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小山登美夫と保坂健二朗によるトークイベント「現代アートの価値の決め方、つくり方」が青山ブックセンター本店で開催[2014/8/5]

小山登美夫と保坂健二朗によるトークイベント「現代アートの価値の決め方、つくり方」が青山ブックセンター本店で開催されます

小山登美夫と東京国立近代美術館主任研究員の保坂健二朗によるトークイベント「現代アートの価値の決め方、つくり方」が青山ブックセンター本店で開催されます。開催日は、2014年8月5日。事前申し込みも受け付けています。

8月24日まで東京国立近代美術館において「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより」が開催中です。本展には「市場価格的」「美術史的」と2つの意味において世界トップクラスの作品が一堂に展示されています。杉本博司、マーク・クイン、ゲルハルト・リヒター、ロン・ミュエク、アンドレアス・グルスキーなど、名前を聞くだけでも錚々たる顔ぶれです。

しかし、本展に出品されている作品をはじめ、現代アートにおいて、なぜ、あれがあんなに高価なの? 一体どこに価値があるの? と思う人も少なくないでしょう。

では、彼らの作品はいかにして「世界トップクラス」と言われるまでになったのでしょうか。 誰に見込まれ、どのような社会情勢のもとで評価され、美術史の文脈においてどのような意味を見出されているでしょうか。

今回は、今や世界トップクラスのアーティストである村上隆や奈良美智を世に送り出してきた小山登美夫ギャラリーディレクターの小山登美夫さんと、本展企画者の東京国立近代美術館 学芸員 保坂健二朗さんに、普段あまり知ることができない現代アートマーケットの仕組みをギャラリストの立場から、学芸員の立場からお話いただき、いかにして現代アートが評価され価値が作られていくのかを学び、現代を生きる私たちにとって現代アートはどのような意味・価値を持っているのかを考えていきます。

21_21 DESIGN SIGHTで今年10月に行われる展覧会「活動のデザイン展」の概要

21_21 DESIGN SIGHTで今年10月に行われる展覧会「活動のデザイン展」の概要が公開されています

21_21 DESIGN SIGHTで今年10月に行われる展覧会「活動のデザイン展」の概要が公開されています。会期は、2014年10月24日~2015年2月1日。

21_21 DESIGN SIGHTでは、10月24日より「活動のデザイン展」を開催します。

20世紀後半におこった情報革命以降、インターネットやスマートフォンの爆発的な普及やソーシャルメディアによるコミュニケーションの加速化、3Dプリンターに代表されるデジタル・ファブリケーションの急発展によって、世界の距離はますます短くなり、私たちの生活や日々の意識は大きな変化の時を迎えています。知識や手法が高速で更新されるようになった一方、社会の不均衡や倫理、価値観を考え直す機会も増えています。

こうした時代において大切なのは、それぞれに考え、動き、確かに伝えること。あるいは、かつて身近でなかったことを少しでも共有してみることではないでしょうか。そうした「活動のデザイン」を実現するのは、はっとさせられる様なすばらしい(fabulous(ファビュラス))発想で社会やものづくりを再考する「Fab Mind(ファブ・マインド)」です。本展では手にとることのできるデザインに限定せず、社会が抱える課題を読み解き、問題を解決しようとする意志や活動そのものに目を向けます。

展覧会ディレクターは、日本と世界のデザインの動きに精通したジャーナリストの川上典李子と、ストックホルムを拠点にアートとデザインのキュレーターとして活動を続ける横山いくこ。紹介するのは、世界を俯瞰するクリティカルなアプローチを始め、これまでは見えていなかった物語をかたちにして伝える活動や、社会との新しい関係を築く提案、現在から未来を見通すリサーチなど「ファブ・マインド」にあふれた国内外約20組のプロジェクトです。時にポジティブに、時に詩的な視点は、たとえささやかなものであるとしても、大きな可能性を備えています。

「活動のデザイン展」を通して、変動する世界を生きぬくさまざまなヒントに出会ってください。

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の新しい会場写真

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の新しい会場写真がjikuに掲載されています

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の新しい会場写真が10枚、jikuに掲載されています。
以下は展覧会の概要。

