青木淳とリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。会期は2026年7月~9月。青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催
青木淳とリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。会期は2026年7月~9月。青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催「青木淳+リチャード・タトル」展覧会プラン 2025 photo courtesy of 東京オペラシティ アートギャラリー

青木淳リチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます。
会期は2026年7月18日~9月23日。また、青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催されます。

美術家のリチャード・タトルと、建築家の青木淳の二人展。タトルにとって美術作品とは“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だといいます。青木にとって建築とは“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだといいます。タトルの美術作品と青木の建築には、互いの領域を軽やかに超えていく親和性があります。光と空気─世界を満たす要素に喩えられる両者のコラボレーションは、互いに融合し、またそれぞれとしてあり、開放的かつ愉快な空間を作り出すでしょう。本展は、東京オペラシティアートギャラリーの空間の潜在力を、美術と建築の双方向から別様に引き出すことを試みます。

リリーステキストより

以下に、その他の画像を掲載します。

【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と アルバイトを募集中
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実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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HUNE Architectsでは業務拡大の為、設計スタッフを募集します。

弊社は玉木浩太とJulia Liそして林盛による設計事務所です。

私たちはこれまでのプロジェクトにおいて、新たな建築の可能性を模索し、実験的な建設プロセスや越境的なデザインスタディによって新しい建築や場所のあり方を提案してきました。これまでの建築よりも柔軟で軽やかな建築を目指しています。

現在、首都圏での戸建て住宅や集合住宅、都内や北海道のホテル、仙台の教会、オフィスビルの設計監理、シェアハウスの内装設計とデザイン監修など複数のプロジェクトが進行中です。

事務所は3人の共同代表と8名のスタッフのほか、国内外の協力事務所やコラボレーターと一緒にプロジェクトを進めています。

今回の募集では、新卒の方から中途採用まで正社員を広く募集しますが、特に基本設計から実施設計を経験され、一人で図面を作成できる方を優遇したいと考えております。勤務形態は週休完全二日制で基本的に事務所に出勤いただきますが、個々の事情に配慮いたしますので、まずは希望をご相談ください。
また、合わせて模型・CG制作のアルバイトも募集しておりますので、ぜひご応募ください。

御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図外観、北側より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図外観、南側より見る。(右奥に「谷川さんの住宅」が見える) photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図出入口側から空間全体を見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図「木漏れ日の窓」から空間全体を見下ろす。 photo©中村絵

御手洗龍建築設計事務所が設計した、群馬・北軽井沢の「暖居」です。
篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れです。建築家は、身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案しました。また、環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図されました。

「暖居」は、篠原一男が設計した名作「谷川さんの住宅」の離れとして構想された小さな建築です。

現オーナーの遠山正道さんから「ここでの暮らしを広げていきたい」というお話を頂いたことをきっかけに計画が始まりました。中心で火を焚き身体を温める小屋として機能しながら、火を焚かないときにも周囲の自然とつながり、この土地の変化と心地よさを常に感じられるものにしたいと考えました。

建築家によるテキストより

広い敷地の中から固有の豊かな環境を探し出し、母屋(谷川さんの住宅)や風居と同様に、崖に面して建てる計画としました。
大きく育った林の中から見つけたその土地は明るく、遠くに山が眺められ、やわらかな木漏れ日がキラキラと地面の上で揺れ動き、葉擦れの音や、谷から上がって来る湿気の取れた涼やかな風がとても心地よく感じられる特別な場所でした。
そしてそこには4本の大きなミズナラが立ち、その太い根が大地をしっかりと掴むように張り巡らされていました。

建築家によるテキストより

4本の木の間から顔を出すように4つの窓辺空間をつくり、それぞれが周囲の多様な環境とつながる場を目指しました。「谷の窓」「山の窓」「籠りの窓」「木漏れ日の窓」と名づけられたそれぞれの小さなポケット空間は、高さを変えながら螺旋状に巻き上がり展開しています。

身体寸法から紡ぎ出される尺度(スケール)をもったその小さな空間に入り込むと、まるで自然の中に潜り込み、環境を纏ったかのような居心地のよさが感じられるのではないかと考えました。

また各々の窓は周囲の環境から形状や開け方が決められ、衣服を脱ぎ着して環境を調節していくような軽やかさを建築が纏っています。
その中心で薪をくべ、火を焚き、室内の温度を上げていくと、高さの差によって温熱環境に大きな違いが生まれます。窓をわずかに開けて森や谷からの風をすーっと身体へ流し込むと、得もいわれぬ涼しさが感じられるのです。

建築家によるテキストより

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