exhibition archive

美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント
美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント

美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催されます。建築学生コンペティション「AYDA2022の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベントです。開催日時は2021年9月11日(日)17:00~18:30です。参加費無料。こちらのページでの要事前申込制です。【ap・ad】

日本ペイントグループが主催する建築コンペ「Asia Young Designers Awards 2022」が
今年も審査員とデザイナーを招いたスペシャルトークセッションを開催します。

今年のテーマは、『空間のイマジナリーライン』

気鋭の美術家 田村友一郎さんを審査員長に迎え、
建築家 藤原徹平さん、中山英之さんには今年も審査員として
参画していただいています。
今回のスペシャルトークセッションは、審査員3名に、
ビジュアルデザインに携わってくださっている
デザイナー古平正義氏も加わった豪華なメンバーでテーマについて熱くトークいただきます。
コンペにチャレンジしたい皆さん、テーマについてのヒントを得られるチャンスです。
ぜひご参加ください。

【ゲスト】
美術家 田村友一郎氏
建築家 藤原徹平氏
建築家 中山英之氏
デザイナー 古平正義氏

【スケジュール】
17:00~18:00 トークセッション
18:00~18:30 質疑応答(引き続き残っていただける方は質疑応答タイムにご参加ください)

以下に、今年のテーマ「空間のイマジナリーライン」についてのステートメントも掲載します。

北海道を拠点とする“アトリエブンク”の建築展「Compounds – これからの地域の拠点 -」が開催。1970年創業の建築設計事務所で、日本建築学会や公共建築協会等のアワードを多数受賞
北海道を拠点とする“アトリエブンク”の建築展「Compounds – これからの地域の拠点 -」が開催。1970年創業の建築設計事務所で、日本建築学会や公共建築協会等のアワードを多数受賞

北海道を拠点とするアトリエブンク”の建築展「Compounds – これからの地域の拠点 -」が開催されます。1970年創業の建築設計事務所で、日本建築学会や公共建築協会等のアワードを多数受賞しています。開催場所は、札幌市のコンチネンタルギャラリー(Google Map)会期は2022年8月30日~9月11日まで。入場無料です。【ap・ad】

Compounds コンパウンズ -これからの地域の拠点-

少子高齢化に伴い縮小が進む地方のまちでは、稼働率が低下した公共施設が点在したまま取り残されている状況が見られる。これら既存施設機能を集約してあらたな拠点をつくり、それぞれのまちの再編につなげるプロジェクトである。複数の用途を組合せて異なる利用者をつなぐ、多様な空間に対応した異種の構造形式を併用する、既存施設リノベーションと新築部分を組み合わせるなど、様々なレベルで必要な要素を寄せ集めることで、あたらしい活動場所-Compounds がつくり出される。

リリーステキストより

アトリエブンク

アトリエブンクは1970年に札幌で創設以来、北海道を中心に建築設計の活動を続けてきた。事務所開設当初は住宅やインテリアの仕事が中心であったが、1980年代以降、徐々に公共的な建築を手がける機会を増やし現在に至る。

アトリエブンクの主な活動の場である北海道は、大部分が亜寒帯地域に属しており冬季間は雪が多く寒さが厳しいことが何よりも大きな特徴である。一方、世界の亜寒帯地域の中でも低緯度に位置していることから、比較的自然光に恵まれ四季の変化が感じられる場所でもある。このことから、雪や寒さに対する堅牢性と、注意深く外に開く開放性、この相反する二つの性格を併せ持つ建築手法を長年積み重ねてきた。そして、この考えは現在でも多くのプロジェクトで受け継がれている。

手がけた作品は様々な評価を与えられてきた。

日本建築学会作品選奨4作品、日本建築学会作品選集23作品、公共建築賞優秀賞11作品、JIA環境建築賞などがあり、また地域の賞としては北海道建築賞/ 奨励賞を10作品、北海道赤レンガ建築賞/ 奨励賞を9作品受賞している。

リリーステキストより

より多くの作品写真や展覧会情報は以下に掲載します。

建築家の平田晃久と板坂留五が参加したシンポジウム「建築家の夢のタイル」の動画が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が考案したオリジナルタイルの詳細な背景や思想に加え、建築や都市への展開の可能性も語られる
建築家の平田晃久と板坂留五が参加したシンポジウム「建築家の夢のタイル」の動画が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が考案したオリジナルタイルの詳細な背景や思想に加え、建築や都市への展開の可能性も語られる平田晃久と板坂留五 許可を得て掲載。

