MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©MVRDV

MVRDVによる、アラブ首長国連邦・ドバイの高層ビル「Inaura」です。
世界的に知られる高層都市での計画です。建築家は、ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向しました。そして、タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案しました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

スカイラインに印を刻む新たな方法――MVRDVの「Inaura」が、象徴的な都市タワーの新たで洗練された在り方を示す

MVRDVは、ドバイ・ダウンタウンの高級ホテル兼居住タワー「Inaura」の設計コンペティションで勝利しました。Inauraはドバイのスカイラインにおいて重要な位置を占めており、ブルジュ・ハリファおよびドバイ・ファウンテンからはっきりと視認できると同時に、それらを望む眺望も備えています。しかし高さ210メートルのこのプロジェクトは、より高い近くの建物の中にあり、それらはすべて注目を競っています。そのためこのデザインは、都市の中での自らの位置を主張するために異なるアプローチを取っています。すなわち、建物の階と階の間に収められた、光を放つ宝石のような球体によって、見る者の注意を引く新しく好奇心を誘う方法を生み出しています。

世界的に知られる高層都市へと急速に成長する中で、ドバイは注目を集めるスペクタクルな建物を欠いてきたわけではありません。空想的で歪んだ形態から、精緻に装飾されたクラウンに至るまで、多くのプロジェクトが、世界一高い建物に支配されたスカイラインの中で自らの印を残そうとしてきましたが、その成果はさまざまでした。設計要件の一環として、デベロッパーであるAradaは、ダウンタウン・ドバイとビジネス・ベイの間に位置するという戦略的な立地や、都市内での視認性を含めた敷地の文脈を考慮しました。そうした設計要件の中で、彼らは次の問いを提示しました。「世界で最も知られたスカイラインの一つという文脈の中で、象徴的なタワーはいかにして設計され得るのか」

優劣を競い合うゲームを続けるのではなく、MVRDVのデザインは、スペクタクルよりも興味を引くことを重んじる新たなアプローチを提示しています。それは、洗練された直線的なタワーの上部を持ち上げて、タワー全高のおよそ4分の3の位置に、真珠に着想を得た、光を放つ卵形の特別な要素を現します。その位置と、タワーの階と階の間にほとんど控えめとも言える形で埋め込まれている在り方によって、この要素は、より高くより派手な周囲の建物の中にあっても、注目を集めることに成功します。

この強調された要素は、建物のスカイラウンジを収容することで、機能的な役割も果たしています。その卵形構造体自体にはVIPスペースが設けられ、同じフロアの残りの部分には、ブルジュ・ハリファとその周辺を一望できるクラブが配置されており、居住者やホテルの宿泊客がドバイのエネルギーと真に結びついていると感じられる場を生み出しています。

「Inauraは、これまで本格的には探求されてこなかった新たな性格をドバイのスカイラインにもたらします。それは、ある意味で、洗練されていながら同時に控えめなものです」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは述べています。「しかし視覚的な効果にとどまらず、これはきわめて実用的なデザインでもあります。タワーは効率的な矩形の平面計画を備えており、複雑なクラウンを持つタワーに見られるような、無駄な『虚飾的高さ』は存在しません。その代わりにスカイラウンジは、建物のプログラムを整理し伝える役割を果たしています。そのプログラムは、下層部では都市に、上部ではスカイラインに呼応しつつ、その特徴的な要素が両者の間に一つの水平線を形づくっています」

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