山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図外観 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図1階、玄関 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図2階、子世帯、和室からLDK2を見る。 photo©新澤一平

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.が設計した、新潟の「三条の家」です。
雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅です。建築家は、地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案しました。また、平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図されました。

新潟県三条市に建つ木造の2世帯住宅である。

冬に数回の大雪が降る市街地では主要道路に消雪パイプが張り巡らされ、ほぼすべての家に風除室とカーポートが備わっている。冬の寒さに一番のプライオリティをおき計画された雪国らしい新興住宅街に敷地はある。

建築家によるテキストより

この地域では宅地化がゆるやかに進んでおり、田んぼと宅地が混ざったのどかな住宅街を形成している。消雪パイプが埋設された西の道路側へカーポートを配置するのは必須であり、カーポートは敷地の一部のように前提条件として与えられているように思えた。
周囲の住宅とカーポートの関係を観察すると、カーポートと玄関が近接しているため一階への採光が取れず玄関が暗そうであったり、そうなることを避けるようにカーポートと玄関の距離をとった結果うまく接続できていない建ち方が多い。

建築家によるテキストより

ここではカーポートと建物を近づけながら玄関をカーポートの屋根より高い吹き抜けのヴォリュームで配置し、屋根より高い窓から十分な採光と通風を確保するよう計画した。冬は日射により暖められた玄関の空気を、夏はカーポートの日陰により冷やされた空気を室内に導く仕掛けとして吹き抜けの玄関に面した2階の洗面に小窓や、階段室の天井にトップライトへ空気を逃がすルーバーを設けている。

建築家によるテキストより
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る道路側の外観 photo©kenta hasegawa
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る左:土間、中央:ホール、右:LDK photo©kenta hasegawa
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作るキッチンからホールを見る。 photo©kenta hasegawa
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る奥庭 photo©kenta hasegawa

森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所が設計した、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」です。
施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地に計画されました。建築家は、既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案しました。また、開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る事も意図されました。

夫の両親の家と夫が営む会社の事務所がある敷地の南側畑を農地転用した、夫婦と子供二人が住む住宅である。

建築家によるテキストより

敷地形状は東西に細長く両親の家への採光と通風の必要性、また農地転用により最低建築面積が設定されているため、平屋での計画となった。

建築家によるテキストより

要望より導き出した4間×8間の平面を長手方向に分割し、3間ずつ東西にずらし、生まれたスペースを駐車場と奥庭とした。駐車場は両親の家と事務所の駐車場を拡張したものとするために無柱とする必要があった。そこで中心から方杖を設け、屋根を持たせる計画とした。片方のみ方杖となると柱に負担がかかるため、中心から両側へ3尺ピッチで方杖を設け、それを全て連続させた。

建築家によるテキストより
水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和
水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和ARC-Xによる新製品の手洗器。 photo courtesy of ARC-X
水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和ARC-Xによる新製品の手洗器。 photo courtesy of ARC-X

水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X(アークエックス)」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売しています。
新製品の手洗器は、人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和します。実際の製品は、東京・浅草のARC-X ショールームで確認が可能、またARC-Xのウェブサイトから、「無料レンタル」も可能です。【ap・ad】

「新しい生活様式」に対応した手洗器の開発

日常生活における「新しい生活様式」が定着、感染症予防のため住宅・パブリック空間共にトイレ個室内の手洗いに注目が集まっています。また、SNS等でお気に入りの空間を一般ユーザー自身が自分で見つけ出すなど、空間デザインへの要望が多様化しています。

そこで、スペースに制限があり、自ずとデザインの選択肢も限られてくるトイレ空間での新たな選択肢を広げるべく、今回の手洗器を開発しました。

トイレはもちろん、玄関まわりや共用スペースでも設置しやすいミニマルなデザインとサイズになっています。

新たに発売されるのは、人工大理石製手洗器「A065」と、同素材の人工大理石製キャビネットが付いた手洗器「A066」の2種類です。

以下に、本製品の写真や特徴を掲載します。

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