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大阪で行われる展覧会”U-30 Under 30 Architects exhibition”のプレビュー
サムネイル:大阪で行われる展覧会

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architecture|feature
建築展

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Photography : Satoshi Shigeta ©Nacasa&Partners Inc.

大阪で行われる展覧会”U-30 Under 30 Architects exhibition“のプレビューです。この展覧会は2010年9月29日(水)~10月11日(月・祝)の期間、アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟10階で開催されます。
ここでは、その会場の様子や作品の概要をプレビューします。

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百年の小屋 The cabins 大室佑介
  
とある土地で実際に使用している書斎兼寝室、物置、便所、祈祷所の四つの小屋からなる小住宅を会場の一画に停留させる。生活の痕跡と残香の漂うこの小屋は、二週間の展示期間を終えた後も長い時を刻みながら多くの知恵を蓄え、語り、歌いかける建築となることを目指して再び何処かの風景の中へと旅立って行く。
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露れる部屋、都市のしずく Bare Room, Drop of city 藤田雄介
今までに手掛けた4つのリノベーションでは躯体を敷地とみなし、その中に建築を建てることで、外部空間を躯体内に引込み、内装に留まらない都市との連続性の獲得を試みてきた。今回の展示では、その手法をドライブさせて架空の都市の中で展開する。躯体に生まれるしずくは、生活が露れた渾然一体の都市空間をつくり出す。
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二重螺旋の家 Double Helix House 大西麻貴
東京谷中に計画中の住宅である。敷地が旗竿形状であったため、路地からのアプローチがそのまま螺旋状に巻きつく住宅を考えた。中心のコアは居室となる白く抽象的な空間、螺旋状の空間はギャラリーや図書室となり、小さいけれども豊かな場所を生み出している。また、螺旋状のチューブの上もテラスとして歩くことができ、全体として二重の螺旋の空間が絡み合う構成となっている。
004U-30.jpg
のれん noren 米澤隆
空間に密実な境界を出現させる。人はここを通り抜け、いすに座るかもしれない。そのふるまいが無意識的に空間に還元され、境界の質を少し変える。境界の変化はさらなるふるまいを喚起する。境界とふるまいが連なり建築が姿を現す。
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道 TRAIL 岡部修三
偶然を重ねて必然的に生まれた環境は強く美しい。そんな環境をつくりたいと思っている。そして、新しい偶然を生み出す様な環境をつくりたいと思っている。この作品は、お越し頂いた皆さんと一緒に、偶然を重ねながら、必然的な姿へと変化していく。
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ものかげの日向 Sun Behind the Shade 増田信吾 大坪克亘
これは母屋が既にある敷地の一角に小さな納屋兼作業場の設計である。大抵において重要なのは、収納量の多さ、安定した室内環境、そして低予算での実現にある。今回においてもそれはとても重要な条件であり、環境の決定において”人間のための空間”より納められる荷物の支配の方が圧倒的に重要となり、”荷が静かに住まう環境”の計画が主となった。
007U-30.jpg
カーテンの中のアトリエ in the curtain 西山広志 奥平桂子
事務所の機能がカーテンと共に展覧会場へ移動する。西山と奥平が日常的に滞在することで、来場者とのコミュニケーションの場を計画した。カーテンや家具で包まれた空間には、二人の建築に対する思考が溶け込んでいる。カーテンの柔らかなラインが風にゆれる。
以下、展覧会の概要です。


