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ソニーのアクションカムで撮影した軍艦島の動画

ソニーのアクションカムで撮影した軍艦島の動画です。

軍艦島は世界でもっとも有名な廃墟の一つである。海底炭鉱を採掘するために開拓され、­最盛期には5000人を超す住民が住んでいた。1974年に最後の住民がいなくなり、­現在は無人島となっている。私たちはソニーのアクションカムを搭載したラジコンヘリで­この美しい無人島を空撮し、永遠の記憶に残るような美しい映像として記録に残した。

谷尻誠による東京の「本郷の集合住宅」の写真 隈研吾によるフランスの「FRAC マルセイユ」の写真

隈研吾のウェブサイトにフランスの「FRAC マルセイユ」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトにフランスの「FRAC マルセイユ」の写真が16枚掲載されています。

アートの地域分権を目的として 年に設立されたFRAC (FOND Regional D’Art Contemporain) のプロバンス、アルプス、コートダジュール地域での拠点施設。FRACは、若いアーティストの育成、新しいアートの創造を目的とする地域密着型の組織である。本計画もFRACの理念に従い、従来の閉じた箱としての美術館に代わる、地域に開かれた計画をめざした。

敷地はウォーターフロント地区に位置し、2つの道路に囲まれて、三角形の特徴的な形状をしている。閉じた展示空間を作るのではなく、道路がそのまま立体化して、その立体化された道路そのものが、展示空間としても使用できるという計画とした。コーナー部分と、通り隣地に面して大きなテラスを設け、テラスそのものが屋外アートの製作、展示、さまざまな会合、パーティにも使われる多目的空間と位置づけた。室内、室外とが連動することの開かれた美術館が必要であり、そのテラスをインターフェイスとして都市とミュージアムがさらに緊密につながると考えた。

外装は、ガラスのボックスと、軽いパーティクルとを組み合わせたもので、先のアーティストとのコラボレーションによって、建築そのものが都市の中で呼吸するような効果を期待した。Euromediterraneeという地中海海岸地地域の活性化を目的とする広域プロジェクトのひとつでもある。

隈研吾によるフランスの「ブサンソン芸術文化センター」の写真

隈研吾のウェブサイトにフランスの「ブサンソン芸術文化センター」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトにフランスの「ブサンソン芸術文化センター」の写真が16枚掲載されています。

ブザンソンはフランス東部の都市で、かつて小澤征爾が国際指揮者コンクールでグランプリを受賞 (1959年) したことでも知られている。市の中心部を流れるドゥ川の河岸の敷地に、音楽ホール、現代美術館、コンセルバトワール (音楽学校) からなる複合的文化施設を作るという課題であった。

敷地内にある1930年代の煉瓦張り倉庫と、要塞として用いられていた17世紀の五角形の建築物を、大らかな「ゆるい」屋根でつなぐという提案をした。日本にも「箱物」という言葉があるが、そこに新たな箱を提案するよりは、美しい河岸に、大らかな屋根をひとつかけ、ばらばらに存在するかに感じられる既存の建築物を、その屋根がひとつに統合し、その屋根の下に、川風の吹きぬける「木陰」のような空間を作りたいと考えたのである。

「木陰」を作るために、屋根は様々な自然素材のモザイク状の集合体とした。スレンダーな鉄骨の柱の上に、ジョイスト状の木の構造体をのせ、そこに植栽、地元の木、石、ガラスをモザイク状に配置するのである。光がそのモザイクを通過して美しい陰を作り、川辺の人々を包み込むであろう。街は立体的であり、丘のからもこの屋根はよく見下ろせる。第五のファサードとしてのモザイク状の屋根は、人工と自然とがモザイク状に織りあげる川辺の景観に溶け込み、環境と響きあっていくだろう。

ザハ・ハディドの古書『ZAHA HADID 1983-2004 EL croquis』

古書『ZAHA HADID 1983-2004 EL croquis』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『ZAHA HADID 1983-2004 EL croquis』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

ザハ・ハディドの1983年~2004年までの作品を収録した書籍。ザハが一躍有名になった「The peak club」のコンペ案のドローイングから、初期の実作、ヴィトラ社の消防署、日本でのインテリア作品などを始め、2002年のオーストリアのスキージャンプ台などを豊富に収録。ドローイングや模型などの写真・画像も豊富に収められており、特に初期のドローイング・ダイアグラムはとても美しく、見ごたえがあります。