 とある建築家の集まるシンポジウムで、「昨今の建築界では現代彫刻と見紛うような建築も現れてきたが、その違いは何か」という問いに、ある建築家は「内部があることである」と答えました。住宅に注がれる建築家の眼差しは、その内部空間をどう構成するかという点に収斂されていくといっても過言ではないでしょう。
 人間の生活の基本である「衣・食・住」の「住」、中でも戸建て住宅に焦点を当てたこの展覧会は、戦後の1950年代の建築作品から始まり、国家的イベントである万博を経て、建築家の眼差しが強く内部に向けられた1970年代まで、16人の建築家の16作品で構成されています。今や伝説ともなった戦後日本の、挑発する、あるいは内省する建築作品の数々を、建築家のコンセプトとともに紹介することにより、建築家が「住まい」という私的な空間をどうとらえ、どう表現しようとしたかを探ります。
 この展覧会がご観覧いただく皆様にとって、改めて住空間を見つめ直し、思索を深めながら、新たな視点を見出す機会になればと願っています。(via pref.spec.ed.jp)

ギャラリー・間で始まった「TYIN テーネステュエ・アーキテクツ展」の会場写真

ギャラリー・間で始まった「TYIN テーネステュエ・アーキテクツ展」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

ギャラリー・間で始まった「TYIN テーネステュエ・アーキテクツ展」の会場写真が17枚、japan-architects.comに掲載されています。TYIN テーネステュエ・アーキテクツはノルウェーの設計事務所です。発展途上国などで、現地の資材を使用し建設を行う活動で世界的に注目を集めてきました。アーキテクチャーフォトネットでも過去に彼らの作品を多数紹介しています。展示の公式サイトはこちら

2007年、ノルウェー科学技術大学(NTNU)の学生であったアンドレアとヤシャーは、学内コンペで勝ち取った、学生組合会館(ルントホール)の入口ホールの改修というプロジェクトを進めるうちに、潤沢な予算を費やしたデザイン重視の建築に対して疑問を感じ、自分たちの可能性を求めて、タイに乗り込みました。
タイでは、紛争地域に孤児院をつくるプロジェクトを進める中で試行錯誤しながら、地域住民による作業に自らも加わり、地元で調達した材料と工法を使って建築をつくりあげるという建築手法を見出していきました。「建築は地域の人々の暮らしをより良くする資源」と考える彼らは、毎回現場でワークショップを行い、時にはノルウェーからNTNUの教員や学生が加わりながら、地元の人々との共同作業によるプロジェクトを実現しています。地域の人々の思いを汲み、自分たちの考えを都度、軌道修正するという「つくりながら考える」手法により、地域に根ざし、社会的持続性をもった建築をつくり上げています。これによりTYINは国際的に高い評価を受け、2012年グローバル・サスティナブル建築賞を受賞しています。(via toto.co.jp/gallerma)

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の会場写真など

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の会場写真などがケンプラッツに掲載されています

五十嵐太郎が監修した埼玉県立近代美術館での「戦後日本住宅伝説」展の会場写真などがケンプラッツに掲載されています。

藤野高志 / 生物建築舎による埼玉の「鹿手袋の長屋」の内覧会が開催[2014/7/13] 「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展が汐留ミュージアムで開催[2014/7/26-10/13]

「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展が汐留ミュージアムで開催されます

「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展が汐留ミュージアムで開催されます。会期は、2014年7月26日~10月13日。

近代建築の黎明期に実現された珠玉の住宅作品「ガラスの家」(Maison de Verre)を中心に、建築家として家具デザイナーとして、比類のない造形を生み出したピエール・シャロー(1883-1950)の活動を、ポンピドゥー・センター国立近代美術館の収蔵作品で紹介します。

「ジョージ・ネルソン展-建築家、ライター、デザイナー、教育者」が目黒区美術館で開催

「ジョージ・ネルソン展-建築家、ライター、デザイナー、教育者」が目黒区美術館で開催されます

「ジョージ・ネルソン展-建築家、ライター、デザイナー、教育者」が目黒区美術館で開催されます。会期は、2014年7月15日~2014年9月18日。

ジョージ・ネルソン(1908~1986)は20世紀後半のアメリカのデザインを定義づけた一人で、イームズやジラルドの才能を見出したすぐれたディレクターであり、さまざまな顔を持つデザインの編集者ともいえます。本展はドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムからの国際巡回展。待ち望まれていたネルソンの日本での紹介は、戦後のデザインのエッセンスを語る上で重要な展覧会になるでしょう。内容は、椅子、家具、時計、照明、ポスター、カタログ、写真、映像など約300点。ネルソンは1957年に来日しさまざまな日本文化に触れました。本展では、こうしたネルソンと日本の関係にも言及する予定です。

