二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・江東区の店舗「Atelier Macri」です。
ギャラリー併設の眼鏡と香水の店です。建築家は、既存区画の空間を二つに分ける様な形を考慮し、様々な機能を集約する“コの字型”カウンターで空間を繋ぎ“一体感”を構築しました。また、クラシックなバーの様な在り方を想像して細部が設計されました。店舗の公式ページはこちら。
ギャラリーを併設した、眼鏡と香水専門のコンセプトストア「Atelier Macri(アトリエ マクリ)」の内装計画。
既存の区画は、その中央にコンクリート壁が張り出した不定形な形をしており、必然的に店内が表側と裏側に分れるような空間となっていた。
そこで、計画ではこの特徴を踏まえ、張り出した壁部分を囲うようにコの字型のカウンターを配置。接客や検眼のための作業台、商品ストックや雑収納などの機能を一つに集約しつつ、2つの空間を連続的につないで店内に一体感が生まれることを意識した。
カウンターの素材には、ツヤのある仕上げを施したウォールナット材を使用し、クラシックなバーカウンターのようにリラックスして接客を受けられるよう、肘置きなどのクラシックなディテールも取り入れた。