自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」の、意匠設計者と施工管理者 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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茨城県日立市の設計事務所・株式会社 暮らし図では、建築士および施工管理者を募集しています。
暮らし図は地方に拠点を置きながらも造作性の高い建築づくりを実践している一級建築士事務所です。地域で活躍している質の高い職人を結集した施工チームを自社に持っていることも特徴です。
「コンセプトからディティールまで」「設計から施工まで」「デザインからコミュニケーションまで」全ての過程に深く携わることが暮らし図の建築づくりです。
現在、依頼がますます急増しており、業務領域を拡大しながら複数のプロジェクトが現在進行中です。
【進行中のプロジェクト例】
・個人住宅(複数)
・パティスリーを併設した住宅
・陶芸家の工房を併設した住宅
・レストラン
・ヘアサロン
・デザイン事務所の社屋
・福祉施設 他現在、社内スタッフは7名。その半数は県外からの移住者です。過去の募集時も全国から応募を頂きました。茨城県内の方も県外の方も是非ご応募やお問い合わせください!
■一人ひとりの働きやすさを重視した労働環境
暮らし図では、社労士、弁護士、税理士の専門家チームのバックアップを受けながら、「スタッフが安心して働ける会社」の構築に全力を注いでいます。
例えば、長距離通勤になるスタッフは高速道路通勤で時間効率を重視、高速道路代金の手当て制度も設けています。子育て中のスタッフは毎週火曜日は16時過ぎに退勤してお子さんの用事へ。フレックス制度を活用してワークライフバランスを図っています。とくに、下記にひとつでも当てはまる方からのご連絡をお待ちしています!
・とにかく建築が好きな方
・胸を張って自慢できるようなやりがいのある仕事をしていきたい方
・決まり切っただけの仕事ではなく、思考や対話を大事にした“人”に寄り添う仕事がしたい方
・設計と施工管理の垣根を超えたレベルの高い建築の仕事がしたい方
・将来独立を考えていて、実務を通じて建築と経営双方のノウハウを多面的に学びたい方
SHARE 彫刻家の舟越桂の、彫刻の森美術館での展覧会「舟越桂 森へ行く日」の入場チケットをプレゼント。“人間とは何かを問い続けた”作家の、“作品の変遷”と“創作の源となる視線”に迫る内容。デッサン・メモ・実際に使った道具類も展示
- 日程
- 2024年7月26日(金)–11月4日(月)
彫刻家の舟越桂の、彫刻の森美術館での展覧会「舟越桂 森へ行く日」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“人間とは何かを問い続けた”作家の、“作品の変遷”と“創作の源となる視線”に迫る内容です。デッサン・メモ・実際に使った道具類も展示されます。
会期は、2024年7月26日~2024年11月4日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月29日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
自然の中で人々と芸術家が交流する場として誕生した日本で初めての野外彫刻美術館である『彫刻の森美術館』。作品は芸術家の言葉であると考える当館が、周年を記念した展覧会にと2023年3月に舟越桂氏に依頼したことから本展の企画が始まり準備が進められてきましたが、2024年3月29日 舟越桂氏が逝去されました。本展は、最期までこの展覧会の実現を望み、励んでくださった作家本人の意思と、ご遺族の意向を尊重し開催されます。
~森へ行く日~
「遠い目の人がいる。
自分の中を見つめているような遠い目をしている人がときどきいる。
もっとも遠いものとは、自分自身なのかもしれない。
世界を知ることとは、自分自身を知ることという一節を思い出す。
私が感じている人間の姿を代表し、象徴してくれるような個人に出会った時、
私はその人の像を作ってみたいと思う。」
(創作メモより)遠くを見つめるまなざしを持った静かな佇まいの人物像で知られる彫刻家 舟越桂。生涯を通じて人間とは何かを問い続けた彫刻家の作品の変遷とその創作の源となる視線に迫ります。
聖母子像や性別を感じさせない静謐な空気をまとった人物像は、その後、人間という存在の大きさや不思議さを象徴する山のようなイメージの人物像や、「祈り」の思いや行為に人間の姿を与えたという考えに至った「水に映る月蝕」(2004年)、そして東日本大震災がきっかけとなって制作された「海にとどく手」(2016年)、さらに両性具有の身体と長い耳を持った、人間を見つづける存在としての「スフィンクス」へ辿り着きます。一貫して人間の存在をテーマにしながら、様々に変容を遂げる作品を舟越は自ら「心象人物」と名付けました。
「手と目と頭を使って人間の像を作ることで、思考だけでの理解を越えて、人間を把握することに変わっていかないだろうか。その時間のつみかさねで、私も人間について考えていると思いたい。」
『言葉の降る森』角川書店具体的には目に見えない、しかし現実に人間がその回りに抱える問題、祈りや思いなどに人間の姿を与えながら、人間について考えることで舟越は「人は皆それぞれ、たった一度の人生を生きていく初めての存在なのだ」ということを証明するための物語を紡ぎ出そうとしていたのではないでしょうか。
本展が、自分と出会う場として、自分と向き合う時間として、皆様に届くことを願っております。
以下に、詳細な情報を掲載します。
楮谷慎吾 / SHiiKA建築設計事務所が設計した、東京・三鷹市の住戸改修「三鷹の住戸」です。
“普遍的な3DK”を改修する計画です。建築家は、躯体と既存平面の“素直な関係性”に着目し、元の性質を引き継ぎつつ“再構築する”設計を志向しました。また、公私の程度も考慮して各用途の空間が段階的な“奥性”を持ち繋がる構成としました。
東京都三鷹市の築古マンション住戸の、夫婦2人のための改修計画である。
