SANAAによる、長野・飯田市での建築展「妹島和世+西沢立衛 / SANAA 小笠原資料館25周年特別企画展」が開催。設計者自身が1999年に完成させた建築を会場として実施。図面や模型に加えて、当時のエピソードを収録した動画も公開
SANAAによる、長野・飯田市での建築展「妹島和世+西沢立衛 / SANAA 小笠原資料館25周年特別企画展」が開催。設計者自身が1999年に完成させた建築を会場として実施。図面や模型に加えて、当時のエピソードを収録した動画も公開展覧会ヴィジュアル image courtesy of 飯田市小笠原資料館
SANAAによる、長野・飯田市での建築展「妹島和世+西沢立衛 / SANAA 小笠原資料館25周年特別企画展」が開催。設計者自身が1999年に完成させた建築を会場として実施。図面や模型に加えて、当時のエピソードを収録した動画も公開会場風景 ©SANAA

SANAAによる、長野・飯田市での建築展「妹島和世+西沢立衛 / SANAA 小笠原資料館25周年特別企画展」が開催されています。
設計者自身が1999年に完成させた建築を会場として実施されています。図面や模型に加えて、当時のエピソードを収録した動画も公開されます。会期は、2024年12月27日まで。展覧会の公式サイトはこちら

「SANAA(サナア)(1995-) 」は、妹島和世(せじま・かずよ)、西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)による建築家ユニットで、2010年に建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞、2022年に高松宮殿下世界文化賞建築家部門など様々な賞を受賞しています。

本会場である「飯田市小笠原資料館」は、重要文化財として指定された「旧小笠原家書院」を同敷地内に隣接し、SANAAによって1999年に設計された初期の建築作品です。この度、小笠原資料館開館25周年を記念した、特別企画展を開催いたします。

本展は小笠原資料館の図面・模型に加え、設計当初の話を撮影した特別動画、以降の代表作である金沢21世紀美術館などの図面や写真を伏せて紹介することで、建築空間を体感しながら、建築への考え方やその魅力についてより深く体験することができます。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

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北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用
北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用外観、通り側より見る、夕景 photo©miyashita design office 加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用外観、庭側より見る、夕景 photo©miyashita design office 加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用2階、正面:廊下、右:テナント7 photo©miyashita design office 加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用2階、中央廊下からテナント6を見る。 photo©miyashita design office 加瀬秋彦

北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜の「かまや多治見」です。
明治の長屋を改修した複合施設です。建築家は、伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案しました。また、用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用しました。施設の公式サイトはこちら

敷地は岐阜県多治見市、観光の中心に位置し、面する通りでは陶磁器に因んだイベントが頻繁に開催される。
長屋をリノベーションし、新しく1階は飲食・物販のテナント、レンタルスペース、茶室、2階はオフィスを中心としたテナントとした。

プロジェクトは当初の規模から拡大し個人だけでなく、国、地方自治体である多治見市、多治見まちづくりNPOであるDMOが関係する官民共同のものとなった。中心となるクライアントは陶芸を作るための電気窯の職人であるが、若手陶芸家育成のためのシェア工房を主催し、自らも陶芸家としてなど多技にわたり活躍している。この度、当施設複合施設「かまや」のオーナーとなる。

建築家によるテキストより

同地域は陶磁器関係の産業を主要として成り立っている。タイルを代表とした量生産を行う大企業、伝統的な作品を作り続ける人間国宝、海外でアートピースとして取引されている作品を作る若い作家、陶磁器関係といっても多様な活動が行われている。この街の気風として昔からの伝統的なこと、新しい出来事もどちらも同様に大切にされている。そういった生き生きとした対比からインスピレーションを得て新しくリノベーションを行った。

建築家によるテキストより

計画敷地に面するオリベストリートの街並みは景観条例があるわけではないがそれぞれの建物所有者がお互い気遣いあって昔ながらの風景を守っている。
計画建物について、明治時代に建てられ2023年現在で築145年となり、元々は住居、商店、借家など長い期間の中で様々な使われ方をされ何度も増改築が行われてた形跡があった。
メイン通りに面する北側ファサードは近隣建物の例に漏れず昔ながらの街並みに合わせた佇まいとなっていた。一方、裏側となる南側は昭和以降に増築され、木構造部は手で触るとボロボロ崩れてしまうほどに全体的に損傷が大きかった。

リノベーションはメインストリートに面する北側は昔ながらの街並みに合わせ瓦屋根は傷みが激しかったので新たに瓦を葺き直し、木の真っ黒な外観とし、裏面は全て撤去し全く新しくガルバリウム素地の屋根と外壁で銀色の外観とし、表裏の印象を大きく変えた。

建築家によるテキストより
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【デザイン・設計パートナー募集】

月1~2件のデザインを、コンスタントに。
「リノベる。」のお客様に向けた、オーダーメイドのリノベーションデザインを手がけて頂きます。

担当していただくのは、ご契約後のお客様のみ。
デザイナー自身が営業活動を行う必要はなく、お客様へのデザイン提案に集中頂けます。

河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の間仕切り、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の敷物(四角)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(丸)、2024年 photo©澤木亮平

河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」です。
“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示です。建築家は、登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置しました。そして、訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促します。
河内は、妹島和世建築設計事務所を経て自身の事務所を設立した建築家です。また、現在、奈良女子大学大学院博士前期課程に在籍しています(※2024年11月時点の情報です)。会期は、2024年11月9日・10日・16日・17日。

初めての個展を開催します。
「家具と空間」、その関係性を主題としています。

場所は、奈良市にある、登録有形文化財、正木家住宅です。
通土間、座敷、中庭など、町家の姿を残す静穏な空間に、革、大理石、杉を用いてデザインした家具を配置します。

建築家によるテキストより

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