architecture archive

内藤廣と原研哉の監修による書籍『311ゼロ地点から考える』

内藤廣と原研哉の監修による書籍『311ゼロ地点から考える』がamazonで発売されています

内藤廣と原研哉の監修による書籍『311ゼロ地点から考える』がamazonで発売されています。

TOTO出版は『311(サンイチイチ)ゼロ地点から考える』を2012年3月30日に発行いたします。  本書は、震災のゼロ地点を記録した「311失われた街展」(会場=TOTOギャラリー・間 | 会期=2011年11月2日~12月24 日)と、その関連シンポジウム「311ゼロ地点から考える」(主催=TOTOギャラリー・間 | 開催日=2011年11月2日)を書籍化したものです。  展覧会のパートでは、2011年3月11日に「何が起き、何が失われたのか。そしてそこから何を学ぶことがで きるのか」を考える場として開催された展覧会の2つの主要出展物である「『失われた街』の復元模型展示」と「311 SCALE」を書籍向けに再編集して紹介します。  シンポジウムのパートでは、原広司氏による基調講演「建築に何が可能か」につづき、震災復興と都市の再生に向けた建築家・建築関係者の具体的な取り組みとして、「ArchiAid(アーキエイド)」と「帰心の会」の活動を紹介。 被災地におもむき、住人の話を聞き、現地に寄り添うように考え、実行する―トップダウン的な復興ビジョンではない地道な活動を通して、「建築に何が可能か」 を問いつづけている建築家たちの思いが語られます。

311ゼロ地点から考える
内藤 廣・原 研哉
4887063261

震災復興支援活動関連企画「towards our ordinary life」についての伊藤達信によるテキスト「近くて遠い場所を想い続けること」

ito-san-image.jpg

※これはarchitecturephoto.net 震災復興支援活動関連企画「towards our ordinary life」の関連記事です。

近くて遠い場所を想い続けること

text=伊藤達信

東日本大震災の発生から早くも1年が経った。
被災者の方々は仮設住宅に移り、瓦礫は片づけられ、事態は次第に落ち着いていっているようにも見える。しかし、依然として問題は多く残されていて、被災地の人々が皆きちんと日常生活を送れるようになるのは、まだまだ先のことであると言わざるをえない。
また震災以降、原発の問題をはじめとして、現在の日本の社会がどれだけがんじがらめになってしまっているのかということを、わたしたちは嫌というほど思い知らされている。今なお続く混乱は、未だ解決の糸口を見つけられていない。そして、被災地では、元々地方都市が抱えていた問題がよりいっそうはっきりとしたかたちであぶり出されてきている。

伊東豊雄へのインタヴュー「伊東建築塾の1年、「みんな」で考えるこれからの建築」 聞き手:平塚桂

伊東豊雄へのインタヴュー「伊東建築塾の1年、「みんな」で考えるこれからの建築」が10+1websiteに掲載されています

伊東豊雄へのインタヴュー「伊東建築塾の1年、「みんな」で考えるこれからの建築」が10+1websiteに掲載されています。聞き手は、ぽむ企画の平塚桂です。

門脇耕三による論考「2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方」

門脇耕三による論考「2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方」が10+1websiteに掲載されています

門脇耕三による論考「2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方」が10+1websiteに掲載されています。

アガ・カーン建築賞などを受賞しているシンガポールの建築家ユニット「WOHA」のレクチャーが京都工芸繊維大学で開催[2012/4/16]

woha.jpg

アガ・カーン建築賞などを受賞しているシンガポールの建築家ユニット「WOHA」のレクチャーが京都工芸繊維大学で開催されます。開催日は2012年4月16日です。

WOHA は1994 年に Wong Mun Summ と Richard Hassell によって設立された、シンガポールを拠点とする建築家ユニット。東南アジアで最もよく知られ、最も多くの受賞を持つ建築設計事務所のひとつである。
その作品は現代建築の形態や着想に対する探求に加えて、地域の伝統やコンテクストに対する深い配慮によって、実用性と創造性との独自の融合を作り出している。
ヨーン・ウッツォン国際建築賞、RIBA 国際建築賞、アガ・カーン建築賞ほか、受賞多数。

