ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画です。
エリザベス女王の在位70周年記念行事の為に計画されました。デザイナーは、世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案しました。また、アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈されます。アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。
また、以下に、施工風景を収めたタイムラプス動画も掲載します。
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画です。
エリザベス女王の在位70周年記念行事の為に計画されました。デザイナーは、世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案しました。また、アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈されます。アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。
また、以下に、施工風景を収めたタイムラプス動画も掲載します。
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ウェストサセックスの温室「kinetic Glasshouse」の動画です。
新しく作られた庭園に据えられた施設です。デザイナーは、機能性と庭の魅力的な装飾を目指し、スチール製の“がく”が開閉して植物の環境を調整する建築を考案しました。そして、時々の状態によって宝石や王冠の様にも見える事も意図されました。
アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。
ヘザウィック・スタジオによる、イギリスの温室「kinetic Glasshouse」です。
新しく作られた庭園に据えられた施設です。デザイナーは、機能性と庭の魅力的な装飾を目指し、スチール製の“がく”が開閉して植物の環境を調整する建築を考案しました。そして、時々の状態によって宝石や王冠の様にも見える事も意図されました。
こちらはリリーステキストの翻訳
ヘリテージフラワー:ヘザウィック・スタジオとナショナル・トラストによるキネティック・グラスハウスとシルクロードガーデンが公開
ヘザウィック・スタジオは、ウェストサセックスの歴史的な土地にあるナショナル・トラストのウールベディング・ガーデンの端に、最新プロジェクトであるキネティック・グラスハウスを設置した事を発表しました。
この作品は、古代のシルクロードが今日の英国庭園に与えた影響を明らかにする新しい庭園の中心的な役割を担っています。ガラスとアルミニウムのファサードを持つ10枚のスチール製の「がく」が4分かけて開き、王冠の形をした141m2の巨大な空間を作り出します。
ウールベディング・チャリティーとナショナル・トラストの協力のもと、グラスハウスはヴィクトリア時代のテラリウムの精神からインスピレーションを得て設計されました。最先端の技術を駆使し、機能的な保護構造であると同時に、新しいシルクロードガーデンの魅力的な装飾要素にもなっています。
暖かい日には、グラスハウスの「がく」が油圧機構によって開き、植物に日光と風通しを与える一方、寒い日には閉じたまま、亜熱帯種のコレクションにシェルターを提供します。
トーマス・ヘザウィックは次のように述べています。
「これは、文字通り展開する場所であり、プロジェクトなのです。この妖しくも美しい庭園に足を踏み入れると、宝石のように始まり、王冠のように終わるオブジェを発見することができます。グラスハウスがゆっくりと開かれていく時に」
「それはまた、驚くべき過去を創造し続ける必要性を物語っているのだと思います。歴史的な環境に現代の発明を織り込み、それぞれが互いに語り合う自信を持つことです」
グラスハウスを囲むシルクロード・ガーデンは、アジアとヨーロッパを結ぶ古代の交易路の影響を受けた景観の中を、12ステップの旅へと誘います。
梅澤竜也 / ALA建築設計事務所が設計した、山梨・山中湖村の工場「暮らしの香り 山中湖アトリエ」です。
生産機能に加え店舗やカフェ等を備える施設です。建築家は、工場然とせず地域に馴染む存在を目指して、其々の機能が収められた5つの箱が雁行する形態を考案しました。またこの形態は、全居室からの眺望確保や庭園の一体利用にも貢献します。施設の公式ページはこちら。
