竹山聖+設計組織アモルフの作品集『JOIN』が、Poesy Pressより刊行。設立45年を記念して制作。近年顕著な“3つの形の系統”に着目し、造形的な特徴が際立つ15作品を軸に構成。多数の図面に加えてスケッチ・インタビュー・年表も掲載
竹山聖+設計組織アモルフの作品集『JOIN』が、Poesy Pressより刊行。設立45年を記念して制作。近年顕著な“3つの形の系統”に着目し、造形的な特徴が際立つ15作品を軸に構成。多数の図面に加えてスケッチ・インタビュー・年表も掲載『JOINー竹山聖+設計組織アモルフの仕事』の書影

竹山聖+設計組織アモルフの作品集『JOIN』が、Poesy Pressより刊行されます。
設立45年を記念して制作されました。近年顕著な“3つの形の系統”に着目し、造形的な特徴が際立つ15作品を軸に構成しています。また、多数の図面に加えてスケッチ・インタビュー・年表も掲載します。発売日は、2025年11月24日です。【ap・ad】

竹山聖+設計組織アモルフの作品集『JOIN』が、Poesy Pressより刊行されます。

設計事務所設立45周年を記念した本書は、2010年以降の作品に焦点を当てたモノグラフです。長年にわたる設計活動のなかで近年顕著になってきた「3つの形の系統」に着目し、造形的な特徴が際立つ15作品を軸に構成されています。

形が紡ぎ出す空間をダイナミックに描き出すため、全ての写真をモノクロ化。黒とネイビーを重ね合わせたダブルトーン印刷により、建築空間を深淵な光と影の世界へと還元します。そこで浮かび上がる「存在と不在」「エロスとタナトス」といった、アモルフ作品の本質を浮き彫りにする試みでもあります。

数多くの図面に加え、50冊を超えるスケッチブックから選りすぐったスケッチ、建築家の思想的背景を紐解く2つのインタビュー(「壁」と「場」)、45年の活動を振り返る年表などで構成される252頁。日英バイリンガル。

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リリーステキストより

著書プロフィール

竹山聖(たけやま・せい)
建築家、京都大学名誉教授。1954年大阪生まれ。京都大学卒業後、東京大学大学院で原広司に学ぶ。在学中に「設計組織アモルフ」を創設し、メディアで批評活動を展開。設計活動の傍ら、1992年から28年間にわたり京都大学で教鞭をとる。主な作品に、「TERRAZZA青山」「強羅花壇」「周東パストラルホール」「大阪府立北野高校」「新宿瑠璃光院白蓮華堂」「べにや無何有」など。著書に『独身者の住まい』(廣済堂)、『庭/のびやかな建築の思考』(A&F)、『京大建築 学びの革命』(集英社インターナショナル)などがある。

リリーステキストより

以下に、詳しい情報を掲載します

MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」。六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設。“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案。内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配する
MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」。六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設。“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案。内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配する image©MVRDV
MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」。六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設。“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案。内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配する image©MVRDV
MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」。六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設。“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案。内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配する image©MVRDV
MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」。六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設。“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案。内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配する断面パース image©MVRDV

MVRDVによる、アルバニアの「グランド・ボールルーム」です。
六千席のアリーナに加えて集合住宅・ホテル・店舗も内包する複合施設の計画です。建築家は、“スポーツとコミュニティの神殿”も意図し、“直径100mを超える球体”の建築を考案しました。そして、内部にアリーナと庭園を設けて外殻に住戸等を配しました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

MVRDVの「グランド・ボールルーム」が、ティラナにおけるアリーナとアパートメント、ホテルを組み合わせる設計コンペで勝利

MVRDVが、バスケットボールとバレーボール用の6,000席のアリーナに加え、アパートメント、ホテル、地上階の小売施設を含む複合用途施設である、ティラナにおける新しいアスラン・ルシ・スポーツ・パレスの設計コンペで勝利しました。直径100メートルを超える球体の形をとるMVRDVの提案は、これらの機能を統合し、スポーツとコミュニティを一体的な環境に融合させたモニュメンタルなスタジアム空間を創り出しています。「グランド・ボールルーム」と名付けられたこの提案は、都市の個性的な建築プロジェクト群に新たに加わる存在となり、市民が集う特別な目的地となるでしょう。

このコンペの応募案は、Trema Tech shpk、Likado BV、Albanian Capital Group shpk、そしてBCN Investments BVからなるコンソーシアムによって作成されました。アリーナの上にホテルと住宅機能を積み重ねることで、この設計は比較的限られた敷地に多くの機能を収容しています。建物を円形にすることで、周囲の地域を無視した「裏側」のファサードが生まれるのを回避しています。建物の基礎に向かってすぼめることで、地域の子どもたちが利用できる公共広場や屋外スポーツ施設のための空間がより多くつくられています。さらに建物の上部を内側にすぼめることで、居住者のためのテラスが生まれます。

建物の機能は層状に配置されています。球体が地面と接する部分では、地面にくぼみを作り出し、階段や観覧席のある地下階を形成します。これらは、下方に続き、アリーナのイベントを支える小売店、カフェ、各種設備が環状に配置されたエリアへとつながっています。その上にはアリーナ本体があり、地上レベルの短い橋を渡ってアクセスします。主会場の両側には、スタンドの下に隠された2つの追加の練習コートが配置されています。その上の2フロアにはホテルが入っています。この構成によってホテルには独自の特徴が与えられ、宿泊客は下層階の客室の窓から試合を観戦できるほか、上層階のアメニティスペースからも観戦できます。上層階のスペースはスタンドの上に張り出しており、アリーナの天井に天窓を作り出しています。

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