青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属
青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属外観 photo©architecturephoto

青木淳西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催されます。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属してるようです。2023年10月9日まで抽選申込を受付中。本建築は、青木淳・西澤徹夫設計共同体が基本設計と監修を手掛け、松村組・昭和設計が実施設計を手掛けました。

秋の夜長に、一夜限りの美術館を楽しむプレミアムなお泊まり体験です。

以下に、会場となる中央ホールの写真も掲載します。

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:受付・事務、右:キッズスペース、待合(会計) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:エントランス、正面:受付・事務、右:待合(診療) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるサイン photo©鈴木淳平

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEが設計した、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」です。
駅近の医療ビル内での計画です。建築家は、“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案しました。また、木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える事も意図されました。

新築医療ビルに入居する耳鼻咽喉科クリニックの内装計画。

施主は集客力の高い駅前通り沿いの立地を選択し、この地で老若男女に親しまれる空間を要望した。限られた診療時間内に多くの患者を診るために、無駄のない動線で診療以外にかかる時間を短くする計画とした。

建築家によるテキストより

耳鼻咽喉科の診療は別室に移動して行う処置行為も多く、患者は受付→診察→処置→受付の順に院内を移動する必要があり、順路の明確化と移動時間の短縮が求められた。子供からお年寄りまでが立って、歩いて、座ってを繰り返す中に快適性と安心感を提供できる空間作りが本計画のテーマとなった。

建築家によるテキストより

待合は受付・診察室・処置室へ直接アクセスできる配置とし、順路に沿って患者自身が場所を変えながら移動する待合空間を考えた。立面として視界に入る、床から天井に達する木質の間仕切り壁は、独特の緊張感がある医療施設に温かみを与えつつ、待合空間にリズムと場所性をもたらした。間仕切り壁と丸みを持った垂れ壁によって、L型平面をもつ待合空間の奥行きを可視化し、順路を促す効果を持たせた。

建築家によるテキストより
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保外観 photo©kenta hasegawa
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保外観、ポーチ photo©kenta hasegawa
森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保LDK photo©kenta hasegawa

森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所が設計した、静岡・周智郡の「タープハウス」です。
往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫です。建築家は、外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案しました。また、仕上げの“ショールーム”も意図して壁面が多く確保されました。

敷地は遠州飯田城あとの麓にあり、当時は近隣に流れる太田川を引き込み水堀であった場所の一角である。

水堀の周りには家臣団の屋敷が建ち並び、現在もいくつかは当時の名残を残している。その様な状況であるため、旧水堀である土地は一段低く周囲を細い道路で囲まれ多くは畑として利用されてきた。そこに左官業を営む施主の住宅兼倉庫を建てる計画である。

建築家によるテキストより

旧水堀周辺の道路は近隣住民の散歩コースでもある。敷地の周辺環境が良好にも関わらず、一般的な開口の設定では周りの目を気にして内に閉じこもるような生活となりかねない。また左官のショールームとしての機能により、多種多様な仕上げ、更新性が求められた。

建築家によるテキストより

そこでまず、変形した敷地形状をプロットした大きな屋根を、地表近くから掛かるように計画した。大きな屋根の下は出来るだけ凹凸のある平面計画とし、内部も壁面を多くとるため路地のような動線を計画した。

大きく広がる屋根は、外部や開口部に見えがかりを作り開放的かつ包まれた場を確保する。また頻繁に更新されるであろう左官仕上げが現状と全く違うものとなったとしても、この屋根により統合されることを期待している。

建築家によるテキストより

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