新しく立ち上げられるホームフレグランスブランドのための工場。
敷地は山中湖にほど近い森の中で、西側に富士山を望む東西方向に長い形をしている。ここに製品の生産機能や事務所だけでなく、その製品を販売する店舗兼カフェ、そして開かれた庭園を求められた。または“ひとの暮らしに寄り添った香り”をブランドのテーマとしていることから、その生産拠点も工場然とするのではなく、地域になじみ、人が集う親しみある存在となることが望まれた。
我々は求められた機能を5つの箱型ボリュームとして整理し、それらを平面的立体的に雁行させるように並べた。その3次元的なズレによって、間口の狭い奥深い敷地でもすべての居室から富士山への眺望を可能とし、一体的な庭園スペースをできるだけ確保することを試みた。また5つのボリュームから富士山へ向かって片流れ屋根の庇を伸ばすことで、来館者へ対して優しく出迎えるジェスチャーをつくりだした。
リノベの書籍も執筆する岸本千佳が代表の、建物と街のプロデュース会社「アッドスパイス」の、建築設計と不動産仲介のメンバー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
株式会社アッドスパイスは、業務拡大に伴い、①建築設計+運営管理、②不動産仲介+運営管理のメンバーを募集します。
設計・仲介だけでなく、プロジェクトの始まりやその後の運営領域まで拡げて、プロジェクト全体に責任を持って携わる仕事にチャレンジしたい方を募集します。
【アッドスパイスとは】
アッドスパイスは、岸本千佳が代表を務める建物と街のプロデュースの会社です。企画・設計・仲介・運営と、建物の最初から最後まで一貫してやりきることが特徴です。エリア・建物・関わる人を鑑みた企画アイディアと、責任をもって適切な借り手を見出だすリーシング力を評価いただき、多方面から仕事をご依頼いただいております。代表の岸本は、大学で建築を学び、前職の不動産ベンチャー勤務を含めて10年以上不動産プロデュースの仕事をしています。常にプロジェクトの先頭に立ち、これまで、設計は外注する形でプロジェクトを進めてきました。
今回、企画と設計を社内で一緒に取り組むことで、より質高く、依頼主の期待に応えるプロジェクトをつくっていきたい。また、不動産仲介においても、管理運営に取り組みながらリーシング力を高めていきたく、建築設計と不動産仲介のスタッフ募集に至りました。
【現在の業務について】
・依頼案件の種類:リノベーションが多いですが、新築案件もあります。新築でも、敷地内にとどまらず、エリアの解釈をより丹念に行うため、仕事の仕方はリノベーションと変わりません。複数の物件を所有するオーナーによる、エリアプロデュースの仕事も増えています。
・依頼案件の特徴:木造アパート一棟、大型ビル一棟、エリア一帯の開発など、建築にも不動産事業者にも頼みづらい物件が多いです。
・依頼主の特徴:建物・土地に思いを持つ地主や家主、地域に根差した企業等です。個人・法人は問わず、法人からの依頼は近年増えています。京都ならではの伝統ある老舗事業者からの依頼などもあります。
・エリア:京都を中心に関西が多いですが、東京・日本全国・海外もあります。
事業規模も年々拡大しております。建物だけではなく、エリアプロデュースの仕事もあります。
ヘザウィック・スタジオが設計した、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」です
エリザベス女王の在位70周年記念行事の為に計画されました。デザイナーは、世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案しました。また、アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈されます。
こちらはリリーステキストの抄訳
バッキンガム宮殿の外には、2022年6月に行われる女王のプラチナ・ジュビリー(※70周年記念行事)の目玉として、350本のイギリス原産の樹木を使った高さ21メートルの壮大な「Tree of Trees」の彫刻が制作されます。
ヘザウィック・スタジオがデザインしたこの彫刻は、「クイーンズ・グリーン・キャノピー(QGC)」の一環として、2021年10月から2022年3月までの最初のシーズンに100万本以上の植樹を促し、全米を席巻した記念祭の楽しい植樹を反映したものです。
