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佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛

佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」です。
西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う事が意図されました。

敷地は仙台市中心部から車で20分程の住宅地の南西端に位置する。
敷地西側には高さ7mの擁壁の下に緑豊かな木々が生い茂り、さらにその先には雄大な奥羽山脈を見渡せる眺望に優れた場所だ。

敷地の履歴を調査すると、3年前まで宅地どころか平らな地面すら存在しない雑木に覆われた斜面地であった。敷地の1/3(西側敷地境界から4.8m)の範囲には、擁壁底盤が潜り込み、底盤上の埋戻土には建築を支持するほどの地耐力はない。

建築家によるテキストより

この西に開けた好立地と擁壁底盤による建築範囲の制限という悪条件の間で、趣味のアウトドアを好きな時に楽しんだり、在宅ワークの息抜きに爽やかな風を感じたりと、豊かな環境を思い切り謳歌できるような住宅を目指した。

建築家によるテキストより

そこで、擁壁底盤を避けた建築可能な範囲に断熱、気密を施した主屋(UA値0.4W/(㎡・K)、C値0.5㎠/㎡)を配置し、それに並列して西側に2層の半屋外空間を設け、ポリカーボネイト波板で造られたラフな建具で覆った。延床面積の3割を占める半屋外空間は、土台と主屋から延長した小屋梁先端を繋ぐ斜め通柱と吊り柱によって2階床を宙に浮かせ、1階を無柱にすることで埋戻土に対して建物荷重を作用させない。

建築範囲の制限を克服すると同時に、外部からの視線を遮りつつ良好な環境と眺望をめいっぱい取り込める状況を作り出した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中

様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」の、スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社伊藤暁建築設計事務所では、スタッフを募集しています。

住宅から宿泊施設、事務所などの建築物の設計から、時にはまちづくりやインテリアまで幅広く活動し、プロジェクトごとにさまざまな専門家とコラボレーションしながら、常に新しい知見を取り込んで建築の設計を行なっています。東京以外での仕事も多く、広い視野で場所について考え、建築設計を行うことを目指しています。

建築のみならずさまざまな表現活動に興味があり、意匠設計だけではなく、構造や構法、素材、地域性、環境技術など関心があると、弊社での仕事を楽しんでもらえるのではないかと思います。

弊社が求めているのは、誰かのスケッチを図面化するためのスタッフではありません。
担当案件を「自分の作品」として取り組み、主体的に検討を進めることのできる、あるいは「そうしたい」という意欲のある人材を歓迎します。

カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸

カンミレが設計した、兵庫の住戸改修「a/normally」です。
長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める事も意図されました。

施主が長年暮らしたマンション一室の改修計画。
主な要望は、ロフトへの行き来がしやすくなるよう、既存の折りたたみ式階段を撤去して上り下りしやすい階段を新たに設けることと、老朽化した設備を更新することの2つだった。改修範囲は必要な箇所に絞り、長年積み重ねた施主の暮らしが改修後も途切れず続く計画を目指した。

建築家によるテキストより

改修前、施主は、下層で玄関・洗面所・リビングダイニングの各部屋を仕切る建具を開け放し、くるくると回遊できる生活動線で暮らしていた。施主にとって、ロフトへの階段や建具は、パートナーの滞在時や来客時など、普段の生活が少し変調する時、それに合わせて空間を広げたり仕切ったりするためのものだった。

また、改修前のリビングダイニングは、可愛らしい雑貨の数々、レコードやカセットなど、愛着のつまった多くの物で囲まれていた。それらが雑多に置かれた空間は、施主がこの部屋で積み重ねてきた時間が自ずと伝わってくる魅力があった。

建築家によるテキストより

そこで、施主の住み慣れた生活動線や、愛着のつまった物に囲まれた雰囲気を継承しつつ、なるべく空間を狭めない提案として、ロフトに上り下りする際に引き出せる階段、たくさんの雑貨類と階段が一緒に仕舞われる棚、そして必要な時に部屋を仕切ることができる建具が一体となった間仕切りを製作した。

建築家によるテキストより
様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等を企画
様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等を企画

様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催されます。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等が企画されています。開催日は、2022年6月22日(水)・7月2日(土)・7月9日(土)です。事前申し込みは、こちらから
2022年6月22日(水)には、ミリメーターによるワークショップ等がオンラインにて開催。2022年7月2日(土)には、tecoの金野千恵らが参加する公園がオンラインと対面にて開催。加えて3331 Arts Chiyodaにて展示も開催。2022年7月9日(土)には、tomito architectureらによる講演がオンラインで開催されます。【ap・ad】

