AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない」。2020年のNYでの展示の新たな展開として企画。アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索。展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行う
AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない」。2020年のNYでの展示の新たな展開として企画。アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索。展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行う photo by Marco Cappelletti Studio, courtesy AMO OMA
AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない」。2020年のNYでの展示の新たな展開として企画。アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索。展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行う photo by Marco Cappelletti Studio, courtesy AMO OMA
AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない」。2020年のNYでの展示の新たな展開として企画。アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索。展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行う photo by Marco Cappelletti Studio, courtesy AMO OMA
AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない」。2020年のNYでの展示の新たな展開として企画。アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索。展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行う photo by Marco Cappelletti Studio, courtesy AMO OMA

AMO / OMAによる、カタールでの展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない(Countryside: A Place to Live, Not to Leave)」です。
2020年のNYでの展示の新たな展開として企画されました。建築家は、アフリカからアジアに広がる山岳地形の“アーク”に焦点を当て、都市生活の代替案となるプロトタイプを探索しました。また、展示に加えてワークショップ・講義・実験なども行います。会期は、2026年4月29日まで。展覧会の公式ページはこちら。アーキテクチャーフォトでは、2020年の「カントリーサイド」展も特集記事として紹介しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

AMO / OMAによる新しい展覧会「カントリーサイド:住む場所、去る場所ではない(Countryside: A Place to Live, Not to Leave)」が、カタール準備学校とカタール国立博物館で開幕しました。この展覧会は、カタール博物館がカタール開発基金(QFFD)、環境・気候変動省(MoECC)、ハッサド・フード、カラマーとの協力のもとで主催しています。

2020年にニューヨークのグッゲンハイム美術館のために制作された「カントリーサイド、ザ・フューチャー」を基盤としたこの新たなヴァージョンは、「ザ・アーク」に焦点を当てています。これは、世界人口の大半を合わせて有する地域を結びつけている広大な領域であり、南アフリカから東アフリカを経て、カタールおよび中央アジアを通り、東部中国にまで広がっています。主に山岳地形によって形づくられているこのアークは、長らく大規模な都市化に抗い、古くからの伝統が存続することを可能にしてきました。今日、この地域は急速な近代化の過程にあり、技術革新、デジタル・コネクティビティ、そして農業およびエネルギーにおける新たなアプローチによって推進されています。これらの変化は、より持続可能な方法で地球に居住するための手本となる新たなプロトタイプを生み出しており、カントリーサイドを都市生活に代わる、信頼性のある進化し続ける代替案として位置づけています。

この展覧会は、カタール準備学校とカタール国立博物館の二つの会場で構成されています。博物館では、インスタレーションが展覧会の主要なリサーチテーマを紹介し、学校で展開されるコンテンツや活動の予告を提示しています。学校での展示は、能動的な教育環境として機能しており、教室をリサーチ、議論、そして制作のための空間へと変化させています。それは、継続的に発展し続けるプロセスとして機能しており、学生、教師、そして招かれた参加者を巻き込んだワークショップ、講義、共同実験を通じて構成されています。屋外では、学校の敷地が砂漠地での栽培および持続可能な食料生産の実験場として使用されており、灌漑、水耕栽培、温室設計における新たな技術が適用され、観察されています。展覧会の期間を通じて、現地で制作された資料は、生きたドキュメントとしてまとめられ、プロジェクトの終了時に発表されるマニフェストとして結実します。

BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案
BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案 photo©Ye Jianyuan
BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案 photo©Ye Jianyuan
BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案 photo©Ye Jianyuan
BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案 photo©Ye Jianyuan

BIGARTS GroupFrontによる、中国の「蘇州現代美術館」です。
中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館です。建築家は、地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向しました。そして、連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案しました。正式な開館は2026年を予定しています。アーキテクチャーフォトでは、施工中の様子も特集記事として公開していました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

プレビュー:BIGがキュレーションする展覧会とともに蘇州現代美術館が間もなく完成

BIGが設計した蘇州現代美術館(Suzhou MoCA)は、「マテリアリズム」展の開催に向けて間もなく一般公開されます。リボンのような屋根の下に12のパビリオンが並ぶ村として構想されたこの60,000㎡の美術館は、何世紀にもわたって蘇州の都市形成、建築、景観を形づくってきた庭園要素を現代的に解釈しています。BIGがキュレーションする「マテリアリズム」展は、来場者を石から始まりリサイクル素材で終わる素材の旅へと誘います。

蘇州ハーモニー・ディベロップメント・グループの委託を受け、ARTSグループおよびFront Inc.との協働によりBIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)が設計した蘇州現代美術館(Suzhou MoCA)は、現代アート、デザイン、そして中国における公共生活の新たな拠点として金鶏湖の湖畔に位置しています。この美術館は2026年に正式に一般公開される予定です。

この美術館の建築は、道筋をたどる長く屋根のある回廊「廊(ラン)」を再解釈することで、蘇州の庭園の伝統に根ざしています。瓦屋根の輪郭を想起させる緩やかな起伏をもつ連続した屋根の下に、10の相互に接続されたパヴィリオンが統合されています。残る2つのパヴィリオンは来年建設され、金鶏湖の上に張り出す形で設けられ、屋根付きの通路を通じて主要構造と接続されます。

「蘇州は中国庭園の発祥の地です。蘇州現代美術館のための私たちの設計は、パヴィリオンと中庭から成る庭園として考えられています。各パビリオンはガラス張りのギャラリーや柱廊によって織り合わされ、相互につながる彫刻の中庭と展示空間による中国結びをつくりだしています。観覧車の脚の間を縫うようにして、美術館は地下茎のように広がりながら、都市と湖をつないでいます。その結果は、植物とアート作品による、その中で迷うことができる人工の迷路です。その結節状のロジックは、上空のゴンドラから見たときにはじめてはっきりと認識できます。湖の開けた空間を背景に、屋根の緩やかな円錐形の曲線が、水辺に優美なシルエットを描き出しています。上空から見ると、ステンレスの屋根瓦が真の第五のファサードを形作っています」– ビャルケ・インゲルス、BIG 創設者 兼 クリエイティブ・ディレクター

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