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金野千恵・NO ARCHITECTS・小林恵吾による「建築家がつくる木の上の小屋」展が千葉の、ふなばしアンデルセン公園で開催

金野千恵・NO ARCHITECTS・小林恵吾による「建築家がつくる木の上の小屋」展が千葉の、ふなばしアンデルセン公園で開催されています

金野千恵NO ARCHITECTS・小林恵吾による「建築家がつくる木の上の小屋」展が千葉の、ふなばしアンデルセン公園で開催されています。会期は、2014年3月21日~4月20日。この展示のfacebookページでは、作品の写真なども見ることができます

「家」という文字は、動物が覆(おお)いのもとで暮らしているさまを表しています。家は住まいともいいます。「住」という文字は、人(ヒト)が主(アルジ)となります。いっぽう、鳥が木にひっそりとしているさまを「棲」と表し、棲(す)むと読みます。「木」と「妻」からなる文字は、大きな木に寄り添いながら、おかあさんが子どもをたいせつにそだてている様子が、目に浮かんできます。まちに暮らすわたくしたちは、いまではじぶんのことしか考えなくなってしまいました。いま一度、動物や樹木とともに暮らしていたときの暮らしを思い出してみましょう。若手建築家による木の上の小屋(ツリーハウス)には、未来をになう子どもたちへのメッセージが込められています。
鈴木 明(コーディネーション)

「木と共にゆれるいえ」
木に住まうということは、鳥やリスにとっては当たり前なことだけど、ぼくら人間にとってはそうじゃない。風が吹くと葉がゆれて、枝もゆれて、きっと彼らの家も木といっしょにゆれる。枝の広がりにそって広がり、枝や葉と共にゆらぐ、そんなぼくらの家があったら、きっと彼らのよく知っている木の住まい方に、少しだけ近づくことが出来るかもしれない。
小林 恵吾

「木の上の眠りの家」
芽吹いたばかりの新緑や、ゆらゆら揺れる木漏れ日の中で眠ることが出来たなら・・・。毎日くり返す“眠り”を木の上でしてみたら、きっといつもと違う夢が見られるでしょう。このツリーハウスは、そんな特別な体験をうむ、眠りの家です。
金野 千恵

「木と階段」
木を登るように幹を手すりにして階段を登って行くと、一番上が円形のベンチになっています。木には負担をかけない木に寄り添う建築です。木の枝や葉っぱが屋根代わり。いつもより木を近くに感じながら、木の上の環境を楽しもう。
NO ARCHITECTS(西山広志・奥平桂子)

宇野友明による名古屋の住宅「一つ山の家」のオープンハウスが開催[2014/3/29]

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宇野友明による名古屋の住宅「一つ山の家」のオープンハウスが開催されます

宇野友明が設計した名古屋の住宅「一つ山の家」のオープンハウスが開催されます。開催日は、2014年3月29日です。要事前申し込み。建設中の現場の様子はこちらのページに掲載されています。外観の写真も掲載されています。

谷尻誠がセレクトした書籍の本棚が、代官山 蔦屋書店に登場。テーマは「オリンピック」。トークイベントも開催。

谷尻誠がセレクトした書籍の本棚が、代官山 蔦屋書店に登場するそうです

谷尻誠がセレクトした書籍の本棚が、代官山 蔦屋書店に登場するそうです。テーマは「オリンピック」との事。期間は、2014年3月20日~4月30日。2014年3月28日には、坂山毅彦が司会を務める、谷尻誠のトークイベントも企画されています。(参加費無料)

建築家のユニークな発想はどこから生まれてくるのだろうって思いませんか?
その答えを解き明かすヒントは、建築家が選ぶ本の中に隠されているかもしれません。

連続企画「BOOKS with ARCHITECT」では「2020年の自分の居場所はどこにあるの?」をテーマにし、各回ごとに異なる「お題」をゲスト建築家に投げかけ、本のセレクトで答えていただきます。

第一回目は現在活躍中の若手建築家・谷尻誠さん。
冬季ソチ五輪閉幕後に、改めて「オリンピック」を考えていただきます。
谷尻さんの建築脳は、どのような書籍を選び出すのでしょうか?