建築家の平田晃久と板坂留五が参加したシンポジウム「建築家の夢のタイル──新しい風景をつくるエレメントを創作せよ」が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信されています。其々が考案したオリジナルタイルの詳細な背景や思想に加え、建築や都市への展開の可能性も語られています公開期間は、2022年8月31日(水)まで。また、本記事では、平田と板坂が考案したオリジナルタイルの写真も掲載します。【ap・ad】

建築家の夢のタイル──新しい風景をつくるエレメントを創作せよ
平田晃久(建築家)×板坂留五(建築家)

『新建築住宅特集』とLIXILは、これまで協働し、住宅のエレメントを考え直す企画として、その機能だけではなく、それぞれのエレメントがどのように住宅や都市や社会に影響をもたらしてきたのかを探り、さまざまな記事を掲載してきました。

2022年4月12日は日本で「タイル」という名称に統一されてから、ちょうど100年目。
それを記念した企画として、気鋭の建築家2人にこれからの住宅・建築・都市を踏まえた夢のタイルを構想いただき、実際にLIXILやきもの工房により制作をし、その経緯を「新建築住宅特集」2022年4月号に掲載いたしました。

本動画は、その内容を踏まえ、新建築住宅特集 編集長の西牧氏を司会に、既存概念にとらわれず可能性を模索した「夢のタイル」制作のプロセスと共に、その思想とかたち、これからの建築などについていお二人にお話いただいた内容を収録したものです。
(2022年6月22日 INAXライブミュージアムにて収録)

末光弘和+末光陽子 / SUEP.と猪熊純の対談「グリーンシェアリングが生み出す新しいコミュニティの形」がオンラインとリアルで開催。主催はリビングデザインセンターOZONE、参加費無料、要事前登録
末光弘和+末光陽子 / SUEP.と猪熊純の対談「グリーンシェアリングが生み出す新しいコミュニティの形」がオンラインとリアルで開催。主催はリビングデザインセンターOZONE、参加費無料、要事前登録末光弘和+末光陽子 / SUEP.の作品「淡路島の住宅」 photo©Kai Nakamura
末光弘和+末光陽子 / SUEP.と猪熊純の対談「グリーンシェアリングが生み出す新しいコミュニティの形」がオンラインとリアルで開催。主催はリビングデザインセンターOZONE、参加費無料、要事前登録左:末光弘和+末光陽子 / SUEP.、右:猪熊純

末光弘和+末光陽子 / SUEP.と猪熊純の対談「グリーンシェアリングが生み出す新しいコミュニティの形」がオンラインとリアルで開催されます。リビングデザインセンターOZONEで行われ、参加費無料要事前登録です(※無料の会員登録が必要)。開催日時は、2022年8月28日(日)14:00~15:30。リアルの会場は東京都・新宿区の、リビングデザインセンターOZONEの5Fセミナールームです。【ap・ad】

東京と福岡を拠点に国内外で活躍する建築家ユニット・SUEP.(末光弘和+末光陽子)による展覧会「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」が、建築の専門ギャラリーであるTOTOギャラリー・間(東京都港区)で開催されています。SUEP.は「自然との共生」をテーマにした建築デザインを目指し、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、活動しています。この度リビングデザインセンターOZONEでは、TOTOギャラリー・間の展覧会と連動し、SUEP.のトークイベントを開催します。対談相手としてお迎えするのは、建築家/芝浦工業大学准教授の猪熊 純氏。ミドリノオカテラス(2020年竣工、SUEP.設計)では、「緑をともに育てる」ことで生まれる新しいコミュニティのあり方が提案されています。人だけでなく、植物や鳥なども含めた生態系として捉えた時、どのような建築が生まれるのでしょうか? 本トークイベントでは、これまでシェアハウスなど建築とコミュニティについて様々な作品を発信されてきた猪熊 純氏と、その可能性や今後の展望などについてお話いただきます。