元々の従来然とした間取りを見直しながら、暮らしに合わせた奥性を持つ緩やかなワンルームへと更新した。
元々の間取りは、廊下とバルコニー側の3室にダイニングが挟まれた、極めて普遍的な3DKだった。土台となるマンション躯体は、その間取りを成立させる最小限の間口で構成されている。躯体と間取りが素直な関係性にあるその状態を端から否定せずに、空間の繋がりを整理しながら少しずつ解きほぐすように思考し、元々の普遍性を引き継ぎつつ再構築することを試みている。
3DKの諸室の割り付けに対して、各々の空間がグラデーショナルな奥性を持って繋がるようにL字型の壁とキッチンを再配置している。その際、頻繁な在宅ワークなどを視野にダイニングを活動の場として位置づけ、キッチンを挟んでリビングと距離を持たせることを選択した。そうして、ダイニングを軸に緩やかに繋がる空間が、住まい手の活動や公私の度合いに合わせた居場所を与えてくれることを期待した。
劇場・ホールのすべてをプロデュースする「株式会社シアターワークショップ」の、施設計画(ハード)コンサルティングスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社シアターワークショップは、総合劇場プロデュース企業です。
あらゆる側面から劇場をつくり、育てていくことが私たちの仕事です。
私たちは、劇的な空間および劇的な活動を通して、すべての人びとの生活が感動に満ち溢れ、みんなで生きる喜びを感じられる社会をつくりだすことを目指しています。弊社は設立41年を迎え、日本で最も歴史の長い劇場プロデュース企業として、これまで日本全国・海外で300を超える劇場・ホールに携わってきました。
代表取締役の伊東は職能としての劇場コンサルタントを確立したことが評価されて日本建築学会賞も受賞しています。劇場・ホールに関することはなんでもやる弊社では、施設計画(基礎調査、基本構想・基本計画、設計者選定協力、設計・施工コンサルティング、改修計画、等)のみならず、運営計画(運営計画コンサルティング、開館準備支援、事業プロデュース、等)や実際の施設運営まで、劇場・ホールのすべてに携わっています。
私たちと共に、劇場・ホールのあるくらしをプロデュースしませんか?
MVRDVが設計した、中国・上海の「Tiffany Facade Shanghai Taikoo-Li」です。
ジュエリー店のファサードデザインです。建築家は、宝石に着想を得て、ブランドを想起させる“約7千個のガラスダイアモンド”を用いたスクリーンを考案しました。また、地元のスカイラインも参照して様々な色でのライトアップも可能としました。店舗の公式ページはこちら。
こちらはリリーステキストの翻訳です
MVRDV、上海のティファニー店舗にダイヤモンドを散りばめたファサードをデザイン
太古里前灘の商業開発施設に位置するティファニーの上海店は、MVRDVがデザインした宝石にインスパイアされたファサードが特徴です。6,988個の手作りガラスの「ダイヤモンド」で構成された外部スクリーンを持つファサードは、ティファニーの有名なジュエリー・デザインを明確に連想させます。昼間は、これらのエレメントが周囲を反射と屈折させてきらびやかな効果をもたらし、夜はファサードのLED照明が無限の色彩で店舗を輝かせます。
この店舗は、2021年に完成した商業施設「太古里前灘」の中心軸の目立つ位置にある。この商業ゾーンの南半分は、幅広い高級ブランドで占められており、MVRDVのデザインは、大胆かつ一見シンプルなコンセプト、つまりダイヤモンドでできたファサードで、群を抜いています。
一見シンプルだが、このアイデアはティファニーのアイデンティティと歴史に対する深い理解に裏打ちされています。このプロジェクトは、昨年シンガポールのチャンギ空港で初めて実現したMVRDVのティファニー・ファサード・デザインの戦略の継続を表しています。このアプローチは、革新的な素材感、強い立体感、見る人に驚きを与える力といったコンセプトを重視することで、ティファニーの伝統に敬意を表しています。上海では、これらすべての原則がガラスダイヤモンドのスクリーンに表現されています。これらはランダムに散らばる効果を与えるように配置され、店のカフェに付随する2階のバルコニー沿いなど、必要な箇所では視認性を高めるために間引かれています。
これらのガラス・ダイヤモンドはそれぞれ幅21cm、高さ13cm、重さ1.5kgとなっています。それらは細いスチールケーブルに吊り下げられており、鏡面スチール仕上げが施され、構造体の上下のフレームの間に高いテンションで配置されています。特別に設計されたスチール製の固定具は、できるだけ小さく目立たないように設計されており、ダイヤモンドがサポート上で動いたり回転したりしないようにしています。細部にまで注意を払った設計のおかげで、ファサードには機械的な連結部しか使われておらず、完全に解体して部品を再利用したり、将来リサイクルしたりすることができます。
MVRDVが以前手がけたティファニーのシンガポール空港店のデザインと同様、上海店のファサードにも地元の特徴的な要素が取り入れられています。この場合、上海のスカイラインの明るくカラフルな光のディスプレイからインスピレーションを得ています。そのため、このプロジェクトでは、ファサードの上部と下部の両方に、低エネルギーで色が変化するLED照明を組み込んでいます。そのため、ファサードは、トレードマークのティファニー・ブルー®を含むあらゆる色でライトアップすることができ、ガラス・ダイヤモンドの屈折効果によって、それぞれの色に命が吹き込まれます。
- MVRDVによる、中国・深センの、宿泊施設の客室「Shenzhen Women & Children’s Centre Hotel Room」。同設計者が手掛けた施設内での計画。家族での利用を想定した空間として、“柔軟性”を原理とする設計を志向。施設のカラフルな色彩を継承して様々な色を用いた機能的なニッチのあるリビングスペースを考案
- 古谷誠章の講演「環境を重ね着する建築」の動画。日本建築士会連合会の主催で2024年6月に行われたもの