建築フロア内に「谷尻誠の本棚」をつくり、また選書の理由はトークイベントで直接語ってもらいます。
トークの相手をするのは自身も建築設計事務所を主宰する、建築コンシェルジュの坂山。
代官山蔦屋書店ならではの、建築談義が繰り広げられます。

ムトカ建築事務所、イシダアーキテクツスタジオ、髙橋一平、遠藤秀平による建築展「happy talking」が8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催

ムトカ建築事務所、イシダアーキテクツスタジオ、髙橋一平、遠藤秀平による建築展「happy talking」が渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催されます

ムトカ建築事務所イシダアーキテクツスタジオ髙橋一平遠藤秀平による建築展「happy talking」が渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催されます。会期は、2014年4月16日~2014年4月28日。4月22日には、出展者によるトークも企画されています。(入場無料)

今年のDESIGNEASTは、静岡県浜松市などをはじめ全国を巡回する「旅するDESIGNEAST」として開催。3月30日には出発式も。

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今年のDESIGNEASTは、静岡県浜松市などをはじめ全国を巡回する「旅するDESIGNEAST」として開催されます

今年のDESIGNEASTは、大阪をはじめとして静岡県浜松市など全国を巡回する「旅するDESIGNEAST」として開催されます。
その出発記念イベント「designeast 05 /CAMP 出発式」が、ツバメアーキテクツの山道拓人などをゲストに迎え行われます。開催日時は、2014年2014年3月30日18:00-20:00。場所は、大阪のコーポ北加賀屋です。

DESIGNEAST 05/CAMP
旅するDESIGNEAST。
はじまりは、大阪から。
-3月30日(日)大阪にて出発式を開催-

DESIGNEASTは、「世界のEAST・大阪から、国際水準のデザインを」をテーマに、2009年5人の実行委員により、大阪で状況の創出とコミュニティの創造を目的にはじまりました。
6回目を迎える2014年は日本各地を旅しながら「DESIGNEAST 05/CAMP」を開催します。
大阪で「迎え入れる」定住型から、今年は各都市に点在するローカル・パートナーのもとを「お邪魔する」移動型として訪れる場の力を考え、そして引続きデザインを取り巻く環境を考えていきます。
そのスタートとして、2014年3月30日(日)大阪のコーポ北加賀屋にて、CAMPの出発式を開催します。
毎年、ゲストの聞き手としてトークを展開していた実行委員会5名によるプレゼンテーションに加え、ツバメアーキテクツの山道拓人氏、デザイナーの飯田将平氏の2名を招き、トークを展開いたします。

*「DESIGNEAST 05/ CAMP」は、2014年7月から9月にかけて、 静岡県浜松市、京都府京都市、香川県小豆島町、佐賀県有田町を巡る予定です。詳細は決まり次第順次お知らせいたします。

designeast 05 /CAMP 出発式
日時: 2014年3月30日 18:00-20:00
会場: コーポ北加賀屋 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12 
    http://coop-kitakagaya.blogspot.jp 大阪市営地下鉄四ツ橋線「北加賀屋」駅4番出口より徒歩10分
参加費:投げ銭
プログラム
CAMP出発式: DESIGNEAST 実行委員会によるプレゼンテーション
CAMP TALK: 山道拓人(ツバメアーキテクツ)x 飯田将平(デザイナー)
FOOD: 森林食堂、Bar tatjana

宮本隆司とオラファー・エリアソンの展覧会が直島の宮浦ギャラリー六区で開催

宮本隆司とオラファー・エリアソンの展覧会が直島の宮浦ギャラリー六区で開催されます

宮本隆司とオラファー・エリアソンの展覧会が直島の宮浦ギャラリー六区で開催されます。会期は、2014年4月1日~6月22日。

本展は、宮本隆司、オラファー・エリアソンという2人の作家の作品を通じて、直島という場に広がる様々な「風景」を顕在化させる試みです。
今回展示される作品は、いずれも「カメラオブスクラ」の原理を応用して作られています。小穴から差し込む光によって投影像を生み出すこの原理は、写実的な空間表現のモデルとして、多くの芸術家たちによって参照されてきました。
宮浦ギャラリー六区という空間そのものを一つの「カメラオブスクラ」に見立てると、その外側には直島の日常の光景が広がっています。そして、一見何気ないその一瞬一瞬の中には、懐かしさにも似た尊さが潜んでいます。その尊さに触れたとき、私たちの眼に映る風景は、かけがえのない「The Scenes」として、私たちの記憶に刻み込まれていくことでしょう。

