【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中開通直前のトンネルに宿泊する期間限定ホテル

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者の設計スタッフ、設計パートナー、プロジェクトマネジメントを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。
日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、飲食店、商業施設、舞台、展覧会デザイン、ホテルの新築やリノベーション、ジュエリーショップなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるアプローチから客席側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える奥側からカウンター越しにアプローチ側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるカウンターの天板と脚 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える椅子とカウンター photo©本多隼人

中山拓也建築事務所が設計した、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」です。
飲食店の一部にカウンター席を作る計画です。建築家は、内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築しました。また、約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えています。

木漏日が染み入るようなカウンターをつくり、建築の内部に人工的な自然現象を閉じ込める。
木漏日は暗がりの中でぼんやりと浮かび上がり、空間はざわざわと光と影で満ちあふれる。

このプロジェクトは、東京都港区白金にある一軒家のレストランの改修である。
2階に6席分のカウンターを増やしたいという依頼だった。

建築家によるテキストより

インテリアとしてではなく建築を考えるように設計したいと思い、建物全体を敷地としてひとつのカウンターを設計することで、それが置かれる空間や、さらにその空間と繋がる既存の空間全体との関係性を考えた。
エントランスや1階が既存のまま残るので、2階の壁紙や建具、設備は意図的に残したまま、カウンターとその周りの仕上げを少し操作することによって、既存と新たな要素の境界を緩やかに繋げていくことにした。

建築家によるテキストより

具体的には、周りの空間と同じ色のカウンターと椅子を部屋いっぱいに計画し、それらの新しくつくる家具と、既存の壁紙や建具に、手仕事で判(スタンプ)を押していく。判は、下地を覆い隠すと同時に、判以外の下地を余白として際立たせる。判の大きさや間隔は、地(既存)と図(判)が等価な関係になり、既存の空間と新たな要素が連続して混ざり合うように注意深く決定した。
手仕事で押された判は、にじみ、かすれなどの不規則性を伴うことで、下地を透かしつつ柔らかく覆う。その不規則性を計画するために、あらかじめたくさんのサンプルで確認し、慎重に一度限りの施工を行った。

建築家によるテキストより

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