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【ap job更新】 藤本壮介事務所で経験を積んだ佐々木慧が率いる「axonometric株式会社」が、福岡での新規スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 藤本壮介事務所で経験を積んだ佐々木慧が率いる「axonometric株式会社」が、福岡での新規スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 藤本壮介事務所で経験を積んだ佐々木慧が率いる「axonometric株式会社」が、福岡での新規スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中NOT A HOTEL FUKUOKA(仮称) 2021〜

藤本壮介事務所で経験を積んだ佐々木慧が率いる「axonometric株式会社」の、新規スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新規スタッフを2名程度募集します。

弊社では福岡を拠点に国内外でプロジェクトに取り組んでいます。 ラグジュアリーホテル(複数件)や複合施設、家具の商品開発、プレファブ建築の研究・開発など、多様な規模・用途のプロジェクトが進行中。その多くは事業企画段階からプロジェクトに参加しています。建築設計に真摯に向き合いつつ、事業のあり方から最終的な見せ方まで包括的に関わっているのが特徴です。

■ 代表:佐々木慧の経歴
1987_長崎県生
2010_九州大学芸術工学部卒業
2013_東京藝術大学大学院終了
2015_藤本壮介建築設計事務所
2021_axonometric株式会社設立
九州大学、九州産業大学、九州工業大学非常勤講師を歴任

坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuによる、高知・南国市の住宅「Zen」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る
坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuによる、高知・南国市の住宅「Zen」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る photo©atelier thu
坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuによる、高知・南国市の住宅「Zen」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る photo©atelier thu
坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuによる、高知・南国市の住宅「Zen」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る photo©atelier thu

坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuが設計した、高知・南国市の住宅「Zen(南国の家)」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る建築です。

高知県南国市、四国山地の小高い山麓にあるこの土地は、135坪の宅地とそこから南西に広がる370坪の山林からなる。

建築家によるテキストより

北東側は見晴らしがよく、平野へと視線が抜け、美しい田園風景が広がる。
また、宅地から一段高い山林の平地部分を、子供の遊び場として活用したいという施主の要望を受け登ってみると、田園の向こうに山々の連なりがより美しく見えた。四季が移りゆく美しい山の自然を取り入れながら、山と平野の風景の一部となるような、建築を創りたいと考えた。

建築家によるテキストより

山林の平地部分を上の庭とよび、そこから建物で遮ることなく平野を見渡せるよう、高さを抑えた平屋建てとした。斜面とL字の建物によって囲むように中庭をつくり、両端を個室、中心が居間となるように計画した。建物自体で隣地からの視線を遮ることで、中庭に面した居間と個室の窓は周囲を気にせず開放できる。

建築家によるテキストより
“北海道初”の木造4階建共同住宅(1時間耐火構造)の構造現場見学会が、土屋ホームとNCNの共催で開催。参加費無料・事前申込制でオンラインと現地の同日開催
“北海道初”の木造4階建共同住宅(1時間耐火構造)の構造現場見学会が、土屋ホームとNCNの共催で開催。参加費無料・事前申込制でオンラインと現地の同日開催 image©NCN

“北海道初”の木造4階建て共同住宅(1時間耐火構造)の構造現場見学会が、土屋ホームとNCNの共催で開催されます。参加費無料・事前申込制です。開催日は2022年2月18日(金)オンライン見学会の時間は10:00~12:00現地見学会の時間は、前半の部14:00~、後半の部15:00~となっています。【ap・ad】

木造で実現する中高層建築物

この度、主催株式会社土屋ホーム、共催株式会社エヌ・シー・エヌ/株式会社木構造デザインにて北海道初の木造4階建て共同住宅の構造現場見学会を開催します。

昨今増えつつある、4層以上の中高層木造建築。本件は主要な構造部材は全て道内産材を使用し、さらにプレカットも道内で完結した北海道初の木造4階建て共同住宅です。4階建ての実現には、木造ラーメン構法「SE構法」を最大限活用しています。