この彫刻は、70年の在位期間中に世界中で1,500本以上の木を植えた女王陛下を称え、この歴史的な節目の中心に木と自然の重要性を据えることを目的としています。
350本の木は、女王陛下の紋章が刻印されたアルミニウム製の鉢にセットされます。記念祭の週末が終わると、樹木は選ばれたコミュニティグループや団体に贈られ、その活動を称えるとともに、全国の次世代の植樹家たちを刺激することになります。樹木は夏の間、慎重に保管され、10月の植樹シーズンに向けて配布される予定です。選考方法の詳細については、追ってお知らせします。
クイーンズ・グリーン・キャノピーは、都市の緑化、田園地帯の再生、コミュニティの団結を支援するために活動しています。パートナーとの協力のもと、クイーンズ・グリーン・キャノピーの主要な要素として、社会経済的な困窮度が高く樹冠被覆率の低い地域での都市緑化プロジェクトを支援するプログラムがあります。トーマス・ヘザウィックとそのチームは、木と自然をデザインの中心に据えており、このテーマを忠実に反映したクリエイティブなアプローチをとっています。
この彫刻は、クリーブランド、ハル、ケンブリッジシャー、ホーブなど、地元のサプライヤーから材料と専門知識を得て、再生鋼材と新鋼材で作られています。クイーンズ・グリーン・キャノピーは、慈善事業として行われています。彫刻「Tree of Trees」は、ブルームバーグ・フィランソロピーズの支援を受けています。
トーマス・ヘザウィックは次のように述べています。
「『Tree Of Trees』を制作できることは、私たちにとって名誉なことです。350本のイギリス原産の木とリサイクルされたスチールから作られたこの構築物は、文字通り国の風景を変えようとしている素晴らしいコミュニティキャンペーンの一環として、国中の工房や苗床から集まってきています」
ヤツシャハルアーキテクツが設計した、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」です。
日本館の傍らに計画された飲食店です。建築家は、日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案しました。また、経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現しました。会期は既に終了しています。
アーキテクチャーフォトでは、「2020年ドバイ国際博覧会日本館」も特集記事として紹介しています。
日本パヴィリオン前面に配された水盤の片側に、パヴィリオンのアプローチに沿うようにスシロードバイ万博店は設けられました。
スシローは、中東初出店となるこの機会にハラル対応メニューを開発・提供し、世界中から来場される多くの方々を「日本のすし」でもてなし、日本の食文化の魅力を伝えます。
日本の伝統的な文様と中東のアラベスクパターンで構成された日本パヴィリオンの立体格子に呼応して、レストラン棟の意匠は日本の魚子文様をもとに構成されました。魚子模様の最小単位と対応する4.6メートル角の床板とその頭上に対角線上に引かれた屋根の稜線からなる立体的なプレファブモジュールが、直角二等辺三角形の敷地内に90度ずつ向きを変えながら配置されることで、魚子模様が屋根形状として立体的に現れます。
レストラン棟は、仮設建築物でありながら、恒久的な建築と同等に法的な要求を満たし、かつ来場者の空間体験への期待に応え得る建築物でなければなりません。同時に、短期間で消費される施設として経済的な合理性や環境負荷への配慮も求められることから、工事に伴って発生するエネルギー消費を最小限に抑えることができ、また限られた工期内で現場施工が実現できる「鉄骨プレファブ工法」を採用しました。
アワード受賞やメディア掲載に加え、創業30年以上の実績を持つ「株式会社INTERMEDIA」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
株式会社INTERMEDIAでは新規設計スタッフを募集します。
弊社では、SD Reviewに入選した「音楽ホールの山」、商店建築に掲載された「基壇地形の改修」「HOGET」、新建築や日経アーキテクチュア掲載等をはじめとして、住宅、福祉施設、公共施設など大小様々な建築の設計・監理を横断的に行っている事務所です。現在は大学施設の新築計画、大きな工場の改修など、より規模の大きいプロジェクトも動き出している一方、「HOGET」や「uminoわ」といった地域に根ざした拠点施設のようなプロジェクトにも数多く携わっています。