リリーステキストより
ベルンハルト&ヒラ・ベッヒャーの、メトロポリタン美術館での回顧展の会場動画

ベルンハルト&ヒラ・ベッヒャーの、メトロポリタン美術館での回顧展の会場動画です。展覧会期は2022年7月15日~11月6日まで。展示の公式サイトはこちら

(翻訳)
20世紀後半の写真の流れを変えたドイツの著名なアーティスト、ベルント&ヒラ・ベッヒャー(1931-2007、1934-2015)の回顧展を、写真部門担当のキュレーターのジョイス・フランク・メンシェルとジェフ・ローゼンハイムとともにバーチャルツアーでご紹介します。西ヨーロッパと北米の失われつつある工業建築という、近代を支えた一つのテーマに焦点を当て、稀有なアーティストカップルとして活動しました。一見客観的なそのスタイルは、19世紀や20世紀初頭の先例を思い起こさせる一方で、現代のミニマリズムやコンセプチュアル・アートのシリアルなアプローチと共鳴するものでした。また、ドキュメンタリー写真と美術写真の間にあるギャップに挑戦したことも大きな意義がありました。

ベッチャー夫妻は、大判のビューカメラを使って、高炉、巻き上げ塔、穀物サイロ、冷却塔、ガスタンクなどを、正確かつ優雅に、そして情熱的に記録しました。その厳格で標準化された手法は、構造物の比較分析を可能にし、4枚から30枚の写真で構成されたグリッドに展示されました。彼らはこれらの形式的な配置を「タイポロジー」と呼び、建物そのものを「匿名の彫刻」と表現しました。

本展は、ベッヒャー夫妻の偉業を称えるとともに、彼らの個人的な作品資料と包括的なアーカイブに初めてアクセスできる企画展です。

(原文)
Join Jeff Rosenheim, Joyce Frank Menschel Curator in Charge, Department of Photographs, for a virtual tour of Bernd & Hilla Becher, a retrospective celebrating the renowned German artists, Bernd and Hilla Becher (1931–2007; 1934–2015), who changed the course of late twentieth-century photography. Working as a rare artist couple, they focused on a single subject: the disappearing industrial architecture of Western Europe and North America that fueled the modern era. Their seemingly objective style recalled nineteenth- and early twentieth-century precedents but also resonated with the serial approach of contemporary Minimalism and Conceptual art. Equally significant, it challenged the perceived gap between documentary and fine-art photography.

Using a large-format view camera, the Bechers methodically recorded blast furnaces, winding towers, grain silos, cooling towers, and gas tanks with precision, elegance, and passion. Their rigorous, standardized practice allowed for comparative analyses of structures that they exhibited in grids of between four and thirty photographs. They described these formal arrangements as “typologies” and the buildings themselves as “anonymous sculpture.”

The exhibition celebrates the Bechers’ remarkable achievement and is the first ever organized with full access to the artists’ personal collection of working materials and their comprehensive archive.

トラフ建築設計事務所の会場構成による、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」。絵本をテーマとした展示。親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案。次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる
トラフ建築設計事務所の会場構成による、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」。絵本をテーマとした展示。親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案。次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所の会場構成による、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」。絵本をテーマとした展示。親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案。次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所の会場構成による、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」。絵本をテーマとした展示。親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案。次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所の会場構成による、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」。絵本をテーマとした展示。親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案。次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる photo©小川真輝

トラフ建築設計事務所が会場構成を手掛けた、福岡アジア美術館での展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム2022」です。
絵本をテーマとした展示の計画です。建築家は、親子で“だいすきなもの”を発見できる場を目指して、エリア毎に世界観に入り込める仕掛けを考案しました。また、次の場所が見え隠れし散策するような体験をつくる事も意図しました。会期は、2022年7月19日~2022年8月28日。展覧会の公式ページはこちら

福岡アジア美術館で開催される「おいでよ!絵本ミュージアム2022」の会場構成。

建築家によるテキストより

2007年から夏休み恒例のイベントとして毎年開催される本展では、絵本作品ごとの展示のほか、1000冊の絵本が読めるライブラリーも併設。絵本の世界の中で親子が一緒にだいすきなものをたくさん見つけられる仕掛けを考えた。会場は、エリアごとに絵本やアーティストを取り上げ、その世界観に入り込むような展示となっている。

建築家によるテキストより

大きな気積の空間の中で適度な分節を行いながらも、次のコーナーが見え隠れする、散策するような展示体験の場を目指した。

建築家によるテキストより
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto

東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポートします。会場は新宿のリビングデザインセンターOZONEです。
住宅建築賞金賞を、畠山鉄生+吉野太基が受賞。住宅建築賞を、小林佐絵子+塩崎太伸横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明が受賞しています。審査したのは平田晃久加藤耕一曽我部昌史山田紗子吉村靖孝でした。また、各作品の資料や審査講評がこちらのPDFにまとまっています。開催情報は、記事の末尾に掲載します。

