ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築

837.85 ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築

ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築 photo©ricardo loureiro
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築 photo©ricardo loureiro
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築 photo©ricardo loureiro

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」です。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築です。

ファラは、フィリップ・マガリャインシュ(filipe magalhães)、アナ・ルイサ・ソアレス(ana luisa soares)、アーメッド・ベルホジャ(ahmed belkhodja)の3人が主宰する建築設計事務所で2013年に設立されました。それぞれ、SANAA、伊東豊雄、アトリエ・ワンという日本の設計事務所に勤務やインターンした経験をもつことも特徴です。またフィリップとアナは、日本滞在中は中銀カプセルタワーに居住していました。

こちらは、建築家によるテキストの翻訳

このプロジェクトは、重なり合う拮抗した空間構造の中で構成されています。

1階は、自由な曲線を描く壁によって定義された1つの途切れない空間として考えられています。鮮やかな庭に向かって開かれた2つの連続した白い面を持つ、1つの角をもった不安定な部屋です。その内側の高さは慎重に計算されています。逆に2階は、複雑な部屋と異なる幾何学的形状のリズミカルな衝突、不規則な空間の連続で構成されています。この複雑さは、敷地の狭い境界に合わせて、必要なプログラムをすべて収容するために導入されたものです。屋根を支える等間隔の木の梁が、不自由な交差点を作っています。

対立する空間秩序とは対照的に、物質性がこの家を支えています。流れるような白い壁は、ストライプの木の床とライトブルーの天井の間に挟まれていますが、フラットなブルーのドアや大理石のタッチ、ピンクのキッチンなどが、時折、それをかき乱します。

裏側のファサードは、3つの規則を効果的に反映しています。1階は庭に向かって完全に開かれていますが、2階には1つの窓があり、密集したコンテクストのある視点を縁取っています。縞模様のコンクリートコーニスを両側の立面に導入し、不必要なピンクの柱に合わせた青い円が、独特の構図を終わらせています。

庭に溶け込む1階部分、正確に分割されたピアノ・ノビーレ、強靭な屋根。

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