INTERMEDIAは長崎県島原市という地方都市に拠点を置いていますが、むしろ地方都市を拠点にしているからこそ、小規模住宅や改修に留まらない大小様々なプロジェクトが動き続けています。そのため、規模や用途が多種多様であり、幅広い知識・技術を共に習得し、基本設計から竣工までの一連の建築設計の仕事を経験できます。
また現在のスタッフは全員20代・県外出身の移住者であり、代表の佐々木翔もUターン移住者のため、移住に関する相談はしやすく、かつ常に議論したり協力したりしやすい環境です。2つの拠点があり、リモートワークも含めてどんな場所に居ても活動できる体制を整えています。
また、INTERMEDIAには2名の共同代表が在籍しています。創業者である佐々木信明の30年以上に渡る確かな実務経験に加え、共同代表である佐々木翔は「末光弘和+末光陽子/SUEP.」で設計主任として経験を積み、2015年から拠点をここINTERMEDIAに移し、その後「SD Review 2015 入選」、「Architects of the Year 2019 入選」など、長崎や島原という地方都市に留まることのない活動や賞歴を残してきました。これからも、地方都市から全国や世界に発信できるような建築を作っていきたいと考えています。
また、2023年3月からは島原市のアーケード沿いにある古民家に拠点を移し、カフェや宿泊施設等と共存し、自ら運営も行いながら地域に開かれた活動を展開していきます。
このように、様々なプロジェクトを通して、これからの建築を共に悩み、考え、実現し、議論していけるような意欲的な人と一緒に仕事がしたいと思っています。興味のある方はぜひお問い合わせください。
ツバメアーキテクツが設計した、東京・青山の「cobacoのポップアップ」です。
神戸のブランドの為の期間限定店舗です。建築家は、短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計しました。具体的には、メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築しました。ブランドの公式サイトはこちら。
ジュエリーブランドcobacoのポップアップのデザイン。
以前、cobacoの仕事場兼自宅である「神戸のアトリエ付き住居」を設計させていただいた。今回は二日間という期間のポップアップのプロジェクトである。
敷地となるスパイラルのファサード下の区画は日々利用者がいるために施工と撤収はほんの数時間で完遂しなくてはならない。そういった条件から神戸から参勤交代でやってくるジュエリーを乗せた籠(カゴ)のイメージを議論した。
まず会場にかかっている吊り天井に荷重を与えないように非常に軽いメッシュ素材のテキスタイルを吊り下げ、場を構成し、導線部分は籠のようにたくし上げた。壁面什器は現場で組み立てるだけとした。壁からメッシュ越しに腕を伸ばすつくりとして浮遊感を与えた。
阿曽芙実建築設計事務所が設計した、奈良の店舗兼住宅「T house Renovation」です。
築40年の木造住宅をネイルサロンと住居に改修する計画です。建築家は、家族の暮らしに主眼を置く在り方を目指して、私より公が優先された典型的な田の字プランの逆転を構想しました。そして、既存の“鴨居”等は残して空間の緩やかな分節に援用しました。
土地探しからのご依頼で、当時は新築住宅を建てるための土地を探していたが、なかなか思う土地が見つからずにいた時、長らく空き家になっていたこの建物と出会った。
築40年のこの中古住宅は、空き家を感じさせないほどの生命力があった。丁寧に造られていたこと、そして丁寧にお住まいになられていたことが建物を介して伝わってきた。そんな中古住宅に魅せられて、クライアントは自らここを選択した。
旗竿型の敷地形状で道路からのアプローチは狭いが、敷地も建物も広さが十分にあったため、予算の関係からも1階のみを住居兼ネイルサロンにリノベーションすることとした。
既存住居は田の字型を基本とした南向きの間取りで、仏間のある和室は、冠婚葬祭ができる設えとなっていた。
昭和50年ごろまでに、大工によって建てられた住宅に多く、日本全国で見受けられる典型的な形式である。メインの玄関は来客用で、日常的に家族は裏側にあるお勝手から出入りする。日当たりの良い田の字の4間は日常的には使わず、あくまでも来客用で、家族は北側にある台所とその南にある応接間を生活の場としていた。このように住宅の中にパブリックとプライベートの領域がはっきりと区分けされ、パブリックは表に、プライベートは裏へと配置されていた。日当たりや向きだけでなく、装飾や柱などの構造材までもパブリックが上位になるヒエラルキーがあり、パブリックに主眼をおいて造られていた。
