パナソニックによる、“ワークプレイスの実証実験”を行う、東京・新橋のライブオフィス「BRIDGEHEAD Shimbashi」の内覧会が開催。新しい時代を見据え仮説検証を実践する場を公開
パナソニックによる、“ワークプレイスの実証実験”を行う、東京・新橋のライブオフィス「BRIDGEHEAD Shimbashi」の内覧会が開催。新しい時代を見据え仮説検証を実践する場を公開

パナソニックによる、“コミュニケーション機能に特化したワークプレイス”の実証実験を行う、東京・新橋のライブオフィス「BRIDGEHEAD Shimbashi」の内覧会(オープン・ルーム)が開催されます。新しい時代を見据え仮説検証を実践する場を公開します。開催日は、2022年11月17日(木)・18日(金)です。場所は、東京・新橋です(詳細は申込後のご案内)。参加費無料・事前予約制申込はこちらのページからどうぞ。【ap・ad】

世界的にリモートワークが浸透する中で、出社の目的が効率的に仕事をする場所から、人が集まって交流したり、意見をぶつけ合い、イノベーションを生み出す創造的な場へと変わろうとしている。大きなオフィスでは、セキュリティや運営上実現が困難な、「コミュニケーション機能に特化したスモールワークプレイス」の受容性が高まるとの仮説検証のため、自らが体験し、お客様にも体感していただけるライブオフィスをパナソニック株式会社くらし・空間コンセプト研究所が企画、運営しています。

リリーステキストより

協創パートナーを募集します
パナソニック くらし・空間コンセプト研究所では、今までのオフィスでは実現できなかった、新たなビジネスシーンに展開できるオフィス向けのソリューション・商品を企画・提案しています。
オフィスでの「新たな価値」を創造していくため、わたしたちのコンセプトにご興味のある方は、ぜひオープンルームにご参加ください。

リリーステキストより

以下、施設の特徴を紹介します。

【ap job更新】 街づくりと密接な関わりの中で設計を行う「TOASt一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 街づくりと密接な関わりの中で設計を行う「TOASt一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 街づくりと密接な関わりの中で設計を行う「TOASt一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中HOTEL Y © 中山保寛

街づくりと密接な関わりの中で設計を行う「TOASt一級建築士事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちは現在、神奈川県川崎市登戸を拠点に様々なプロジェクトに取り組んでいます。
複合ビルや、オフィス、住宅(新築, リノベーション共)等の設計プロジェクトに取り組みながら、街づくり会社と連携をし、それぞれのプロジェクトに対し不動産的な観点を含めた設計の与条件の部分から関わることで、街づくりを意識した活動を行なっています。

現在、私たちの事務所で携わっているプロジェクトの多くは事務所を構える登戸エリアが多く、そのエリアで今年から2棟の新築複合ビルの設計が始まっています。このエリアは川崎市の進める区画整理事業によって道路が引き直され、今後5年程度で多くの建物が建て替わり一新される予定の街です。それは建物だけでなく、商店街の道や公園といった街のインフラも今後、変わることが予定され、それらをどのように変えていくかということについても提案が求められています。

そのような状況の街の中で今後も複数のプロジェクトがこの街において想定されることから、現実の街づくりと建物の設計が密接に関わるような状況の中で設計を行うことになります。
建築の設計と同様に街づくりに興味がある人にとっては、プロジェクトを通して街と建築物の関わりをよりリアルに捉えることができると思います。

その他にも、現在、地方にて新築のオフィスや住宅のリノベーションプロジェクトが複数進行中で、今後、住宅やホテルの新築なども年内に設計が始まる予定がある為、様々な種類の規模や用途の建物の設計を短期間で経験することができると思います。
私たちは立場や経験に関わらず、フラットでオープンな対話の環境を作ることで、プロジェクトの可能性を最大限に引き出していく働き方を目指しています。

私たちは夫婦で設計活動をしており、まだ小さな事務所のため、設計スタッフはより主体的にプロジェクトに携わることが求められると思いますが、プロジェクトの立ち上がりから、クライアントとの打合せ、ディテールの設計、現場監理といった建物を作るプロセス全体を短期間で経験することが可能です。
また、プロジェクトでは多彩な他分野の方々と協働し新しい成果を生み出すことにも積極的に取り組んでいるので、幅広い人間関係もつくることができます。

設立してからまだ3年の若い事務所なので、私たち自身もまだまだ発展途上にあります。
そのため、何かを私たちが教えるというよりは私たちの事務所の成長に一緒に併走してくれるようなそんな意欲のある方に来ていただければ嬉しいです。

岩堀未来長尾亜子建築設計事務所による、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」。50代夫婦の為に計画。高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向。自然を取り込み設備が整った場と、可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える
岩堀未来長尾亜子建築設計事務所による、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」。50代夫婦の為に計画。高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向。自然を取り込み設備が整った場と、可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える photo©淺川敏
岩堀未来長尾亜子建築設計事務所による、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」。50代夫婦の為に計画。高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向。自然を取り込み設備が整った場と、可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える photo©淺川敏
岩堀未来長尾亜子建築設計事務所による、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」。50代夫婦の為に計画。高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向。自然を取り込み設備が整った場と、可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える photo©淺川敏