住宅建築賞について

「住宅建築賞」はすでに新人建築家の登竜門として定着しており、その入賞作品を通して住宅建築に対する理解をさらに深め、近年多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするものです。 この住宅建築賞の入賞作品を公開展示することにより、建築に携わる方々への新鮮な刺激とし、より多くの人々に建築文化を広げる機会となればと考えています。

応募作品は原則として最近3年以内に竣工し、東京圏に建つ一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅等(大幅な増改築、公共の建築も含む)の作品を募集しています。書類による第一次審査と現地審査による第二次審査により受賞作品を決定します。

住宅建築賞2022の主旨
【共生系としての住宅】

私たちの身体の表面には様々な微生物の織りなす生態系があり、身体にとって不可欠な役割を果たしています。人間の身体そのものが一つの共生系なのです。微生物的自然は目に見えません。しかし確実に私たちの周りの空気を変え、行動や思考の根底をかたちづくっています。COVID-19の引き起こした事態は、よくも悪しくもこの目に見えない自然とのつながりを顕在化させました。これに対する反応はおそらく次の二つに分かれます。ひとつは徹底した除菌やクリーンさ、あらゆるレベルでの異物の混入を防ぐ管理体制に向かう反応です。これらは緊急事態や医療機関において、たしかに必要です。しかし私たちの生活の全てにこれらが過剰に行き渡った未来はディストピアでしかないでしょう。もうひとつの反応は、私たちの存在そのものが、多様な生物の織りなす共生系であることを認め、目に見えないものも含めたさまざまな生の気配に耳を傾けることです。他者を遮断し純粋な空間や建築をつくるのではなく、移り変わる環境の中で、時に適切な距離を発生させながら、異なるものが共存する場をつくること。このことがかつてなくリアルな挑戦である時代に、私たちはいます。住宅は希望です。なぜなら、住まい手の感覚とつくり手の工夫によってこのふたつの対立を乗り越え、他の建築に先駆けた可能性を示せるからです。さまざまな共生系としての住宅の試みは、この度のパンデミック以前からありました。そして改めていま、共生系としての住宅の価値を問うような建築を評価し、未来に向けた議論のきっかけにしていきたいと思います。挑戦的な作品を期待しています。
(審査員長 平田晃久)

建築家の永山祐子によるトークイベント「素材使いの極意」が、オンラインで開催。近作のドバイ万博日本館や東急歌舞伎町タワーに加え、様々な作品を通して“素材”について語る
建築家の永山祐子によるトークイベント「素材使いの極意」が、オンラインで開催。近作のドバイ万博日本館や東急歌舞伎町タワーに加え、様々な作品を通して“素材”について語る

建築家の永山祐子によるトークイベント「素材使いの極意」が、オンラインで開催されます(※少人数制でリアルでも開催)ケイミュー株式会社主催株式会社ユニオン共催の「素材FES」内のEvent.3にて行われます。永山による近作「ドバイ万博日本館」や「東急歌舞伎町タワー」に加えて、様々な作品を通して“素材”について語られます。開催日時は2022年7月7日(木)18:30~19:20参加費無料要事前申込です。

また、Event.1(開催時間:15:00~15:40)では、Natural Living代表の渡辺美穂による「みんなにやさしいヴィーガンキャロットケーキ」が、Event.2(開催時間:16:40~17:30)では、株式会社ユニオン代表取締役社長の立野純三と宣伝広告室による「砂と金属 -ミラノデザインウィーク2019『One Design ‒ One Handle』」も企画されています。

2017年にSOLIDOが誕生してからわずか数年で世界は大きく変わり、新しい価値観が一気に広がりました。
リモートワーク&オンライン、多様性、サステナビリティという意識の浸透、そんな時代の中で素材にこだわった新しい外壁材 SOLIDO typeF facade が誕生します。
それを記念した、素材フェチな方々とともに送るリアル&オンラインでのお祭りです。[ 参加費無料 ]
会場での商品見学と、3つのウェビナーはオンライン視聴と(少人数ですが)リアル視聴で構成しています。
会場でリアルに、オンラインならどこからでも、みなさまのご参加お待ちしています。