コンセプト

住まいが癒すとは

ケアは新しい科学であり、新しい芸術です。
よりよいケア実践をしていくためには、ケアに内在するクリエイティビティを最大限に引き出せるような空間や環境が大切です。
『福祉と建築』では、福祉事業者と建築家の相互理解を深める機会を提供することで、よりよいケアの繋がりを日本全国に広げることを目指しています。
福祉事業者と建築家との出会いで明日の福祉実践を素晴らしいものにしていくことを目指します。

2022年度の福祉と建築が行うイベントは、日本財団の共催企画として、より一層、福祉の実践家と建築家の協業するきっかけを作ります。

リリーステキストより

今年の【福祉と建築】では3つのイベントを開催致します!
・オンラインワークショップ
・メインイベント「第3回 福祉と建築 -知る・つながる・やってみる-」
・オンライン交流イベント

リリーステキストより

お問い合わせ
福祉と建築 運営事務局
wonderful.opp@gmail.com

主催:任意団体 福祉と建築、公益財団法人日本財団
協力:ヘルスケアSHIP

リリーステキストより

イベントの詳細は以下に掲載します。

YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現 photo©小野寺宗貴
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現©YKK AP株式会社 YKK AP、カサ・バトリョ、東京工芸大学山村健研究室、 早稲田大学石田航星研究室 前田建設工業ICI総合センター、PRODUCT DESIGN CENTER YKK AP主催展示「未来をひらく窓ーGaudí Meets 3D Printing」 (2021年10月15日~11月3日、東京ミッドタウン)より ©YKK AP Inc. YKK AP, Casa Batlló, Tokyo Polytechnic University Takeshi Yamamura Laboratory ,Waseda University Kosei Ishida Laboratory, Maeda Corporation ICI General Center, and Product Design Center From the exhibition YKK AP presents "Window on the FutureーGaudí Meets 3D Printing" Octuber 15 - November 3, 2021, Tokyo Midtown photo©小野寺宗貴
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現 photo©小野寺宗貴

山村健+ナタリア・サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色 -150年前からのヒント-」です。会期は既に終了しています。
ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想の表現も意図されました。

本展は、東京工芸大学色の国際科学芸術研究センターと駐日スペイン大使館の共催であり、世界遺産カサ・バトリョの後援なども得ながら、スペインで活躍した建築家ガウディ(1852-1926)のデザインをSDGsの視点から切り取った新たな試みである。企画は山村健(東京工芸大学准教授)が担当し、空間はYSLA Architectsがデザインした。

建築家によるテキストより

本展では、ガウディのデザインを水、空気、大地の三つの要素に分解して紹介している。
会場に敷かれたカーペットは、来館者に動線を示すと同時に、それぞれの要素の特徴を表現している。水は天空から流れ落ちる軽やかさを、空気は気泡のように点在する浮遊感を、大地は地面から隆起する力強さを表している。