オンデザインによる神奈川・鎌倉の住宅「growing house」の内覧会が開催[2014/7/13]

オンデザインによる神奈川・鎌倉の住宅「growing house」の内覧会が開催されます

オンデザインによる神奈川・鎌倉の住宅「growing house」の内覧会が開催されます。開催日は、2014年7月13日。事前予約制との事です。

この度、神奈川県鎌倉市稲村ガ崎に弊社設計監理の住宅が竣工いたしました。
お施主様と工務店さんのご厚意により、下記の通り内覧会を開催させていただく運びとなりました。
ご多忙と存じますが、是非この機会にご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

鎌倉市稲村ケ崎の豊かな環境の中で、敷地全体を生活の居場所と捉え、内と外を横断するように、家の成長を楽しむことができる余白を残し、日々の生活の変化に応じて設えを自由に更新しながら、お気に入りの居場所をたくさんつくる提案です。

【開催日】2014年7月13日(日)
【時間】10時~15時
【場所】神奈川県鎌倉市稲村ガ崎

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による埼玉県秩父市の住宅「寄棟の家」のオープンハウスが開催[2014/7/12]

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による埼玉県秩父市の住宅「寄棟の家」のオープンハウスが開催されます(PDF)

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による埼玉県秩父市の住宅「寄棟の家」のオープンハウスが開催されます。開催日は、2014年7月12日です。詳細はリンク先でどうぞ。

西沢立衛・妹島和世・藤本壮介ら審査員と受賞者が参加する住宅建築賞のトークイベントと展覧会が開催

西沢立衛・妹島和世・藤本壮介ら審査員と受賞者が参加する住宅建築賞のトークイベントと展覧会が開催されます(PDF)

西沢立衛・妹島和世・藤本壮介ら審査員と受賞者が参加する住宅建築賞のトークイベントと展覧会が開催されます。2014年7月11日に京橋のAGCスタジオでトークイベントと、オープニングパーティーが開催されます。展覧会の会期は、2014年7月11日~8月8日までだそうです。「住宅建築賞」は東京建築士会が主宰するアワードです。受賞者等の情報はこちらのPDFに掲載されています

畠山直哉・川内倫子・木村友紀などが出展する『「これからの写真」展』が愛知県美術館で開催[2014/8/1-9/28]

畠山直哉・川内倫子・木村友紀などが出展する『「これからの写真」展』が愛知県美術館で開催されます

畠山直哉・川内倫子・木村友紀などが出展する『「これからの写真」展』が愛知県美術館で開催されます。開催日は、2014年8月1日~9月28日。

 従来、写真はカメラで撮影され紙にプリントされたものを指していました。しかし、デジタル技術の革新にともない、写真をめぐる環境は急激に変化しています。特定の技術としての写真は多様なデジタル技術の中で、その輪郭を失いつつあると言えます。

 また、現代アートの領域では、写真、映像、立体など幾つもの形態を自由に選択しながら作品を創作する者も少なくありません。

 こうした現状を意識して、本展では、空間、時間、鑑賞者との関係性など様々な視点から写真とイメージの様相を探ります。平面作品のみならず、映像や立体作品を含む9名の芸術家、写真家の表現から、これからの写真の在り様が浮かび上がるでしょう。

[出展作家]
新井卓 加納俊輔 川内倫子 木村友紀
鈴木崇 鷹野隆大 田代一倫 田村友一郎 
畠山直哉

アトリエ・ワンの塚本由晴と貝島桃代による講演会「建築のコモナリティ」が開催[2014/7/15]

アトリエ・ワンの塚本由晴と貝島桃代による講演会「建築のコモナリティ」が開催されます

アトリエ・ワンの塚本由晴と貝島桃代による講演会「建築のコモナリティ」が開催されます。開催日は2014年7月15日。場所は、JIA館1階建築家クラブです。参加費、無料。要事前申し込みのようです。

JIA新宿地域会では新宿区に“縁”のある建築家をおよびして「環境・建築デザインセミナー」を開催しています。地域環境や街並みや建築を通して地域の魅力を発見し、再構築して未来に継承するために、私達には何が貢献できるかを考える機会としたいと思います。ご興味のあるどなたでも歓迎します。お申し込みの上、ご参加ください。

柳本浩市・角田陽太・加藤孝司によるトークショー「ジョージ・ネルソン そのまなざしの現代性 〈デザイン、ソーシャル、コミュニケーション〉」が開催[2014/7/3]