4/16 14:00- 記念講演会
4/20 15:30- ワークショップ課題説明
   14:00- 講評会
以上すべて @60周年記念館 2階聴講自由

藤本壮介が設計した市原市の公衆トイレの完成を伝えるニュース動画

藤本壮介が設計した市原市の公衆トイレの完成を伝えるニュース動画がテレ朝NEWSのウェブサイトに掲載されています

藤本壮介が設計した市原市の公衆トイレの完成を伝えるニュース動画がテレ朝NEWSのウェブサイトに掲載されています。建物の様子も良く分かります。

ペーター・メルクリの講演会やワークショップが5月に東京で開催

ペーター・メルクリの講演会やワークショップが2012年5月に東京で開催されます(PDF)

ペーター・メルクリの講演会やワークショップが2012年5月に東京で開催されます。講演会の参加者やワークショップの参加者を募集しています。「世界の建築スクール展 ETHスイス連邦工科大学の建築教育-Peter Märkliのスタジオからー」に合わせて行われるものです。詳しくはリンク先でどうぞ。

GALLERY A4 では、2012 年5 月11 日(金)から6 月28 日(木)まで、「世界の建築スクール展ETH スイス連邦工科大学の建築教育-Peter Märkli のスタジオからー」を開催致します。

本年はスイス工科大学の建築学部での取り組みをご紹介いたします。展覧会では、スイスを代表する建築家でもあるP・メリクリ教授の2002 年から2012 年までの授業での取り組みを紹介し、学生達の制作したドローイングや模型、授業風景、その他の資料展示を行います。またP・メリクリ教授が来日し、シンポジウムや日本の学生とのワークショップも行います。世界を牽引する建築家の哲学に直接触れる機会が、これからの建築界を担う若い世代へのメッセージとなり、今後の建築教育のあり方を考察することに繋がれば、と願っています。

book『京都の古寺 庭[にわ]を読み解く』

書籍『京都の古寺 庭[にわ]を読み解く』がamazonで発売されています

書籍『京都の古寺 庭[にわ]を読み解く』がamazonで発売されています。

京都の寺院には日本を代表する庭園が多く存在し、それは奈良の寺院をはじめ地方のお寺を圧倒しています。なぜ京都の寺院には名庭が多いのか? 「にわ」とは一体何なのか? など、京都の寺院30ケ寺の庭園の分析を通じて、庭に一貫して流れる構造や思想、各寺院の庭園の知られざる変遷・歴史を探ります。単なる庭園のガイドではなく、庭園を超えて寺院の境内や周辺の景観をも含め、「てら」と「にわ」の関係、「庭」と日本文化の関わりについて考察する一冊。
【「庭園」を超え、寺院境内の景観をも含めて京都の30ヶ寺の「にわ」から日本文化を分析する。】

京都の古寺 庭[にわ]を読み解く
白幡 洋三郎
4473037983

塚本由晴が京都精華大学で行ったレクチャー「建築のビヘイビオロロジー」の動画 クリスト&ガンテンバインによるスイス・リースタルのBLKB銀行のオフィスビルの写真

クリスト&ガンテンバインによるスイス・リースタルのBLKB銀行のオフィスビルの写真がdomuswebに掲載されています

クリスト&ガンテンバインが設計したスイス・リースタルのBLKB銀行のオフィスビルの写真が7枚、domuswebに掲載されています。

大西麻貴+百田有希 / o+hによる「二重螺旋の家」の動画 architecturephoto.net 震災復興支援活動関連企画「towards our ordinary life」

web-fukko-shien.jpg

architecturephoto.netでは、震災復興支援活動関連企画として「towards our ordinary life」を読者の皆様にお届けします。

「towards our ordinary life」では、実際に被災地での復興に携わる若い建築家達の活動に焦点を当てインタビューを行い、紹介します。

この企画で、インタビュアーを務めてくれるのは岐阜を拠点に活動している伊藤達信さんです。彼は、スイスのメンドリジオ建築アカデミーにて建築を学び、スイスのミラー&マランタでインターンを務めた経験を持つ若い建築家で、現在はギャラリストとしても活動しています。