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2022年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2022年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2022年度のオープンキャンパスの申込を受付中です。
CLTを活用した木造校舎や、林業機械の本格的な実演などが見学可能なイベントです。定員は各回25名(先着順)で計4回の開催。2022年7月23日(土)・7月24日(日)の午前・午後の計4回の開催で、定員は各回25名(先着順)です。こちらのページからの事前申込制で7月19日(火)必着となっています。また事前にご連絡すれば、いつでも見学・説明OKな「エブリデイオープンキャンパス(要予約)」も実施中。【ap・ad】

校長を務める世界的な建築家 隈研吾氏からのメッセージ

「木の時代」をリードする志ある人材を育成

森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です。私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう

詳細は以下でどうぞ。

クリストとジャンヌ=クロードの「包まれた凱旋門」に関する展覧会の会場写真。21_21 DESIGN SIGHTでの2021年9月にパリで実現した作品に関する展示。二人の作家の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて企画。豊富な記録画像や映像を用いて作品の“新たな体験”を生み出す事を意図
クリストとジャンヌ=クロードの「包まれた凱旋門」に関する展覧会の会場写真。21_21 DESIGN SIGHTでの2021年9月にパリで実現した作品に関する展示。二人の作家の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて企画。豊富な記録画像や映像を用いて作品の“新たな体験”を生み出す事を意図 Photo: Masaya Yoshimura
クリストとジャンヌ=クロードの「包まれた凱旋門」に関する展覧会の会場写真。21_21 DESIGN SIGHTでの2021年9月にパリで実現した作品に関する展示。二人の作家の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて企画。豊富な記録画像や映像を用いて作品の“新たな体験”を生み出す事を意図 Photo: Masaya Yoshimura
クリストとジャンヌ=クロードの「包まれた凱旋門」に関する展覧会の会場写真。21_21 DESIGN SIGHTでの2021年9月にパリで実現した作品に関する展示。二人の作家の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて企画。豊富な記録画像や映像を用いて作品の“新たな体験”を生み出す事を意図 Photo: Masaya Yoshimura

クリストとジャンヌ=クロードの「包まれた凱旋門」に関する展覧会の会場写真です。
21_21 DESIGN SIGHTで行われている2021年9月にパリで実現した作品に関する展示です。本展「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」は、二人の作家の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて企画されました。そして、豊富な記録画像や映像を用いて作品の“新たな体験”を生み出す事も意図されました。21_21 DESIGN SIGHTで開催され、会期は、2022年6月13日~2023年2月12日です。また、アーキテクチャーフォトでは、作品実現中の様子などを特集記事として掲載しています。クリストとジャンヌ=クロードの公式サイトはこちら

2021年9月、パリのエトワール凱旋門が布で覆われると、周囲は人々の歓声に包まれました。現代美術作家クリストとジャンヌ=クロードが出会い、創造活動の一歩を踏み出したパリで1961年に構想し、悲願の夢でもあったプロジェクト「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」が現実のものとなった瞬間でした。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2022年6月13日より2023年2月12日まで、企画展「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」を開催します。「包まれた凱旋門」とは、エトワール凱旋門が16日間にわたり、銀色のコーティングが施された再生可能な青い布25,000m2と、3,000mもの赤いロープで包まれたプロジェクトです。本展ではこの「包まれた凱旋門」の制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点をあて、二人の人生において貫かれたものを紐解きます。

1935年6月13日、同じ年の同じ日に別々の場所で生まれたクリストとジャンヌ=クロードは、1958年秋のパリで運命的に出会い、アーティストとしての活動を始めます。その後1964年にニューヨークへ渡り、二人は世界中で驚きに満ち溢れたプロジェクトを実現させていきます。2009年にジャンヌ=クロードが逝去した後も、二人が夢見たプロジェクトの実現に向けて、クリストは創作活動を続けました。「包まれた凱旋門」のプロジェクトもそのひとつでした。当初2020年に実現予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり、クリストは完成を見ることなく同年5月に他界。その後、多くの賛同者の協力のもと、構想から60年という歳月をかけて、2021年9月に実現の日を迎えたのです。

本展は、ヴラディミール・ヤヴァチェフをはじめとするクリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団の協力を得て開催されます。多くの記録画像や映像を使って、本展ディレクターで映像作家でもあるパスカル・ルランのシネマティックな表現により「包まれた凱旋門」の構想から実現までを新たな体験としてつくり出します。

