ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎「King Abdullah Financial District Metro Station」です。
国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅です。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。また、開業11週間で1800万人以上が利用しました。アーキテクチャーフォトでは、本建築の竣工直後の様子も特集記事として紹介しています。


開業から11週間で、1800万人以上の乗客がリヤドメトロを利用

世界最長の無人運転交通システムであるリヤドメトロは、6路線、85駅、総延長176キロメートルにわたる

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計したキング・アブドラ・ファイナンシャル・ディストリクト駅は、このネットワークの主要な乗り換え拠点として機能します

交通渋滞の緩和、移動時間の短縮、リヤドの人口増加に伴う生活の質の向上をめざして設計されたリヤドメトロは、世界最長の無人運転交通システムです。この変革をもたらすネットワークは、6路線、85駅、総延長176キロメートルに及び、サウジアラビアの首都の主要地区、ビジネスセンター、文化的なランドマークを結んでいます。

リヤド市王立委員会(RCRC)によって計画された自動高速輸送システムであるリヤド・メトロは、住民と訪問者の両方のニーズを同様に満たしています。1日あたり最大360万人の乗客を収容できるこのネットワークは、市内の自動車での移動回数を減らし、持続可能な交通手段の利用を促進することを目指しています。

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)が設計したキング・アブドラ・ファイナンシャル・ディストリクト(KAFD)地下鉄駅は、開業以来、300万人以上の乗客が利用しており、ネットワークの主要な乗換駅としての役割を強化しています。この駅はKAFDの終着点とキング・ハーリド国際空港を結び、また、KAFDモノレールのスカイブリッジへのアクセスも提供しています。4層にわたり6つの鉄道プラットフォームを備えたこの駅は、バスサービスとスムーズに接続し、王国の首都における重要な多目的交通ハブを形成するとともに、金融地区のための新たな屋内外の公共広場もつくりだしています。

【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャーを募集中
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【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャーを募集中開通直前のトンネルに宿泊する期間限定ホテル

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャー 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

Fumihiko Sano Studioでは実務経験者/有資格者の設計スタッフ、設計パートナー、プロジェクトマネジメントを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。
日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、別荘、宿泊施設の新築やリノベーション、飲食店、商業施設、工場、ショールームなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞
2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞リュウ・ジャークン photo courtesy of The Hyatt Foundation/The Pritzker Architecture Prize

2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が受賞しています。

リュウは、1956年成都生まれの建築家で、現在も成都を拠点に活動しています。その建築キャリアは40年にわたり、教育・文化施設から市民空間、商業建築、都市計画に至るまで30以上のプロジェクトを手がけています。

1978年から1982年に(現)重慶大学にて建築を学んだ後、国有の成都市建築設計研究院で経験を積み、1999年に自身の設計事務所「Jiakun Architects」を設立しました。また、子供の頃から絵画や文学にも関心を持ち、現在は作家としても著作を発表しています。リュウはそれについてこう述べています。「小説を書くことと建築を実践することは異なる芸術形態であり、両者を意図的に結びつけたわけではありません。しかし、おそらく私の二重のバックグラウンドによって、作品には本質的なつながりが生まれています。例えば、物語性や詩的な表現の追求が、私の建築デザインには含まれています」。

2008年と2016年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展への国際的な建築展への出展などに加えて、マサチューセッツ工科大学やロイヤル・アカデミー・オブ・アーツなどでも講義を行ってきました。

2025年プリツカー賞審査員長のアレハンドロ・アラヴェナは次のように述べています。「都市は往々にして機能を分断しますが、リュウ・ジャークン氏はその逆のアプローチを取り、都市生活のすべての要素を統合するという繊細なバランスを保っています」「無秩序に広がる単調な郊外が増え続ける世界において、彼は建築、インフラ、景観、公共空間が一体となった場所を作り出す方法を見出しました。急成長する都市が抱える課題に立ち向かう上で、彼の作品は有益なヒントをもたらすでしょう」。

また、審査講評では次のように評されています。「一貫性があり、継続的に高い品質を保つ優れた作品群を通じて、リュウ・ジャークン氏は特定の美的または様式的制約にとらわれることなく、新しい世界を想像し、構築しています。彼は特定のスタイルに依拠するのではなく、繰り返し用いる手法に頼ることなく、プロジェクトごとに異なる特性や要件を評価し、それに応じた戦略を築いています。つまり、リュウ・ジャークン氏は現実を受け入れ、それを扱いながら、ときにまったく新しい日常生活のシナリオを提示します。知識や技術を超えて、常識と知恵こそが、彼がデザイナーの道具箱に加える最も強力なツールなのです」。

審査委員長をアレハンドロ・アラヴェナが務め、審査員には妹島和世やアンヌ・ラカトンなども名を連ねています。

以下に、リュウ・ジャークンの代表作品の写真などを掲載します。

青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業。アジア最大の旗艦店として計画。インテリアはピーター・マリノが担当。日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供
青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業。アジア最大の旗艦店として計画。インテリアはピーター・マリノが担当。日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供

青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業します。
アジア最大の旗艦店として計画されています。インテリアはピーター・マリノが担当。また、日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供するとのこと。

ティファニーは、2025年7月11日(金)に、新たな旗艦店「ティファニー 銀座」を東京都中央区銀座6丁目にオープンします。「ティファニー 銀座」は、ニューヨーク 五番街に位置する本店ザ ランドマークの最新デザインコンセプトを反映させた、アジア最大の旗艦店として誕生します。

ティファニーと日本の絆は長きに渡り、19世紀より日本の芸術、文化がティファニーのクリエイションに深いインスピレーションを与え、数々の名作を創り出してきました。日本に初上陸した1972年から53年の時を経た2025年7月、ティファニーの次なる半世紀への幕開けの象徴として「ティファニー 銀座」がオープンします。

日本を代表する建築家 青木 淳氏によってデザインされたファサードと、現代建築の巨匠 ピーター・マリノ氏が手掛けたインテリア デザインは、クラフト、アート、ヘリテージを集結させ、これまでにない体験を提供し、訪れた人々をティファニーの世界へと誘います。日本文化に敬意を表した唯一無二の店舗デザインは、その輝かしい伝統と革新の表れであり、ティファニーと日本の絆を深めます。

貴重なアーカイブ コレクションと豊富なアート コレクション、そして日本初となるブルー ボックス カフェが登場し、ティファニーの文化を発信する拠点となります。

「ダイヤモンド キング」であるティファニーが誇る比類なきジュエリーの数々や、ティファニー ハードウェアやティファニー ロックをはじめとするアイコニックなコレクションが揃います。

「ティファニー 銀座」の誕生は、伝統と革新、そして次なる半世紀の幕開けとなります。

リリーステキストより

以下にその他の画像を掲載します。

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