柳本浩市・角田陽太・加藤孝司によるトークショー「ジョージ・ネルソン そのまなざしの現代性 〈デザイン、ソーシャル、コミュニケーション〉」が開催されます

柳本浩市・角田陽太・加藤孝司によるトークショー「ジョージ・ネルソン そのまなざしの現代性 〈デザイン、ソーシャル、コミュニケーション〉」が開催されます。開催日は、2014年7月3日(木) 19:00~20:00 (開場18:30)。要事前申し込み。参加費無料。

マシュマロ・ソファ(1957)、ココナッツ・チェア(1956)、ボール・クロック(1948)などのデザインで知られる、20世紀のアメリカを代表するデザイナーのひとり、ジョージ・ネルソン(1908-1986)の大規模展「ジョージ・ネルソン展 – 建築家、ライター、デザイナー、教育者」が2014年7月15日(火)から目黒区美術館ではじまります。本展はドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムが企画する国際巡回展で、アジアではオーストラリア、香港に続き、待望の日本での開催となります。

東京での開催にあたり、そのキックオフ的なイベントとして、ジョージ・ネルソンがデザインしてきたものをきっかけに、ネルソンが取り組んできた多様な仕事のなかから、〈デザイン、ソーシャル、コミュニケーション〉をキーワードに語り合います。
ゲストにはデザイン関連のディレクションも手がけるGlyph.代表の柳本浩市氏、若手プロダクトデザイナーとして注目を集める角田陽太氏をお迎えします。

ミッドセンチュリーを象徴するデザインのマスターピースを通じて、世間に知られるデザイナーとしてのジョージ・ネルソン像に加え、デザインコンサル、サイン計画、パビリオン設計、政府の仕事などを手がけたジョージ・ネルソン・アソシエイツでの仕事、『HOW TO SEE』などの著作で展開された、ネルソンの物をみる“まなざし”の現代性について様々な視点から対話します。どうぞご期待下さい。

〈企画・テキスト: 加藤孝司〉

アーティストの鈴木康広の展覧会「近所の地球」が水戸芸術館で開催[2014/8/2-10/19]

アーティストの鈴木康広の展覧会「近所の地球」が水戸芸術館で開催されます

アーティストの鈴木康広の展覧会「近所の地球」が水戸芸術館で開催されます。会期は、2014年8月2日~10月19日。

鈴木康広は、2001年NHKの番組「デジタル・スタジアム」で発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》が最優秀賞を受賞以来、展覧会やデザインなどさまざまな方面で活躍しています。2003年に発表した、開いた目と閉じた目が描かれた木の葉型の紙が風によって吹き上げられ回転しながら舞い落ちるときまばたきしているように見える《まばたきの葉》は、美術館のみならず多くのパブリックスペースで人気を博し、2009年にアートディレクションを担当した羽田空港「空気の港」において発表した《出発の星座》はグッドデザイン賞を受賞しました。2010年の瀬戸内国際芸術祭では航跡をファスナーに見立てた《ファスナーの船》が話題を呼び、翌年の浜松市美術館での展覧会に際しては『パラパラマンガ商店街』など商店街や市役所でプロジェクトを行うなど美術館のスペースにとどまらずに地域や場所、空間を意識した活動を続けています。

今回の企画展「近所の地球」は、彼の代表作品と新作によって構成されます。また水戸市の商店街では「パラパラマンガ商店街 in 水戸」を展開し、水戸市街を新しい視点から表現します。
「近所の地球」は、彼の代表作《遊具の透視法》の愛称でもありますが、自分の近く=近所に身を置きつつ、もっと大きなもの=地球につながろうとする彼の制作の基本となる考えです。

鈴木は、日ごろ見逃してしまいそうなモノや自然現象を鋭い感性で別のものに見立て、スタイリッシュな作品に仕上げます。もっとも近くにあるのにふだんはあまり意識することのない地球が彼によって身近でより驚きに満ちた存在になることでしょう。

中山英之の東京藝大・准教授就任記念講演「これまでつくってきたもの」が開催[2014/7/11]

中山英之の東京藝大・准教授就任記念講演「これまでつくってきたもの」が開催されます

中山英之の東京藝大・准教授就任記念講演「これまでつくってきたもの」が開催されます。開催日は、2014年7月11日(金)18時半~20時。会場は、「東京藝術大学上野キャンパス美術学部中央棟 第1講義室」。入場無料との事。

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