長い年月をかけ、さまざまな困難を乗り越えて実現へと向かう、ポジティブで力強い姿勢。また、そのような二人の強い思いの元に集まってきた仲間たちの存在があるからこそ、今までだれも見たことのない作品を生み続けることができるのです。夢の実現に向けたクリストとジャンヌ=クロードの姿勢は、アートやデザインのみならず日常におけるさまざまなチャレンジにも勇気を与えてくれるでしょう。

MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez

MVRDVThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。
フランス語で“行動する”の名を冠した展覧会です。建築家は、“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案しました。また、材料には再利用可能な物を使用し環境を考慮しています。展覧会の公式ページはこちら

こちらはリリーステキストの翻訳

パリの展覧会「アジール」が公開される。MVRDVとThe Why Factoryが建築とアーバニズムの活動家としての一面を紹介

「建築と都市は行動への呼びかけである」-これが、ArchiLib GalleryとMVRDVのパリオフィスの連結したスペースで本日オープンするMVRDVとThe Why Factoryの最新展覧会アジールの原則です。この展覧会の名称は、「行動する」を意味するフランス語の動詞に由来し、アクティビズムのレンズを通してMVRDVとThe Why Factoryの作品を検証し、環境や社会のさまざまな課題に対処する能力を明らかにします。

コンパクトなスペースに50以上のプロジェクトが紹介され、国際的なプロジェクトや研究など、より幅広い作品の中に、この会社のフランスの仕事を位置づけています。各プロジェクトには、活動家や抗議者の言葉から着想を得た、プロジェクトの本質をとらえたパンチの効いたスローガンが添えられ、各デザインがより良い未来への道を切り開く様子を強調しています。

この展覧会では、各プロジェクトが、人々の生活を改善し、周囲の環境を改善し、都市を改善し、国を改善し、そして地球を改善するという野心を持ったマニフェストであることが示されています。このフレームワークの思想的な基盤は、MVRDVとThe Why Factoryが作成した「バケットリスト」にあります。このリストは、「生物多様性」「自給自足」「グリーン」「コラボレーション」「民主主義」「美しい」といった記述を含む、世界の未来に対する44の目標から構成されています。

MVRDVの創業パートナーであるヴィニー・マースが2007年にデルフト工科大学に設立したシンクタンクThe Why Factoryの活動は、MVRDVの設計と共生関係にあるため、建築事務所と並べて紹介されています。このタイムラインは、2022年6月9日の展覧会オープニングセレモニーで発表された、密集した都市環境において、個々の欲望がどのようにコラボレーションし、共に繁栄していくかを研究したThe Why Factoryの新刊『(w)Ego』で完結します。

ヴィニー・マースは言います。
「1993年にMVRDVを設立したとき、私たちはこれまでとは違う方法で物事を進め、必要と思われる変化を世界にもたらしたいという願望に強く突き動かされていました」
「30年近く経った今でも、この精神が私たちのオフィスの根底にあることを誇りに思いますし、私たち人類が直面する課題がより緊急性を増している現在でもそうです。このことが、The Why Factoryを設立した理由のひとつです。建築事務所の目先のニーズにとらわれず、独立した立場でリサーチができ、なおかつ未来につながるようなものがあればと思いました。この展覧会では、ある意味、来場者に『あなたはどんな未来を見たいですか』と問いかけたいのです」

日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施
日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施

第四回日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が東京・丸の内のASJ TOKYO CELLにて開催されます。
受賞した、芦澤竜一(芦澤竜一建築設計事務所)+陶器浩一(構造家)神谷勇机+石川翔一(1-1 Architects)高野洋平+森田祥子(MARU。architecture)畑友洋(畑友洋建築設計事務所)平瀬有人+平瀬祐子(yHa architects・佐賀大学)藤貴彰+藤悠子(藤貴彰+藤悠子アーキテクチャー)[大賞]の作品を展示します。会期は2022年6月6日~6月24日まで(※土・日曜日は休館)。入場無料(事前予約不要)です。また、2022年6月12日と6月19日に受賞者が参加するクロストークがオンラインで開催されます。選考委員は、
竹山聖、
古谷誠章、
五十嵐太郎、
倉方俊輔が務めました。