建築家によるテキストより

さらに、カーペットは床面だけでなく、壁面にも一体的に立ち上がることで、ガウディ建築の特徴である二次元から三次元へと空間を作り込む思想も重ねて表現している。さらにこのカーペットは、本展終了後に開催されるファッション展のランウェイとしても活用され、まさにSDGsが掲げる持続可能性を体現することに成功している。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2022/5/9-5/15]
最も注目を集めたトピックス [期間:2022/5/9-5/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/5/9-5/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる兵庫県高砂市の住宅「プラットホーム」
  2. 渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名郡の「江田の家」。設計者と施主が幼少期を過ごした家の隣に計画、場への想いを受け継ぐ事を目指して共通記憶の“切妻のシルエット”を基に形状等を設計、開口は合理化も進めつつ河川側に開き記憶の中の“川辺の景色”を再現
  3. 赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす
  4. 大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開
  5. 矢橋徹建築設計事務所による、熊本の住宅「下江津の家」。新興住宅地の畑や公園に囲まれた仕事場を持つ住宅、矛盾する開放性と堅牢性の両立を求めて“レベル差”と“ズレ”で距離感を作り応答、周囲の切妻を参照しつつも要素に新規性を忍ばせ公共的建ち方を志向
  6. 木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す
  7. OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供
  8. 佐々木勝敏建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「城山の工房」。街と森の境界にあり法規制によって9坪に限られた敷地に計画、小さな建物の内部に多様な風景を作る事を意図して周辺と内部を繋ぐ3つの大開口を設計、その環境の中にいる様な感覚も生み出す
  9. 長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与
  10. 藤本章子+村部塁 / farmによる、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」。木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る
  11. 狩野一貴建築設計事務所による、富山・高岡市の増築「荻布の家」。親の住宅に子世帯の居住空間を増築する計画、限られた面積内に大らかさを求めて心理的奥行きを作るべく動線上に多様な性質を持つ場が展開するように設計、風景や光も取込んで豊かな住まいを目指す
  12. 小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・ナンサナの教育施設「TERAKOYA」。親を亡くした子供達が通う学校の計画、大らかで自発的利用を促す場所を求めて周辺スケールと呼応する5m角ユニットを構成した建築を考案、教室とテラスの空間が相互に補完し合い様々な状況に応える
  13. 衞藤翔平 / 衞藤建築設計室による、広島の「屋代の住居」。南側に災害指定の丘がある旗竿地に計画、見晴らし良く採光可能な東面の活用を意図して平面を“コの字型”とし更に角度を開き隣棟間隔を確保、敷地環境を丁寧に読み解いて負の条件を個性に変える
  14. スキーマ建築計画の長坂常が、尾道の築110年の古民家を買い取り“アーティスト・イン・レジデンス”として再生させるプロジェクトを始動。修繕方法のオープン化を行い、風景の保存も目指し、クラファンを実施中
  15. 小野晃央 / シグマ建設+ONOによる、埼玉・ときがわ町の住宅改修「山頂のハナレ」。外壁を共有し建ち並ぶ空き家のひとつの改修計画、1階と2階で機能を分け其々を隣接する作業空間と生活空間を拡張する“ハナレ”となるよう構想、家族の暮らしや環境との繋がり自体の拡張も目指す
  16. 隈研吾建築都市設計事務所のウェブサイトがリニューアル。近作や過去の代表作の写真がより大きな写真で閲覧可能に
  17. スカーン・チャイヤワット+進藤理奈+ウィティー・ウィスタムポーンによる、タイの、寺院の施設「Buddhanimit Temple」。寺運営の教育施設に入る子供の増加に伴う寮の計画、新築予定に対し調査を行い予算配分を再検討して既存建物の寮への改修と図書館等新設を提案、生活・学習・課外活動の場を様々な文脈を尊重してつくる
  18. 山田貴仁+犬童伸浩 / studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの住戸改修「A Suite in Thao Dien」。北欧家具等を体験し宿泊する滞在型展示室の計画、“この国らしさ”を求めて5つの色鮮やかな円形床とエリア分節も担う南国の植栽で家具類を引き立てる空間を考案、モダンと地域性が共存した空間をつくる
  19. 上林剛典 / platによる、東京・原宿の店舗「RESTAURANT U」。若者が集まる通りに面する飲食店の内装計画、街と店の距離感を近づける事を目指して室内のカウンターが外に飛出るデザインを考案、内部では客と店員が交錯する動線設計を意図的に行い自然な交流を促す
  20. 岩成尚建築事務所による、神奈川の住宅「Aquarium」。複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築

カーンの「ソーク研究所」を会場に、ルイ・ヴィトンがファッションショーを開催。建物の様子がよく分かる公式動画も公開

ルイス・カーンが設計して1966年に完成した、アメリカ・カリフォルニア州「ソーク研究所」を会場に、ルイ・ヴィトンがファッションショーを開催しました。建物の様子がよく分かる公式動画も公開されています。2022年5月13日に開催されました。

ルイ·ヴィトンは、2023 ウィメンズ クルーズ·コレクションを、5月13日(金) にカリフォルニア州サンディエゴ郊外のラホヤにあるソーク研究所にて発表しました。

ソーク研究所は、建築や科学の分野で素晴らしい価値があるだけでなく、ルイ·ヴィトンが巡る「旅」にとっても重要な場所であり、同研究所でのファッションショーの開催は今回が初となりました。