彼自身も、坂茂が代表を務めるチームVANのメンバーとして、実際に被災地に赴き、数々の避難所で、間仕切りを設置してきた経験を持っています。
私は、震災以降の彼のブログやtwitterでの発言をフォローしたり、メールでのやり取りを通して、現実としてそこで起きている事、問題とされている事の片鱗をうかがい知ることができました。
それは、マスメディアからは伝わる事はない、リアルさを持ったものでした。

実際に、被災地で活動を行った伊藤さんが、復興に携わる若い建築家達にインタビューを行い、その内容を紹介する事は、我々に多くの事を学ばせてくれるだろうと思います。
それは、ジャーナリストが、当事者にインタビューするという一般的な形式とは異なり、当事者が当事者にインタビューをするという特殊な形式であるからです。
それによって生み出されるインタビューは、今までのメディアでは掬い取れなかったリアルな実感の伴う情報を伝えてくれるものになると思います。
また、ここですくいとられたものが、例え、どんなに些細な事であったとしても非常に意味のある事だと私は考えます。

そして、この企画がarchitecturephoto.netで行われる以上、その経験や情報を「建築」に還元したいと思いました。
建築を学んだ私達は、建築を通して世界をとらえていると思います。
インタビューの質問としては、唐突や、強引に見える部分もあるかもしれませんが、敢えて「建築」という視点を導入しています。
そうする事によって、学生・実務者を問わず、建築に携わる読者の皆様に、この企画を、ただの読物としてではなく、自身の活動を振り返り、発展させる切っ掛けにして貰えるのではないか、という思いもあるのです。

震災より一年が経ちました。実際に、その日の記憶は薄れて行っているのかもしれません。
しかし、被災地では、現在も復興に向けて様々な活動が継続的に行われています。この企画によって、そのような活動を間接的にでも支援する事が出来ればと思っています。

(architecturephoto.net 後藤連平)

屋根裏設計による「尾崎の家」の写真 山崎亮による、アンナ・ヘリンガーが設計したバングラデシュの「METI Handmade School」についてのレポート

山崎亮による、アンナ・ヘリンガーが設計したバングラデシュの「METI Handmade School」についてのレポートが鹿島のウェブサイトに掲載されています

山崎亮による、アンナ・ヘリンガーが設計したバングラデシュの「METI Handmade School」についてのレポートが鹿島のウェブサイトに掲載されています。JDNにも、この建築についてのレポートが掲載されています。また、MOMAで行われた展覧会「Small Scale, Big Change」でもこの建築が取り上げられていました

ハーヴァード大学GSDの建築学部長も務めたトシコ・モリのレクチャーが京都工芸繊維大学で開催[2012/4/16]

ToshikoMor.jpg.jpg

ハーヴァード大学GSDの建築学部長も務めたトシコ・モリのレクチャーが京都工芸繊維大学で開催されます。開催日は2012年4月16日。
過去にa+uのウェブサイトで紹介されたプロフィールは以下。

トシコ・モリはクーパー・ユニオンにて絵画と彫刻を専攻していたが、建築学科に入り直し、1976年同大学を卒業。卒業後は、ニューヨークのエドワード・ララビー・バーンズ事務所にて勤務し、IBM本社などの大規模プロジェクトに従事したのち、1981年に独立。コム・デ・ギャルソンの小さなブティックをはじめとするインテリアやデザインの仕事で多数の米国建築家協会賞やそのほかのデザイン・アワードを受賞。またクーパー・ユニオンで准教授として14年間教えたのち、1995年からはハーヴァード大学GSDの教授を務め、建築設計の授業を受けもつとともに、2002年から建築学部長を務める。2006年にはプリツカー賞審査委員会に招かれた。

詳しい開催概要とプロフィール情報は以下よりどうぞ。

studio-L、吉永建築デザインスタジオ、SAPCESPACE、ドットアーキテクツらによる「穂積製材所プロジェクト」の動画

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。