【ap・ad】

日本建築設計学会賞は、近年、国内に竣工した建築作品を対象とし、設計者の自薦だけでなく、誰でも街で見かけた好きな建物を他薦できる、開かれた賞であることを目指しています。


選考にあたっては、若い世代に希望と勇気を与える賞でありたいと考えています。閉塞した社会にさわやかな流れをもたらすような作品を選び評価します。評価のプロセスや方法も開かれたものとし、建築という困難かつ魅力的な道を拓き進む者たちの道標となる作品を選んでいきます。
 
第四回日本建築設計学会賞では、書類審査及び現地審査にて6作品を日本建築設計学会賞受賞作品とし、5月17日に行われた公開プレゼンテーション及び公開審査にて、藤貴彰+藤悠子アーキテクチャーの出窓の塔居を大賞作品に決定いたしました。

東京展では、公開審査時の模型やパネルの展示の他、2週連続で受賞者に寄るオンラインクロストークを開催します。

みなさまぜひ、足をお運びください。

リリーステキストより

以下に、第四回の入賞作品の写真を掲載します(過去の受賞者のリストはこちら)。

ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示
ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示 photo©architecturephoto
ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示 photo©architecturephoto
ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示 photo©architecturephoto
ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示 photo©architecturephoto

ピーター ・ズントーの家具コレクションの展示会「Peter Zumthor collection exhibition」をフォトレポートします。
ズントーが、半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開しています。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが製作と販売を担当しました。本展では、実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示されています。

会場は、東京・青山のTime & Style Atmosphereのショールーム1階。会期は2022年6月6日(月)~30日(木)です(水曜定休)。入場料は無料です。アーキテクチャーフォトでは過去に「Peter Zumthor collection」の全プロダクトを特集記事として紹介しています。

末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所
末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所GALLARY 1の全景 photo©architecturephoto
末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所展示室から中庭の「Shading Dome」を見る。 photo©architecturephoto
末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所GALLARY 2の全景 photo©architecturephoto

末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」の会場写真です。
建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所です。会期は、2022年6月8日~9月11日(※要事前予約)。また、末光弘和+末光陽子 / SUEP.の講演会が、2022年7月15日に行われます(要事前申込)。

SUEP.の特徴は、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけようとする思想にあります。
彼らは地勢、水脈、植生、生態系などに着目し、自然環境にある風・熱・水などの働きをシミュレーションして設計の起点とすることで、建築を媒介した資源の循環システムを構築しています。自然に対して建築が寛容なアプローチをすることで、自然の恵みを得るとともに、それが持続できる社会を目指しています。また建物の居住性能を上げるという機能面はもちろん、住まう人、使う人たち、地域の人たちが、その循環の一員として参加する喜びを分かち合えることも大切にしています。

本展のタイトル「Harvest in Architecture」には、私たちが日々地球の恵みを受け取れることへの感謝と、それを継続するために行う努力への決意が込められています。展覧会では、彼らが行ってきたリサーチや検証と、それらがどのようなかたちで建築の循環システムに結実してきたかが明かされます。

彼らの取り組みは、建築が地球とつながり、未来を拓くためのチャレンジの連続といえます。人間が地球の恵みを一方的に搾取するのではなく、自然との共生により豊かな恵みが続いていく、そのために建築家として果たすべき役割は何か。本展覧会を通して、彼らの思考と試行の全貌をご覧いただきます。

芦沢啓治・トラフ・寺田尚樹・SAKUMAESHIMAが参加した「アップサイクルって何? 02」展のフォトレポート。芦沢のディレクションと会場構成で開催、廃材を一部利用した建材や工場の端材を活用してプロダクトを制作、アップサイクルの可能性を提案
芦沢啓治・トラフ・寺田尚樹・SAKUMAESHIMAが参加した「アップサイクルって何? 02」展のフォトレポート。芦沢のディレクションと会場構成で開催、廃材を一部利用した建材や工場の端材を活用してプロダクトを制作、アップサイクルの可能性を提案 photo©architecturephoto
芦沢啓治・トラフ・寺田尚樹・SAKUMAESHIMAが参加した「アップサイクルって何? 02」展のフォトレポート。芦沢のディレクションと会場構成で開催、廃材を一部利用した建材や工場の端材を活用してプロダクトを制作、アップサイクルの可能性を提案 photo©architecturephoto
芦沢啓治・トラフ・寺田尚樹・SAKUMAESHIMAが参加した「アップサイクルって何? 02」展のフォトレポート。芦沢のディレクションと会場構成で開催、廃材を一部利用した建材や工場の端材を活用してプロダクトを制作、アップサイクルの可能性を提案 photo©architecturephoto