平田晃久による東京・目黒の集合住宅「kotoriku」の内覧会が開催

平田晃久による東京・目黒の集合住宅「kotoriku」の内覧会が開催されます

平田晃久が設計した東京・目黒の集合住宅「kotoriku」の内覧会が開催されます。開催日時は、2014年3月23日(日)11:00-16:00。「※事前申し込みの必要はありません。お気軽にお立ち寄りください。」との事。

TAKEO PAPER SHOW 2014 「SUBTLE」に、石上純也、トラフ、中村竜治、ノイズらが参加

TAKEO PAPER SHOW 2014 「SUBTLE」に、石上純也、トラフ、中村竜治、ノイズらが参加することが発表されています

TAKEO PAPER SHOW 2014 「SUBTLE」に、石上純也、トラフ、中村竜治、ノイズらが参加することが発表されています。会期は、2014年5月25日~6月1日。

竹尾ペーパーショウは、株式会社竹尾が1965年より開催している紙とデザインのイベントです。
同展を通じ、紙を様々な角度と視点から掘り下げ、多彩なクリエイターの方々とともに、その意味と価値を追求し続けています。
47回目を迎える2014年の竹尾ペーパーショウは、「SUBTLE」(サトル|かすかな、ほんのわずかの)をテーマに、紙の魅力の根源を探ります。

参加クリエイター
石上純也/色部義昭/上田義彦/葛西 薫/田中義久/冨井大裕/
トラフ建築設計事務所/中村竜治/ノイズ/服部一成/ハム・ジナ/
原 研哉/三澤 遥/皆川 明/宮田 裕美詠/寄藤文平/和田 淳
※敬称略、五十音順

藤原徹平・畠山直哉なども出演する都市イノベーション学府の修了展「IUI展」が開催

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藤原徹平・畠山直哉なども出演する都市イノベーション学府の修了展「IUI展」が開催されます

藤原徹平・畠山直哉なども出演する都市イノベーション学府の修了展「IUI展」が開催されます。会期は、2014年3月21日(金)〜3月23日(日)。場所は、ヨコハマ創造都市センター。

個人が見つめる都市の輪郭を把握し、その外側との対話を繰り広げる三日間

都市イノベーション学府。それは建築、土木、芸術、国際社会がひとつの場に集められた混沌としたプラットフォーム。
バーチャル都市の中で行われているこの実験は、どのような経過を辿っているのか。何かを産み出せそうな微かな光を感じる一方、本来は現代都市の縮図であるはずのこの空間が、交わす言葉が見つからないままの無関心、専門への引きこもりに満ち満ちているようにも思える。
私たちは知りたい。現代都市の中で多様な思想とその化学反応はどのような輪郭を持つのか。私たちはどこにいて、どこを見つめ、どこに行けるポテンシャルを秘めているのか。そのために世界の広さを本当に捉えきれているのか。この修了展では、これまでの領域の枠を超えて自分の立ち位置と周囲に広がる世界を「思考」してみる。そして外部からの視点を交えて「対話」し、未来に向けて「発信」していきたい。私たちにとって、そしてあなたにとっても始まりとなる三日間。今しかできない、ここだけの体験。

西野達のトークショー「マーライオンをホテルにした男。 ―西野達さん、これってアートなの?」が青山ブックセンターで開催

西野達のトークショー「マーライオンをホテルにした男。 ―西野達さん、これってアートなの?」が青山ブックセンターで開催されます

アーティストの西野達のトークショー「マーライオンをホテルにした男。 ―西野達さん、これってアートなの?」が青山ブックセンターで開催されます。開催日は、2014年3月29日。

西野達さんは、 世界中の有名な彫像や建造物、時計台、時には公衆トイレを囲み、そのモニュメントや設備がもともとそこにあったかのような、実際にくつろげるリビングルームにしたり、実際に宿泊することができるホテルにしたりしてしまう大がかりなインスタレーション作品を制作しています。

代表作に シンガポールのマーライオンをホテルにした《The Merlion Hotel》(写真上)や ニューヨークのコロンブス像をリビングルームにした《Discovering Columbus》(写真下) などがあります。

西野さんのように大型の作品制作やプロジェクトを実現させるためには、まず何よりも西野さんの作品への理解、さらには現代美術そのものへの理解を得ることが必要かつ重要になってきます。 日本では、さまざまな規制の多さに加え、西野さんの作品、そして現代美術への理解が十分に浸透をしていないことが壁となり、海外に比べて大がかりな作品制作の場が少ないのが現状です。