時代と共に、核家族化や地域の高齢化、業者の出現などにより冠婚葬祭を家で行わなくなると、4間の田の字形式はしだいに消えて行き、核家族中心の小さな都市型住居が増え始め、家族の生活の場を中心とした間取りへと変化する。
この計画では、そのような表にあるパブリックな田の字空間に、裏にしかなかった家族のためのプライベート空間を移動させることで、パブリックとプライベートを逆転させ、家族の暮らしに主眼をおいた住居を再構築することとした。
建築家の永山祐子によるトークイベント「素材使いの極意」が、オンラインで開催されます(※少人数制でリアルでも開催)。ケイミュー株式会社主催、株式会社ユニオン共催の「素材FES」内のEvent.3にて行われます。永山による近作「ドバイ万博日本館」や「東急歌舞伎町タワー」に加えて、様々な作品を通して“素材”について語られます。開催日時は2022年7月7日(木)18:30~19:20。参加費無料。要事前申込です。
また、Event.1(開催時間:15:00~15:40)では、Natural Living代表の渡辺美穂による「みんなにやさしいヴィーガンキャロットケーキ」が、Event.2(開催時間:16:40~17:30)では、株式会社ユニオン代表取締役社長の立野純三と宣伝広告室による「砂と金属 -ミラノデザインウィーク2019『One Design ‒ One Handle』」も企画されています。
2017年にSOLIDOが誕生してからわずか数年で世界は大きく変わり、新しい価値観が一気に広がりました。
リモートワーク&オンライン、多様性、サステナビリティという意識の浸透、そんな時代の中で素材にこだわった新しい外壁材 SOLIDO typeF facade が誕生します。
それを記念した、素材フェチな方々とともに送るリアル&オンラインでのお祭りです。[ 参加費無料 ]
会場での商品見学と、3つのウェビナーはオンライン視聴と(少人数ですが)リアル視聴で構成しています。
会場でリアルに、オンラインならどこからでも、みなさまのご参加お待ちしています。
OMA / エレン・ヴァン・ルーンが設計した、フランス・パリの、ティファニーの仮設店舗「Tiffany Temporary Store Paris」です。
販売とアーカイブ展示を行う為に計画されました。建築家は、其々の目的に合わせて、素材や形により雰囲気の異なる部屋が連続する構成を考案しました。そして、ブランドの歴史を伝えつつ購入体験に没入できる空間を作る事を意図しました。店舗の公式ページはこちら。
こちらはリリーステキストの翻訳
OMAがデザインしたティファニーの仮設店舗が、パリのモンテーニュ通りにオープン
OMAがデザインしたティファニーの仮設店舗が、パリ8区の中心部にオープンしました。アダプティブデザインとして考案されたこの店舗は、1年を通して、開催されるコレクションの特徴を反映して雰囲気が変化し、ブランドの最新デザインと185年のコレクションから集められたアイテムが一堂に会します。
OMAパートナーのエレン・ヴァン・ルーンは言います。
「ティファニーは、ジュエリーとプロダクトデザインの両方で豊かな歴史を持っています。その歴史を紹介することは、私たちにとって重要なことでした。ティファニーの最新コレクションを発見する機会である以上に、この店を訪れることは、時間を超えた旅でもあるのです」
販売とアーカイブ展示の両方をスペースである店舗は、雰囲気の異なる部屋が連続するように展開されています。ロタンダ(※円形の広間)にはティファニーのジュエリーアーカイブのハイライトが物理的な展示とデジタルスクリーンで紹介され、八角形の部屋には現在のコレクションが展示されています。また、ハイジュエリーのアポイントメントは、1887年にティファニーが発行したフレンチ・クラウン・ジュエルのカタログを展示した奥の親密な部屋で行われます。また、ティファニーがデザインしたアンティークのランプが、1900年代初頭のルイ・コンフォート・ティファニーのデザインを思い起こさせ、グラデーションのかかったブルーのカーペットが、ショッピングに没入できるような空間を演出しています。
BIGが設計した、デンマーク・オクスボルの博物館「FLUGT – REFUGEE MUSEUM OF DENMARK」です。