芦沢啓治トラフ寺田尚樹SAKUMAESHIMAが参加した「アップサイクルって何? 02」展のフォトレポートです。芦沢のディレクションと会場構成で開催、廃材を一部利用した建材や工場の端材を活用してプロダクトを制作、アップサイクルの可能性を提案しています。東京ビッグサイトでの「インテリア ライフスタイル 2022」内で開催しており、会期は2022年6月1日~3日です(要事前登録)。

環境意識の高まりの中、プロダクト開発においてサステナブル視点のない商品開発はもはや存在し得ないと言ってもいいほどです。
その中において、アップサイクル、創造的再利用は、まだまだその可能性を謳歌できていない分野であると同時に、成功の秘訣にはデザイナーやアーキテクトの豊かな発想が不可欠です。

リリーステキストより

今回、建築家6名と、環境に配慮したものづくりメーカー2社が協業し、アップサイクルの新たな可能性を提案します。

リリーステキストより

リサイクル率が高く、廃材を60%利用した材料を使った美しい外壁、インテリアパネルを作っているケイミューの建材と、工場内廃棄物や、カリモク家具で積極的に集めている未利用材や、木の材料を使い切る努力をしてもなお残ってしまう最終端材を使い、アップサイクルプロダクトの製作に挑戦します。材料は双方のものを使うというルールのもと、加工も含めたプロダクトを作ってもらうのはカリモク家具となります。できれば販売できるものを目指していきます。

リリーステキストより
芦沢啓治・乾久美子・手塚貴晴+手塚由比・永山祐子・平田晃久・藤本壮介が参加した「建築のための香り展」のレポート。柴田文江のプロデュースと芦沢啓治の会場構成で行われ、其々の建築作品の空間やコンセプトを調査して専門家が香りを調合、会場のみならず実際の建築でも香りを展開
芦沢啓治・乾久美子・手塚貴晴+手塚由比・永山祐子・平田晃久・藤本壮介が参加した「建築のための香り展」のレポート。柴田文江のプロデュースと芦沢啓治の会場構成で行われ、其々の建築作品の空間やコンセプトを調査して専門家が香りを調合、会場のみならず実際の建築でも香りを展開会場の様子

芦沢啓治乾久美子手塚貴晴+手塚由比永山祐子平田晃久藤本壮介が参加した「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」のレポートです。
柴田文江のプロデュースと芦沢啓治の会場構成で行われ、其々の建築作品の空間やコンセプトを調査して専門家が香りを調合、会場のみならず実際の建築でも香りを展開しています。主催はアットアロマ。会場は、東京・南青山のLIGHT BOX GALLERY AOYAMA。会期は2022年6月1日(水)~5日(日)まで(一般の方は、土・日のみ予約可能)。入場無料、予約制です。展覧会の公式サイトはこちら

こちらは、アーキテクチャーフォトによるレポート

東京都港区南青山のギャラリーLIGHT BOX GALLERY AOYAMAにて、6組の建築家が参加する展覧会が行われている。
そのテーマは、建築と香り。この展示を主催するアットアロマは、全世界5000箇所以上で、香りによる空間演出を行っている企業である。

今回の展示では、6組の建築家とその作品がセレクトされ、センティングデザイナーと呼ばれる香りの調香師たちが、そこに相応しい香りをゼロから調合した。実際に会場を訪れると、作品の写真や建築家の紹介と並列する形で、作られた香りが展示されており、実際に楽しむことができる。また、香りに関するコンセプトも明記されており、どのような意図でつくられたかも知ることが出来る。

会場を回って、選ばれた建築作品を見ていると、公共的な施設や店舗などが選ばれていることに気づく。
芦沢啓治の作品は「MARIHA Showroom」、乾久美子の作品は「日比谷花壇 日比谷公園店」、手塚貴晴+手塚由比の作品は「PLAY! PARK」、永山祐子の作品は「YAMAGIWA OSAKA」、平田晃久の作品は「太田市美術館・図書館」、藤本壮介の作品は「白井屋ホテル」が選ばれている。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。