岩堀未来長尾亜子建築設計事務所が設計した、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」です。
50代夫婦の為に計画されました。建築家は、高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向しました。そして、自然を取り込み設備が整った場と可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える空間を設計しました。

1970年代に建てられた分譲集合住宅団地の一住戸をリノベーションした住まいである。
施主は50代夫婦で、オフィスとしても使用でき高齢化した時に心地よく楽しい生活ができることが求められた。

建築家によるテキストより

団地内は数十年の歳月により緑豊かな公園のような環境となっている(第31回BELCA賞を受賞)。一方、既存住戸は高齢者にとっての身体的バリア(体力の低下や感覚の鈍化した時の使い難さや心地悪さ)や社会的バリア(他者との交流のし難さ)がある。この公園のような環境とつなげ既存住戸のバリアを解消するリノベーションを行うことで、従来のバリアフリー住宅という概念に留まらない高齢者のウェルビーイングを実現する良質でアフォーダブルな住宅ができると考えた。

建築家によるテキストより

既存住戸の3LDKの造作を解体して一室空間とし、豊かな緑と自然の光と風を最大限取込み、広々として動きやすいかつての日本家屋の座敷のような場を作った。この一体的な場を間柱または棚のようなものと配線部材を兼用した鴨居とのようなものと蚊帳生地だけで柔らかく仕切り、一体感のある場の中に景色や明るさや大きさが異なる多様な場を作った。
最小限の仕切りはライフスタイルに応じて手をかける余地があり、それぞれの場所の使い方を考えたり、仕事や趣味など他者との交流ができる場所を作ったりすることを可能にし、それが生活の楽しさや外とのつながりを生み出す。

建築家によるテキストより
アソトシヒロデザインオフィスによる、東京・品川区の「旗の台の家 / いちまつのかべまど」。四方を隣地に囲まれた敷地。プライバシーの確保と明るく伸びやかな生活の共存を求め、周辺関係を考慮し生活空間を上階に集約して小さな開口を“市松”に配置。南向きの天井勾配で空へ繋げる
アソトシヒロデザインオフィスによる、東京・品川区の「旗の台の家 / いちまつのかべまど」。四方を隣地に囲まれた敷地。プライバシーの確保と明るく伸びやかな生活の共存を求め、周辺関係を考慮し生活空間を上階に集約して小さな開口を“市松”に配置。南向きの天井勾配で空へ繋げる photo©佐藤周哉
アソトシヒロデザインオフィスによる、東京・品川区の「旗の台の家 / いちまつのかべまど」。四方を隣地に囲まれた敷地。プライバシーの確保と明るく伸びやかな生活の共存を求め、周辺関係を考慮し生活空間を上階に集約して小さな開口を“市松”に配置。南向きの天井勾配で空へ繋げる photo©佐藤周哉
アソトシヒロデザインオフィスによる、東京・品川区の「旗の台の家 / いちまつのかべまど」。四方を隣地に囲まれた敷地。プライバシーの確保と明るく伸びやかな生活の共存を求め、周辺関係を考慮し生活空間を上階に集約して小さな開口を“市松”に配置。南向きの天井勾配で空へ繋げる photo©佐藤周哉

阿蘓俊博 / アソトシヒロデザインオフィスが設計した、東京・品川区の「旗の台の家 / いちまつのかべまど」です。
四方を隣地に囲まれた敷地に計画されました。建築家は、プライバシーの確保と明るく伸びやかな生活の共存を求め、周辺関係を考慮し生活空間を上階に集約して小さな開口を“市松”に配置しました。そして、南向きの天井勾配で空へ繋げる事も意図されました。

本計画は品川区の住宅地、路地つきあたりの四方を隣地に囲まれた21坪の敷地に建つ夫婦と子どもひとりの家族3人の住宅です。
ご家族からの要望は、外からのプライバシーは守りながら明るく伸びやかに暮らしたいという「閉」と「開」の共存でした。

建築家によるテキストより

21坪という限られた敷地に建ぺい率60%、容積率100%という条件のもと、隣家の建ち方や空地の在り方、眺望の抜けなどを考察し、家族が集うLDKは2階の床すべてを使ったワンルーム、それ以外の暮らしを支える諸室は1階に配しました。

建築家によるテキストより

2階のLDKワンルームは南へ伸びやかに広がる勾配天井とし、空と空地へ繋がります。窓開口には内外双方からのプライバシーを考慮し、大きなものを用いずに小さなものを市松に配しました。市松がもつ図と地の知覚作用により、外へは規模や内の様子を伝えず、内へは小さな窓開口のすべてが空へと向かうひとつの大きな開口となり、明るさと伸びやかさを伝えます。

建築家によるテキストより

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