第二次世界大戦時の病院を改修した“難民”に関する施設です。建築家は、二棟の既存建物を建築的にも歴史的にも繋げる、カーブを描くヴォリュームを増築しました。そして、展示資料に加え体験でも難民と地域への理解を促す事を意図しました。施設の公式サイトはこちら。
こちらは建築家によるテキストの翻訳
第二次世界大戦中のデンマーク最大の難民キャンプ跡地に位置する「FLUGT」は、世界中の難民に声と顔を与え、避難民が共有する普遍的な課題、感情、精神、物語をとらえています。FLUGTは、Vardemuseerne(※クライアント)のためのBIGの2番目の博物館であり、この地域に関する歴史的知識の考古学、普及、収集に特化した地域機関です。BIGは、収容所に残っている数少ない建造物のひとつである病院の建物を、1,600m2の博物館に改修・拡張しました。
収容所の最盛期には、当時のデンマークで5番目に大きな都市となりました。現在、オクスボルの収容所はほとんど残っていませんが、新しい国の入り口に到着したというストーリーは、これまでと同じように重要です。FLUGTに生まれ変わった旧病院は、2つの細長い建物で構成されています。BIGはこの2つの建物を建築的にも歴史的にもつなげ、柔らかなカーブを描くヴォリュームを加えることで、美術館に500m2の追加スペースをもたらし、遠くからでも見える歓迎する構造体を作り上げました。
このカーブは、通りに向かって緩やかにひかれ、美術館の来館者に魅力的な到着の瞬間を演出します。コールテン鋼で覆われた構造体は、旧病院の赤レンガに調和しています。外から見ると、抽象的なヴォリュームは、一見閉じたエントランスホールに訪問者を迎えます。中に入ると、床から天井までの曲面ガラスの壁から、緑に覆われた中庭と、かつて難民キャンプがあった森が見えます。中庭から光が差し込むエントランスホールは、ロビーや企画展示スペースとして機能し、ゲストが館内を移動する前に体験することができます。
建築情報学会の、一般・会計事務職(在宅勤務 フレックスタイム制)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
本団体の活動は、建築情報学会のWEBサイトをご参照ください
https://ais-j.org/
市瀬喬之+中野達文 / ダルマトーキョーが設計した、東京の住戸改修「目黒の集合住宅」です。
庭付きオーナー住戸を賃貸用に改修する計画です。建築家は、借手の間口を広げる事を目指して、庭との関係に焦点を絞りつつ住人の創意工夫の余地がある空間を構想しました。そして、各所から庭を望め緑を享受する暮らしを作る事も意図しました。
公園とお寺に囲まれた、都心ではあるが街の喧騒から少し離れた、マンションの賃貸住宅の改修である。
ここは建設当初オーナー住戸として設計された部屋で、石や植木など庭園の面影が残っていた。
賃貸住宅の設計において、ペルソナ設定によりデザインの輪郭は決定するが、細部まで設計者側の意図を反映させたデザインは、かえって借り手の間口を狭める可能性がある。
各々の場所が角度を変えて連綿と繋がるプランを庭へと延ばし、どこにいても庭を望めるように配慮することで、緑を享受できる暮らしを目指した。
桐山啓一 / Airhouseが設計した、東京の「小平の家」です。
郊外に建つ核家族の住宅です。建築家は、求められた“良い意味での違和感”に応える為、建築に“斜め”や“段差”を導入しました。それだけでなく、尺貫法の順守と各要素に空間体験創造の視点を重ねる事で合理性と豊かさの実現も目指しました。
この計画ではシンプルな建物ではありながらも良い意味での違和感であったり、良い意味でSTRANGEなものを要望として求められた。その中の大きな要素が、「斜め」であったり「段差」であった。ここではそれらにより空間の変化を発生させ、固有のシークエンスを持つものとする方向性で考えていった。
斜めの壁はただランダムにするわけではなく、木造の尺貫法のスケールは遵守して、303mm455mm910mmで割り切れる寸法で設計しながら合理性のある平面としてこの形状を構成し、壁を斜めに間仕切ることで、収納やスペースを確保できたり、直角では生み出せない光の陰影や空間の体感を生むことを可能としている。
段差をつくることは、各空間領域を緩やかに分けることに寄与しながら、各床レベルにおける視線の変化を生む。さらには段差は座ることを可能とし、さまざまな場所に身をおきながらコミュニケーションを産む装置としても機能する。
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