2023 クルーズ·コレクションでは、太陽が主賓──太陽の役割により、同コレクションのワードローブは、気温の変化に合わせたテンポでスタイリングが進化。
西海岸特有の光はあちらこちらに反射し、シルエットにプリズムのような反射を生み出します。
リネン、ジャカード、シルクなど、さまざまな素材が太陽の下で反響し、煌めくメタリックパレットのような幻影を与えます。

リリーステキストより

以下は、発表されたルックの一部です。

OMAが2020年に完成させた、ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋の動画

OMAが2020年に完成させた、ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋の動画です。2022年1月にドイツ建築博物館が公開したものです。アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事として取り上げ写真や図面を多数掲載しています。

OMA NYの重松象平が、2022年4月にデルフト大学で行った講演「Search Term: OMA NY」の動画

OMA NYの重松象平が、2022年4月1日にオランダのデルフト大学で行った講演「Search Term: OMA NY」の動画です。

(翻訳)
重松象平はOMAのパートナーであり、ニューヨークオフィスを拠点としています。過去10年にわたり、OMAのアメリカ大陸における多様なポートフォリオをリードし、多くのプロジェクトの推進役を担ってきました。最大限の具体性とプロセス指向のデザインを重視する象平は、コンセプトの立ち上げから竣工までのプロジェクトにおいて、全社的にデザインのリーダーシップとディレクションを発揮しています。

ベルラーヘ・キーノーツは、国際的に著名な建築家、デザイナー、思想家を招き、デザイン談義と革新の最前線に立つレクチャーシリーズです。異なる分野、異なる地理的、文化的、政治的文脈で活動する講演者が、自らの作品が現代の問題や議論にどのように関わっているかを紹介します。

(原文)
Shohei Shigematsu is a Partner at OMA, based out of the New York office. He has been a driving force behind many of OMA’s projects, leading the firm’s diverse portfolio in the Americas for the past decade. With an emphasis on maximum specificity and process-oriented design, Sho provides design leadership and direction across the company for projects from their conceptual onset to completed construction.

The Berlage Keynotes is an ongoing lecture series featuring internationally prominent architects, designers, and thinkers who are at the forefront of design discourse and innovation. A selection of speakers working from different disciplinary perspectives and in different geographic, cultural, and political contexts present how their work engages with contemporary issues and debates.

【ap job更新】 ハイエンドな住宅からホテルまで様々な建築を手掛ける「直井建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者・パート)と秘書兼広報スタッフを募集中
【ap job更新】 ハイエンドな住宅からホテルまで様々な建築を手掛ける「直井建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者・パート)と秘書兼広報スタッフを募集中
【ap job更新】 ハイエンドな住宅からホテルまで様々な建築を手掛ける「直井建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者・パート)と秘書兼広報スタッフを募集中Villa Tsukuba@Hiroshi Ueda

ハイエンドな住宅からホテルまで様々な建築を手掛ける「直井建築設計事務所」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者・パート)と秘書兼広報スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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直井建築設計事務所のスタッフ募集です。

直井建築設計事務所では、ハイエンドな住宅から別荘、集合住宅、ホテル、テナントビル、インテリアデザインなど様々なプロジェクトを手掛けています。

千代田区にある事務所には7名のスタッフが在籍し、20以上のプロジェクトが進行中です。
都心にありながらも、大きく開いた窓からは1面緑が広がる気持ちのいい環境で働けます。

クライアントも含めチームと捉え、スタッフみんなで会話を重ねながら作品のポテンシャルを最大限に引き出していく事務所です。

常勤のスタッフに加え、非常勤とのスタッフも合わせて募集いたします。
産休・産後に仕事復帰したい方、独立まもなく他の事務所のやり方が見たい方、時短勤務、プロジェクト契約、テレワーク勤務などフレキシブルに対応いたします。

OMAの設計で完成した「台北パフォーミングアーツセンター」の動画

OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテンの設計で完成した「台北パフォーミングアーツセンター」の動画です。写真や図版は、こちらのページで多数公開しています。

以下は、リリーステキストの翻訳の一部です。

OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテン設計の台北パフォーミングアーツセンターが竣工しました。台北の活気ある士林夜市に位置するこのコンパクトで柔軟な空間は、舞台芸術の新たな可能性を生み出す場となります。無料でアクセスできるパブリック・ループは、大衆を建物の中に招き入れ、劇場のさまざまな側面を体験させます。