レンゾ・ピアノによる、カーンのキンベル美術館横のパヴィリオンの画像

レンゾ・ピアノによる、カーンのキンベル美術館横のパヴィリオンの画像がdesignboomに掲載されています

レンゾ・ピアノが設計している、ルイス・カーンによるキンベル美術館の横に建設予定のパヴィリオンの画像が20枚、designboomに掲載されています。
以下は、建設現場の定点観測動画。

坂茂によるスイスのスウォッチ社本社ビルの画像 谷尻誠のインタビュー「住宅におけるこれからのユニバーサルデザインとは」

谷尻誠のインタビュー「住宅におけるこれからのユニバーサルデザインとは」がTOTOのウェブサイトに掲載されています

谷尻誠のインタビュー「住宅におけるこれからのユニバーサルデザインとは」がTOTOのウェブサイトに掲載されています。

西沢立衛とnendoの佐藤オオキが共同制作する企画展が京都造形芸大で開催へ 藤村龍至・岡田栄造・山崎泰寛らによる書籍『リアル・アノニマスデザイン: ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』

藤村龍至・岡田栄造・山崎泰寛らによる書籍『リアル・アノニマスデザイン: ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』がamazonで発売されています

藤村龍至・岡田栄造・山崎泰寛らによる書籍『リアル・アノニマスデザイン: ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』がamazonで発売されています。

物と情報は溢れ、誰もがネットで自由に表現できる現在、建築家やデザイナーが「つくるべき」物とは何か。個性際立つ芸術作品? 日常に馴染んだ実用品? その両方を同時に成し遂げたとされる20世紀の作家・柳宗理の言葉”アノニマスデザイン”を出発点に、32人のクリエイターが解釈を重ね、デザインの今日的役割を炙り出す。

リアル・アノニマスデザイン: ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア
藤村 龍至(編) 岡田 栄造(編) 濱野智史 山崎 泰寛(編) 梅沢和木 川崎和男 渋谷慶一郎 東浩紀 松川昌平 貝島桃代 清水久和 織咲誠 羽鳥達也 水野大二郎 石井すみ子 蓑原敬 柳原照弘 久下玄 太刀川英輔 西澤明洋
4761525541

ヘルツォーク&ド・ムーロンによるマイアミの高層集合住宅の画像 槇文彦へのインタビュー「「ヒルサイドテラス」 街をブランドにした建築」

槇文彦へのインタビュー「「ヒルサイドテラス」 街をブランドにした建築」がmsn産経ニュースのウェブサイトに掲載されています

槇文彦へのインタビュー「「ヒルサイドテラス」 街をブランドにした建築」がmsn産経ニュースのウェブサイトに掲載されています。

old book『かいわい [日本の都市空間]』

古書『かいわい [日本の都市空間]』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『かいわい [日本の都市空間]』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

「この自然発生的で多元的なものが、都市の魅力の核ではないのか。多年各地の都市を研究調査してきた著者が、多数の写真・図面を駆使して「かいわい」の特性をまとめた好著」帯より。

アトリエ・ワン、原広司、成瀬・猪熊などのインタビューが窓研究所のウェブサイトに掲載 内藤廣のインタビュー動画「自著を語る:内藤廣の建築 1992-2004―素形から素景へ1」 NHKのテレビ番組「SWITCHインタビュー 達人達」で妹島和世と名和晃平が対談

NHKのテレビ番組「SWITCHインタビュー 達人達」で妹島和世と名和晃平の対談が放送されます

NHKのテレビ番組「SWITCHインタビュー 達人達」で妹島和世とアーティストの名和晃平の対談が放送されます。放送日は2013年6月1日22:00~。リンク先でプレビュー画像を見る事ができます。

世界が注目する建築家・妹島和世と「新しい彫刻」の旗手・名和晃平が、瀬戸内海の現代アートの島を旅する。二人のコラボから生まれた「今まで見たこともない作品」とは?

舞台は、瀬戸内海の犬島。妹島和世が古い民家をリノベーションした建物に、名和晃平が彫刻を展示すると、エネルギーが膨れあがるような不思議な世界が出現。2人の作品と思想が響き合う。現在建築を手がけ始めた名和は、東京の妹島の設計事務所を訪問。妹島がルーブル美術館新館のコンペを勝ち抜いた発想のカギは? 「勝たない方がいいコンペ」とは? クリエーティブなチームワークの極意とは?互いの創作の秘密を探り合う。

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