そんな中、集英社が運営をするアート情報サイト「HAPPY PLUS ART」において、西野さんの活動をサポートし、作品制作を応援するためのクラウドファンディングプロジェクト「《西野達プロジェクト》日本全国津々浦々に西野達をプレゼンするためのツールを制作し、作品制作につなげる」が立ち上げられました。これは、プロジェクトに賛同した人からネット上で資金を集め、さまざまな形で西野さんの作品の周知と理解を深める環境を整えることで、日本での作品制作を1つでも多く実現させる試みです。

今回は、代表作である《The Merlion Hotel》や《Discovering Columbus》をはじめ、これまで実現してきた作品を実際に振り返りながら、西野さんはこれまで作品の理解を得るためにどのようなアクションを起こし、どのような壁を乗り越えてきたのか、西野さんの作品にはどのような想いが込められているのかなど、その裏側をお話いただき、西野作品の理解を深めるとともに、現代アートの魅力を考えていきます。

「生活空間の詩 建築家・吉村順三展 三里塚教会と木造住宅を通して」が京都で開催

「生活空間の詩 建築家・吉村順三展 三里塚教会と木造住宅を通して」が京都工芸繊維大学工芸資料館で開催されます

「生活空間の詩 建築家・吉村順三展 三里塚教会と木造住宅を通して」が京都工芸繊維大学工芸資料館で開催されます。会期は、2014年3月17日~5月17日。2014年5月10日には、堀部安嗣・横内敏人が出演するシンポジウムも行われます。

吉村順三(1908~1997年)は、日本の木造文化のエッセンスを現代に活かしながら、 木造住宅を中心とする設計活動を通して、居心地の良い、簡素で温かな生活空間をつくり続けた建築家です。 本展覧会では、1954年に竣工し、吉村にとって唯一の教会建築である「三里塚教会」といくつかの木造住宅を通して、その建築世界の魅力に迫ろうとするものです。
東京本所の呉服商の家に生まれた吉村は、江戸情緒が色濃く残る下町に育ちます。しかし、1923年の関東大震災で自宅は焼失し、東京の街も激変してしまいます。 そんな中、震災によって失われた街並みへの思いと、F.L.ライトの帝国ホテル(1923年)に感動した経験が、吉村の建築家を志すきっかけになります。 そして、同じころ雑誌を通して住宅作家の山本拙郎(1890~1944年)と出会い、そのロマンチックな作風にも強い影響を受けました。 また、日本各地の民家をスケッチしたり、遠く朝鮮や中国を旅行して、日常風景を形づくる何気ない建築にも魅せられていきます。
こうして、東京美術学校に入学した吉村は、もう一人の師となるアントニン・レーモンド(1888~1976年)と出会い、学生の身分で事務所へ通い、卒業後は、スタッフとして学び始めるのです。 レーモンドからは、日本の伝統的な木造建築に学ぶことの大切さを教えられます。 1938年に日米関係の悪化からレーモンドはアメリカに帰国しますが、吉村は、彼の要請を受けて、1940年単身アメリカに渡り、フィラデルフィア郊外のニューホープのアトリエで働きます。 そして、1941年最後の帰国船で日本へと戻った吉村は、12月8日に事務所を設立、戦時下に設計活動をスタートさせます。 その後、母校に講師として迎えられ、戦後は、木造住宅を中心に精力的な建築家としての活動を続けます。 こうした中で竣工したのが「三里塚教会」でした。そこには、吉村が長い時間をかけて見つめてきたものが注ぎ込まれています。
今回の展覧会は、東京展(ギャラリーエークワッド)の成果を受けて、さらに、吉村が描いたスケッチや撮影したアメリカ時代の写真、実測図や書簡などの資料、模型などを追加し、 吉村順三がつくり上げようとした生活空間の姿を紹介します。

