む建築を構想 photo©阿野太一
川嶋洋平建築設計事務所による、宮城の店舗「JINS 仙台泉店」。ロードサイド風景に馴染みつつ埋没しない事を意識し、構造計画と雁行するガラス面によって透過と反射がファサードに複雑な表情を生む建築を構想 photo©阿野太一

川嶋洋平建築設計事務所が設計した、宮城の店舗「JINS 仙台泉店」です。ロードサイド風景に馴染みつつ埋没しない事を意識し、構造計画と雁行するガラス面によって透過と反射がファサードに複雑な表情を生む建築が構想されました。店舗の公式ページはこちら

宮城県仙台市に設計した店舗の計画です。

建築家によるテキストより

敷地は車通りの激しい道路と大型駐車場に接しています。各方向迫った隣地建物はなく見通しのいい郊外のロードサイドに位置する店舗です。そんなある種ありきたりのロードサイドの景色に馴染むような、ただの店舗として風景に埋没しないように設計しました。

建築家によるテキストより

計画としては全面ガラス張りの開放的な長方形の箱を設計しています。ガラス高は3400 mmとし、アイレベルからの見通しの良さを壊さないように計画しました。またガラス面をギザギザと雁行させて設置していることも特徴的です。構造としては柱を建物中央に一列に配置し、その柱からやじろべえのように両側均等に伸ばした梁により屋根を支えています。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガル・ポルトの、住宅「house along a wall」。リビングとその他の空間を波打つような白い面で区切り、床の三角形のテラゾパターンとキッチンカウンター、3枚のドア、円形開口部によって空間を定義
ファラによる、ポルトガル・ポルトの、住宅「house along a wall」。リビングとその他の空間を波打つような白い面で区切り、床の三角形のテラゾパターンとキッチンカウンター、3枚のドア、円形開口部によって空間を定義 photo©ricardo loureiro
ファラによる、ポルトガル・ポルトの、住宅「house along a wall」。リビングとその他の空間を波打つような白い面で区切り、床の三角形のテラゾパターンとキッチンカウンター、3枚のドア、円形開口部によって空間を定義 photo©ricardo loureiro
ファラによる、ポルトガル・ポルトの、住宅「house along a wall」。リビングとその他の空間を波打つような白い面で区切り、床の三角形のテラゾパターンとキッチンカウンター、3枚のドア、円形開口部によって空間を定義 photo©ricardo loureiro

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの、住宅「house along a wall」です。リビングとその他の空間を波打つような白い面で区切り、床の三角形のテラゾパターンとキッチンカウンター、3枚のドア、円形開口部によって空間を定義しています。

ファラは、フィリップ・マガリャインシュ(filipe magalhães)、アナ・ルイサ・ソアレス(ana luisa soares)、アーメッド・ベルホジャ(ahmed belkhodja)の3人が主宰する建築設計事務所で2013年に設立されました。それぞれ、SANAA、伊東豊雄、アトリエ・ワンという日本の設計事務所に勤務やインターンした経験をもつことも特徴です。またフィリップとアナは、日本滞在中は中銀カプセルタワーに居住していました。

こちらは、建築家によるテキストの翻訳

団地のガレージだった場所のプログラムは宙に浮いたままでした。そこは、アパート、ショップ、カフェ、アートギャラリーになるかもしれませんでした。

自由にカーブした壁は、既存の空間的な矛盾を解決し、通りと庭をつなぐ1つの長い連続した部屋を作り出しています。メインのリビングエリアと、副次的なプログラムの可能性を持つセットは、波打つような白い面で区切られており、リビングギャラリーには光が自由に流れています。

古い金属製のゲートは、厳格なハンマーで叩かれたガラスパネルのセットに置き換えられています。ドアハンドルでもあり、郵便受けでもある黒大理石の円が、入口の目印となり、街へのメッセージとなっています。

裏側のファサードは完全に開放されており、スライド式の窓、青いコンクリート製の独立した柱、黒い大理石の最後の円など、孤立した要素のコンポジションを定義しています。裏庭には、荒々しい白い壁、テラス、落ち着いた庭がシームレスに配置されています。

このプロジェクトの素材感は、軽やかで抽象的なものです。テラゾーの床のパターンの幾何学性と、注意深く配置されたいくつかの要素によって、空間が定義されている。白と青の三角形のテラゾパターンは、湾曲した壁に沿うように配置されており、リビングエリアの統一感と一貫性を保っています。フライングキッチンカウンター、3枚のグリーンのドア、円形の開口部は、用途の可能性を示唆すると同時に、ある種の複雑さも示唆しています。まだまだ使うことができるガレージは、不確かな空間体験となりました。

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