U-30 Under 30 Architects exhibition 30歳以下の若手建築家7組による建築の展覧会
本展は国内で活動をはじめたばかりの、30歳以下の若手建築家にスポットをあてた展覧会です。出展者は1980年代に生まれ、社会が建築をつくることに否定的な風潮を帯びる中で、建築を学んだ世代です。このような社会環境で、あえて建築家としての道を選んだ彼らにとって、建築をつくることに、どのような意味や創造性を見出しているのでしょうか。この世代を代表する出展者の7組は、人と空間のあいだに生まれる詩的なストーリーを重視し、建築が持つ豊かな表現や価値を人に伝えようとしています。彼らはドローイングや映像、 体験型のインスタレーションなど、多岐にわたる独自の表現手法を用いて、この世代でしか表現できない空間を追い求めています。彼らの眼差しの先にあるこれからの建築を、様々な表現手法を用いて提示することで、 若手建築家による空間表現の新しい手法から、これからの建築の可能性をご覧いただけることでしょう。
会期:2010年9月29日(水)~ 10月11日(月・祝)
開館時間:12:00~20:00 [13日間] 会期中無休
会場:ODPギャラリー(大阪デザイン振興プラザ)大阪市住之江区南港北2-1-10
アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟10階
入場:無料
出展建築家:
大西麻貴(大西麻貴 + 百田有希)
大室佑介(大室移築アトリエ / atelier Ichiku)
岡部修三(upsetters architects)
西山広志 奥平桂子(nishiyamahiroshiokudairakeiko)
藤田雄介(CAMP DESIGN INC.)
増田信吾 大坪克亘(増田信吾 + 大坪克亘)
米澤隆(HAP + associates)
広報に関する問合せ: アートアンドアーキテクトフェスタ
E-mail:aaf@khaa.jp (担当 : 古川)
公式ウェブサイト www.aaf.khaa.jp/u30


U30 記念シンポジウムⅠ
第54回建築士会全国大会「大阪大会」プレイベント
日本を代表し全国で活躍する、出展者のひと世代上の建築家を一同に招き、これからの日本の建築のあり方を探ります。
日時:2010年10月3日(日) 15:30~19:30
レセプションパーティ 19:30~20:30
会場:ODP特設会場 アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟 10階
ゲスト建築家:五十嵐淳(北海道)× 藤本壮介(関東)× 平沼孝啓(関西)× 三分一博志(中国)× 塩塚隆生(九州)
meets U30出展若手建築家
定員:500名(申込み先着順)


U30 記念シンポジウムⅡ
第54回建築士会全国大会「大阪大会」プレイベント
世界を代表する日本人建築家・伊東豊雄氏を招き、これからの建築を考えていく方法と手がかりを探ります。
日時:2010年10月9日(土)15:30~18:30
レセプションパーティ 18:30~19:30
会場:ODP特設会場 (アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟10階)
ゲスト建築家:伊東豊雄(建築家)meets U30出展若手建築家
定員:500名 (申込み先着順)


U-30 記念シンポジウムⅠ(10/3(日)) ・Ⅱ(10/9(土))ご参加お申し込み方法
定員 各回とも 500 名(申込み先着順)
参加費 学生・建築士会会員 500円  一般 1,000円
※ 学生の方は当日、学生証の提示を願います。
※ 建築士会の会員の方は当日、会員証の提示を願います。
■申込締切
U-30 記念シンポジウムⅠ(10/3(日)) :9 月 27日(月)必着 

U-30 記念シンポジウムⅡ(10/9(土)):10月4 日(月)必着
■申込方法シンポジウムⅠ(10/3(日))または、シンポジウムⅡ(10/9(土))のうち参加希望 開催日を記入の上、氏名・年齢・性別・所属(会社名・大学名)・郵便番号・住所
・電話番号・Eメールアドレスをご記載の上、下記、申し込み先まで、Eメールまたは、FAXにてご送信ください。
※ 事前申し込みを頂きましたら、開催日の1週間前より順次、Eメールまたは、FAXにて参加証を発送させていただきます。当日、会場にご持参ください。
※ 会場定員を大きく超えることが予想されます。席に限りがあり、立ち見となる場合があります。ご了承の上、開演10分前には必ずお越しください。
※ 当日のご参加も可能としますが、混雑具合により入場をお断りする場合がございます。ご了承ください。
※ また、当日会場にて直接ご参加の場合は、各回とも14:30より先着順にて受付を開始します。
■申込み先
社団法人大阪府建築士会(ウェブサイト http://www.aba-osakafu.or.jp/)
〒540-0012 大阪市中央区谷町3-1-17 ジョイント大手前ビル5階
(電話:06-6947-1961)
ファクシミリ:06-6943-7103 
E-mail : info@aba-osakafu.or.jp

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