「ピタゴラスイッチ」・「デザインあ」などNHK5番組の展覧会が東京ミッドタウンで開催中

「ピタゴラスイッチ」・「デザインあ」などNHK5番組の展覧会が東京ミッドタウンで開催されています

「ピタゴラスイッチ」・「デザインあ」などNHK5番組の展覧会が東京ミッドタウンで開催されています。会期は、2014年3月8日(土)~3月30日(日)。

NHK Eテレのクリエイティブな番組、略して「Eクリ」。
「ピタゴラスイッチ」「Eテレ0655」「Eテレ2355」「デザインあ」「テクネ 映像の教室」-楽しくて、おとなもこどももワクワクする、そんな5つの番組が東京ミッドタウンに集合!
あそび心と創造力を刺激する映像展示やインスタレーションをくり広げます。
自分のからだで「あ」という文字をつくるインスタレーションや、爆笑問題の人気ワークショップなど、ここでしか体験できない仕掛けがいっぱい。
5つの部屋がある不思議なおうち「Eクリハウス」では、ソファーにくつろぎ、5番組のエッセンスをご覧ください!
また東京ミッドタウンを散策しながら20枚のカードを集め、アートブックを完成させるラリーイベントも開催中です。
いま大活躍中のクリエイターたちの、素敵なセンスやアイデアがつまった空間で、「創る」「表現する」豊かさをたのしんでみませんか。

写真家のカンディダ・ヘーファーの展覧会が江東区のユカ・ツルノギャラリーで開催

写真家のカンディダ・ヘーファーの展覧会が江東区のユカ・ツルノギャラリーで開催されます

写真家のカンディダ・ヘーファーの展覧会が江東区のユカ・ツルノギャラリーで開催されます。会期は、2014年3月7日(金)~5月10日(土)。開廊時間: 火~土 11:00~19:00(日・月・祝日休廊)。

ユカ・ツルノギャラリーでは2014年3月7日から5月10日まで、カンディダ・ヘーファーの個展を開催いたします。日本での初個展となる本展では、図書館、劇場、宮殿の写真など代表的なモチーフの大型作品7点を展示いたします。

カンディダ・ヘーファーは1944年生まれ、ケルン(ドイツ)在住。ドイツの現代写真を代表するアーティストであり、アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトゥルート、トーマス・ルフらとともに、ベッヒャー派の一人として世界的に知られている写真家です。1973年から 82年までデュッセルドルフ美術アカデミーに在籍し、映画を学んだ後、べッヒャー夫妻に師事。図書館や宮殿など豪奢な建築の室内空間を正面から撮影した作品で世界的に注目を浴び、2003年にはベネチア・ビエンナーレのドイツ館代表に選ばれています。

ヘーファーの初期作品では、ドイツのトルコ人移民労働者によってもたらされた都市の視覚的変化を扱っていますが、この主題から建造環境が人に与える影響について関心が広がったことにより、鉄道、駅、温泉、図書館、美術館、動物園、銀行、オペラハウスなど、文化的象徴となる豪奢 な建築物から日常的な建物に至るまで様々な公共空間を撮り続けてきました。ヘーファーが捉える人の存在しないイメージは逆説的に、その空間にいた人物を思い起こさせます。 ヘーファーの幅2メートルにも及ぶ大型の写真作品の前で私達は、空間の形式、構造、細部、建築物の意図と現状の間に生じる矛盾や歴史的変化について思いを巡らせることでしょう。

カンディタ・ヘーファーはこれまでに、クンストハレ・バーゼル、クンストハレ・ベルン、フランクフルト現代美術館、ニューヨーク近代美術館、パワープラント(トロント)、クンストハレ・ブレゲンツ、ラディック美術館(ケルン)など多数の美術館で展示をしてきました。2002年にドクメンタ11に参加し、2003年には マルティン・キッペンベルガーと共にベニス・ビエンナーレのドイツ館代表として選ばれました。2013年には、クンストパラスト美術館(デュッセルドルフ)にて個展を開催しています。

今回の個展のために、作家本人が来日いたします。3月8日(土)には作家を囲んでレセプションパーティーを開催いたしますので、皆様のご来場とご高覧を、心よりお待ち申し上げております。

MOMAで行われている、フランク・ロイド・ライトの展覧会の会場写真

MOMAで行われている、フランク・ロイド・ライトの展覧会の会場写真がdomuswebに掲載されています

MOMA(ニューヨーク近代美術館)で行われている、フランク・ロイド・ライトの展覧会「Frank Lloyd Wright and the City: Density vs. Dispersal」の会場写真などが17枚、domuswebに掲載されています。

佐藤卓・竹村真一のディレクションによる21_21 DESIGN SIGHでの展覧会「コメ展」の会場写真

佐藤卓・竹村真一のディレクションによる21_21 DESIGN SIGHでの展覧会「コメ展」の会場写真がdomuswebに掲載されています

佐藤卓・竹村真一のディレクションによる21_21 DESIGN SIGHでの展覧会「コメ展」の会場写真がdomuswebに掲載されています。

ビル・ヴィオラによるパリのグラン・パレでの回顧展の動画

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