建物は、球状の800席のグローブ・プレイハウス、1,500席のグランド・シアター、800席のブルー・ボックスが中央のキューブに差し込まれた構造になっています。このキューブには、3つの劇場のステージ、バックステージ、サポートスペースが収容されており、グランドシアターとブルーボックスを連結してスーパーシアターとして、工場並みの巨大な空間で、思いもよらないパフォーマンスを実現することができるのです。グローブ・プレイハウスは、ユニークなプロセニアムを持ち、舞台構成の実験が可能です。

中央のキューブは地面から持ち上げられ、景観の良い広場になります。そこから、3つの劇場の内部を見ることができるポータルウィンドウを備えたパブリック・ループが、通常は隠されている舞台芸術制作のためのインフラと空間を貫いています。

創設者のレム・コールハースは言います。
「劇場は非常に長い伝統を持っています。現代の劇場は、保守的な内部運営方針で画一化されつつあるように見受けられます。私たちは、劇場の歴史に貢献したいのです。ここ台北では、3つの客席を特殊な方法で組み合わせることができました。この建築が、劇場でできることを拡張するという意味で、どのような影響を与えるのかに興味があります」

OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供
OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供 ©OMA by Chris Stowers
OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供 ©OMA by Chris Stowers
OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供 ©OMA by Chris Stowers

OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテンが設計した、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」です。
約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供します。

こちらはリリーステキストの翻訳です

OMA設計の台北市立舞台芸術センターが竣工

OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテン設計の台北パフォーミングアーツセンターが竣工しました。台北の活気ある士林夜市に位置するこのコンパクトで柔軟な空間は、舞台芸術の新たな可能性を生み出す場となります。無料でアクセスできるパブリック・ループは、大衆を建物の中に招き入れ、劇場のさまざまな側面を体験させます。

建物は、球状の800席のグローブ・プレイハウス、1,500席のグランド・シアター、800席のブルー・ボックスが中央のキューブに差し込まれた構造になっています。このキューブには、3つの劇場のステージ、バックステージ、サポートスペースが収容されており、グランドシアターとブルーボックスを連結してスーパーシアターとして、工場並みの巨大な空間で、思いもよらないパフォーマンスを実現することができるのです。グローブ・プレイハウスは、ユニークなプロセニアムを持ち、舞台構成の実験が可能です。

中央のキューブは地面から持ち上げられ、景観の良い広場になります。そこから、3つの劇場の内部を見ることができるポータルウィンドウを備えたパブリック・ループが、通常は隠されている舞台芸術制作のためのインフラと空間を貫いています。

創設者のレム・コールハースは言います。
「劇場は非常に長い伝統を持っています。現代の劇場は、保守的な内部運営方針で画一化されつつあるように見受けられます。私たちは、劇場の歴史に貢献したいのです。ここ台北では、3つの客席を特殊な方法で組み合わせることができました。この建築が、劇場でできることを拡張するという意味で、どのような影響を与えるのかに興味があります」

マネージング・パートナーでアーキテクトのデイヴィッド・ジャーノッテンは言います。
「3つの劇場を中央のキューブに差し込む構成は、舞台空間の新しい内部構造を生み出し、想像もしなかったような作品を生み出すきっかけとなりました。パブリック・ループは、チケットを持っている人も持っていない人も、これらの新しい作品とその創作過程に触れることができます。私たちは、この建物がアーティスト、観客、そして一般の人々の間に常に新しい関係を生み出していくことに興奮しています」

【ap job更新】 コンペやプロポーザルにも積極的に参加し、幅広く施設の設計に取り組む「株式会社 佐野建築研究所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 コンペやプロポーザルにも積極的に参加し、幅広く施設の設計に取り組む「株式会社 佐野建築研究所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 コンペやプロポーザルにも積極的に参加し、幅広く施設の設計に取り組む「株式会社 佐野建築研究所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中健康相談所(東京都):プロポーザル最優秀賞  令和4年10月竣工予定

コンペやプロポーザルにも積極的に参加し、幅広く施設の設計に取り組む「株式会社 佐野建築研究所」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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頭の中のイメージをカタチにしていく。
建物をつくる面白さを共に経験しませんか。

株式会社 佐野建築研究所では設計スタッフ(正社員)を募集します。

当社は1971年に設立して以来、病院やホテル、保育園、子どもセンター、区民センター、複合施設、商業施設などの幅広い建築を行う設計事務所です。コンペ・プロポーザルにも積極的に参加し競り勝つ設計力が強みです。

