【ap job更新】 現代寺院建築・医療施設・福祉施設の設計が始まる「河原泰建築研究室」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 現代寺院建築・医療施設・福祉施設の設計が始まる「河原泰建築研究室」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 現代寺院建築・医療施設・福祉施設の設計が始まる「河原泰建築研究室」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

現代寺院建築・医療施設・福祉施設の設計が始まる「河原泰建築研究室」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社河原泰建築研究室は設計スタッフを募集します。

これから始まる現代寺院建築や医療施設、福祉施設の設計のために設計スタッフを募集します。

株式会社河原泰建築研究室が設計する建物は、ビルディングタイプの既成概念にとらわれず、これからの未来に向けた建築のあり方をゼロから考えるため、美術館ような寺院となったり、宇宙基地のような公園施設となったりしますが、決して奇をてらっているわけではなく、緻密で広範囲な分析から導かれるものなのです。

現代寺院建築や医療福祉建築、集合住宅などに興味があり、熱意をもって参画したい人を募集いたします。

堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「眉月」。和装の貸衣装店の改修。目的の異なる客層が混在しないよう、明確なゾーニングを可能にする入れ子状の平面構成を考案。内外の建築要素は和服の印象との調和に加え重厚感と高級感を意識して設計
堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「眉月」。和装の貸衣装店の改修。目的の異なる客層が混在しないよう、明確なゾーニングを可能にする入れ子状の平面構成を考案。内外の建築要素は和服の印象との調和に加え重厚感と高級感を意識して設計 photo©矢野紀行
堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「眉月」。和装の貸衣装店の改修。目的の異なる客層が混在しないよう、明確なゾーニングを可能にする入れ子状の平面構成を考案。内外の建築要素は和服の印象との調和に加え重厚感と高級感を意識して設計 photo©矢野紀行
堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「眉月」。和装の貸衣装店の改修。目的の異なる客層が混在しないよう、明確なゾーニングを可能にする入れ子状の平面構成を考案。内外の建築要素は和服の印象との調和に加え重厚感と高級感を意識して設計 photo©矢野紀行

堤由匡建築設計工作室が設計した、神奈川・横浜市の店舗「眉月 / 晴れ着の丸昌 横浜店 1階売場」です。
和装の貸衣装店の改修です。建築家は、目的の異なる客層が混在しないよう、明確なゾーニングを可能にする入れ子状の平面構成を考案しました。また、内外の建築要素は和服の印象との調和に加え重厚感と高級感を意識して設計されました。同店舗の2階の改修も堤由匡建築設計工作室が手掛けており、アーキテクチャーフォトでは、特集記事として紹介しています。店舗の公式サイトはこちら

創業55年の横浜の貸衣装店の1階売場、階段室、ファサードの改修設計を担当した。
昨年の2階列席衣装売り場に引き続いてのプロジェクトとなる。主に結婚式用のフォーマルな衣装売場であった2階売り場に対し、1階は成人式用の振袖、卒業式の袴、七五三の3種類の衣装を展示する。

建築家によるテキストより

改修前のファサードはカーブしたタイル貼りであり、メインの商品である和服のイメージに調和していなかった。そのため門型の工作物を新設して曲面壁を隠し、豆砂利洗い出し仕上げによる一直線の壁を作り、重厚感と高級感を持たせた。階段室に面する箇所はピーラーのルーバーを設置し、緩やかに視線を遮っている。その階段室の室内壁は米松の不燃リブパネルが取り付けられ、シャープな垂直性を強調し、天井の金箔クロスが非日常的な高級感を醸し出している。

建築家によるテキストより

室内では異なる客層が混在しないように、中央の売場を四角く入れ子状に囲むプランを考えた。中央の囲まれたエリアが袴売場、外周部の2辺が晴れ着、1辺が七五三と、外周部奥がミーティングエリアと明確にゾーニングすることができる。什器の高さは1.8mに抑え、圧迫感がないようにしている。ミーティングエリアは帯と小物の棚に面しており、選んだ着物と合わせやすいように配置している。小物棚は七宝の組子にシナ有効ボードを組み合わせ、自由な展示と意匠性を両立させた。

建築家によるテキストより
成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」。昔からの温泉地に計画。湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案。現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答
成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」。昔からの温泉地に計画。湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案。現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」。昔からの温泉地に計画。湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案。現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」。昔からの温泉地に計画。湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案。現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」。昔からの温泉地に計画。湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案。現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答 photo©西川公朗

成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による、山口の宿泊施設「お宿Onn 湯田温泉」です。設計・監理は、積水ハウスが手掛けています。
昔からの温泉地に計画されました。建築家は、湯治の歴史を背景に“温泉街と温泉旅行のリデザイン”を目指し、要素を削ぎ落した静かで落ち着く空間を考案しました。また、現代性と旅館らしさを持つ外観で市街地の環境にも応答する事も意図されました。施設の公式サイトはこちら

温泉宿と聞くと、同じ営みが続いてきた宿泊のスタイルだと思う人も少なくない。しかし歴史を紐解くと、そこには日本の社会の変遷と共に常に揺れ動き続けてきた温泉宿の姿が浮かびあがる。もともと温泉は、湯治の文化などにより日本では古くから愛されてきた。しかし温泉を掘るには相応の技術が必要で、明治以降に掘削技術が進歩し、文化としても徐々に大衆化し、戦後の高度経済成長の時期に、旅行会社が組む団体旅行の流行とともに、内湯・宴会施設を持った旅館が複数集まった温泉街の景観が形成されるのである。

建築家によるテキストより

湯田温泉は、長州藩のお膝元だったこともあり、明治維新の志士たちも集った歴史ある温泉地だ。
県庁所在地から近く交通の便も良いために発展は少々早く、昭和の初めには千人が入れるという「千人風呂」や動物園まで備えた施設があったという。一方でバブル崩壊後はこうした団体旅行は減少し、温泉(旅行)の楽しみ方は変わりつつある。昭和的な大人数のエンターテインメントではなく、自然環境や温泉情緒を楽しむ個人旅行への変化である。

建築家によるテキストより

私たちのプロジェクトは、こうした状況を引き受けた「温泉街と温泉旅行のリデザイン」である。
かつての湯治が病の治療が主だったのに対して、昨今の温泉に求められるのは心の癒し(治療とまで言えないが)と見ることもでき、新しい流れであると同時に古くからあった感性の再生とも言える。私たちはこうした視点に立ち、昭和的なエンターテインメントとは真逆の、「できる限り要素を削ぎ落とし、視覚情報を減らし、静かで落ち着いた」宿泊施設のあり方を模索した。

建築家によるテキストより

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