SHARE 4組の若い世代のスイス建築家に注目した展覧会「スイス・ヴィジョン ─ 新世代の表現手法」。従来のスイスの建築表現とは一線を画す“力強く新鮮さのある建築表現”の作品群を紹介。一般化した映像という表現手段にも着目し、等身大の映像・写真・図面を展示
- 日程
- 2024年3月29日(金)–4月14日(日)
4組の若い世代のスイス建築家に注目した展覧会「スイス・ヴィジョン ─ 新世代の表現手法」です。
出展者は、BY JUNG、Truwant+ Rodet+、WALDRAP、Weyell Zipseです。従来のスイスの建築表現とは一線を画す“力強く新鮮さのある建築表現”の作品群を紹介しています。また、一般化した映像という表現手段にも着目し、等身大の映像・写真・図面を展示します。会期は2024年4月14日まで。入場無料です。展覧会の公式サイトはこちら。
この度、日本・スイスの建築文化交流のプラットフォームとして2018年に設立した日瑞建築文化協会(JSAA)は、第3回目のイベントとして、スイスの1980年代前半生まれの建築家4組(BYJUNG / Truwant + Rodet + / WALDRAP / Weyell Zipse)の映像・音のインスタレーションの展覧会『スイス・ヴィジョン ─ 新世代の表現手法』を開催いたします。
スイスの建築表現と言えば、抽象的な図面やリアルなレンダリングなど、ストイックな印象が強いかもしれません。しかし、近年のスイスにおいては、色彩豊かな図面やコラージュ、精緻で具象的な模型など、従来とは一線を画し、力強く新鮮さのある建築表現が生まれています。
本展では、1980~83年の間に生まれ、言語や文化の異なるスイス各地で教育を受けた4組の建築家を選出し、建築家にとっても、設計競技やSNSで日常的な表現手段となった映像に着目しました。二酸化炭素排出を極力削減するため、デジタル情報だけをスイスから日本へ転送することで、次世代の展示方法を模索しています。
また、アクシスギャラリーの会場の特性を活かし、フルハイトで映像を投影します。等身大の映像と共に、空間体験にとって重要となる音が流れ、図面や写真と共に展示します。スイスの建築家たちによる今日の建築表現をご覧ください。
以下に、会場の写真と詳細な情報を掲載します