基本構想から設計、工事監理まで携わり、建物をつくる面白さの本質を味わいながら能動的に参加してくれる、やる気のある設計スタッフを募集します。

岩成尚建築事務所による、神奈川の住宅「Aquarium」。複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築
岩成尚建築事務所による、神奈川の住宅「Aquarium」。複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築 photo©繁田諭
岩成尚建築事務所による、神奈川の住宅「Aquarium」。複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築 photo©繁田諭
岩成尚建築事務所による、神奈川の住宅「Aquarium」。複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築 photo©繁田諭

岩成尚建築事務所が設計した、神奈川・大和市の住宅「Aquarium」です。
複層が成立条件の都市住居の計画、窮屈でない大らかさを求めて“水族館の水槽”の状態に注目し多様な場が区切りなく繋がる空間を構想、水面に近づくほど明るくなる様に地上から離れるほど開かれる建築です。

水族館でガラス越しに海の中を再現した水槽を見ていると、大きく開かれた場所、岩や植物の陰、洞窟のような穴など、多様な性質をもつ場所が区切りのないスペースの中に混在している。それは上部の水面に向かって開かれて明るくなっていき、魚たちはそれぞれの階層でその場所に適した活動を行いながら往来している。

建築家によるテキストより

複層にすることが成立条件となるような都市型の住居で、こうした水面下のようなスペースを展開できれば、窮屈さを感じない大らかな居住の場ができるのではと考えた。

建築家によるテキストより

実際の建築内部に身を置くと水面下の様に性質の異なる各階層のスペースが区切りなく繋がっていて、上部から底まで差し込む光に誘われ上へ上っていくと、四周の壁に囲まれ上部だけが開かれた半外部的なスペースへ到達する。

その上部に開かれた壁の上端が水中から見上げる水面のようで最も開かれたゾーンにいることを感じる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに、集合住宅から大規模開発までを手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ・技術パート・学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに、集合住宅から大規模開発までを手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ・技術パート・学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに、集合住宅から大規模開発までを手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ・技術パート・学生アルバイトを募集中

“まちを創る建築”をテーマに、集合住宅から大規模開発までを手掛ける「SKM設計計画事務所」の、設計スタッフ・技術パート・学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SKM設計計画事務所では設計スタッフを募集しています。

建築計画、デザインに熱意のある方を求めています。
併せて、技術パートタイマー・アルバイトも随時募集しております。

SKMは、「まちを創る建築」をテーマに生活空間・環境づくりの視点から集合住宅と周辺環境、ランドスケープ、大規模開発などの設計監理及びデザイン監修を行っています。

藤本章子+村部塁 / farmによる、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」。木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る
藤本章子+村部塁 / farmによる、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」。木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る photo©鈴木淳平
藤本章子+村部塁 / farmによる、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」。木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る photo©鈴木淳平
藤本章子+村部塁 / farmによる、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」。木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る photo©鈴木淳平

藤本章子+村部塁 / farmが設計した、東京・世田谷区の住宅改修「ROKA」です。
木造戸建のLDK部分の改修計画、外部や人と物の関係の再構築を目指して既存ワンルームを空地に開くホールとサブルーム群の構成に変更、其々を異なる素材や色味で仕上げ多様な奥行を作る事が意図されました。

築30年の戸建て住宅のLDKの改修である。

建築家によるテキストより

既存のL字型のLDKは4面に窓を持ち、東側は緑道、西側は空地があることで明るく風も抜ける可能性を持っていたが、東側施設との距離感や、窓周りと人・モノの関係が上手く機能していなかった。そこで、ワンルームのLDKを中心のホールスペースとそれをサポートするサブルームや収納などに分節し、内部同士や内部と外部の関係を再構築しようと考えた。

建築家によるテキストより

まず、前面道路側の空地に開いていくように斜めの分割線を引いた。斜めの分割を起点にL字型のワンルームは不整形なスペースの集合となり、中心をホールスペースとして周囲のサブルームとの間に多様な奥行きが生まれるようにした。

北西に開けた大きめのキッチンルーム、TVや物の収納たち、本などを詰め込めるスタディルーム、人や空気が上下するステアルーム、サンルーム(バルコニー)とのバッファーとなるランドリールーム、それぞれを異なる素材や色味で仕上げ、ホールとの間を空気の抜ける透過の折戸建具で間仕切り開放度を調整できるようにした。

建築家によるテキストより

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