また、今回のイベントでは道内在住の設計者の方はもちろん、全国の設計者向けにオンライン見学会と現地現場見学会を同日開催致します。

北は北海道から南は沖縄まで、今最先端の中高層木造建築に興味のある方は、是非ともご参加ください。

※当社調べ

リリーステキストより
Same Picture Companyと矢吹光代による、神奈川・鎌倉市の、住宅を改修した飲食店「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」。シェフの料理等に合う素材をコンセプトに施主らと北海道で使用木材を探索、内壁は地元の土を用いたりワークショップで住民と制作し、自然素材を五感で楽しむことができる空間を構想
Same Picture Companyと矢吹光代による、神奈川・鎌倉市の、住宅を改修した飲食店「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」。シェフの料理等に合う素材をコンセプトに施主らと北海道で使用木材を探索、内壁は地元の土を用いたりワークショップで住民と制作し、自然素材を五感で楽しむことができる空間を構想 photo©Katsuhiro Aoki(青木勝洋)
Same Picture Companyと矢吹光代による、神奈川・鎌倉市の、住宅を改修した飲食店「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」。シェフの料理等に合う素材をコンセプトに施主らと北海道で使用木材を探索、内壁は地元の土を用いたりワークショップで住民と制作し、自然素材を五感で楽しむことができる空間を構想 photo©Katsuhiro Aoki(青木勝洋)
Same Picture Companyと矢吹光代による、神奈川・鎌倉市の、住宅を改修した飲食店「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」。シェフの料理等に合う素材をコンセプトに施主らと北海道で使用木材を探索、内壁は地元の土を用いたりワークショップで住民と制作し、自然素材を五感で楽しむことができる空間を構想 photo©Katsuhiro Aoki(青木勝洋)

木平岳彦+近藤奈々子+高橋直彦 / Same Picture Companyと矢吹光代建築設計事務所が設計した、神奈川・鎌倉市の、住宅を改修した飲食店「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」です。シェフの料理等に合う素材をコンセプトに施主らと北海道で使用木材を探索、内壁は地元の土を用いたりワークショップで住民と制作し、自然素材を五感で楽しむことができる空間を構想しました。店舗の公式サイトはこちら

江ノ電和田塚駅のすぐ目の前、2世帯住宅の一角をリノベーションでつくり上げたレストランカフェ。
地元の新鮮な食材を使い素材本来の良さを引き出しながら、豊かな発想力をひとつひとつお皿の上で表現し、味はもちろん見た目にも華やかで美しい料理を提供してくれるお店です。

建築家によるテキストより

店内で使っている木材は、料理・パン・ワインに合う木をコンセプトに、オーナーとシェフと一緒に北海道まで行って探して見つけたもの。カウンターにはキハダ、客席テーブルにはミズナラを使うことになりました。他にも北海道産の杉や栗は、外壁や床材、デッキや外構の枕木にも使っています。

建築家によるテキストより

内装の壁は、地元神奈川で採れた土を使った土壁と、ワークショップに参加して下さった地元の方々と一緒に左官で仕上げた漆喰壁で構成されています。高橋が担当した土壁のコンセプトは「鎌倉古道・七つの切り通し」。七つの切り通しは、鎌倉の内と外を結ぶ中継の拠点であり、人々の交流の拠点でもありました。この意味合いから、BREEZE BIRD CAFE & BAKERYが、様々な人やものことが集まる拠点になってほしいとの願いを込めて仕上げました。

建築家によるテキストより
京都大学建築系教室によるメディア『traverse 新建築学研究』に、アーキテクチャーフォト®代表 後藤連平のインタビューが掲載

京都大学建築系教室によるメディア『traverse 新建築学研究』に、アーキテクチャーフォト®代表 後藤連平のインタビュー「今、建築をいかに伝えるか」が掲載されています。traverseは、2000年に創刊され2017年にウェブに移行したメディアです。同号では、藤江和子山岸剛のインタビューの他に、岸和郎と平田晃久の対談、竹山聖と小見山陽介の対談等が順次公開されます。

『traverse 新建築学研究 – Kyoto university architectural journal』は京都大学建築系教室が編集・発行している機関誌です。1927 年から1950 年まで発行された『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いのもと、2000 年に創刊され、現在は22号まで発行されています。近年は大学院生が中心となり、企画から編集までを行っており、2021年度は小椋・伊庭研究室、金多・西野研究室、神吉研究室、小林・落合研究室、小見山研究室、高野・大谷研究室、竹脇・藤田研究室、ダニエル研究室、冨島研究室、西山・谷研究室、平田研究室の学生が担当しています。

<『traverseー新建築学研究』創刊の辞>より
 京都大学「建築系教室」を中心とするメンバーを母胎とし、その多彩な活動を支え、表現するメディアとして『traverseー新建築学研究』を創刊します。『新建築学研究』を唱うのは、言うまでもなく、かつての『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いを込めてのことです。『建築学研究』は、1927(昭和2)年5月に創刊され、形態を変えながらも1944(昭和19)年の129号まで出されます。そして戦後1946(昭和21)年に復刊されて、1950(昭和25)年156号まで発行されます。数々の優れた論考が掲載され、京都大学建築学教室の創刊期より、その核として、極めて大きな役割を担ってきました。この新しいメディアも、21世紀へ向けて、京都大学「建築系教室」の活動の核となることが期待されます。あらかじめ限定された専門分野に囚われず、自由で横断的な議論の場を目指したいと思います。「traverse」という命名にその素朴な初心が示されています。

最も注目を集めたトピックス [期間:2022/2/7-2/13]
最も注目を集めたトピックス [期間:2022/2/7-2/13]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/2/7-2/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 【特別寄稿】 岩元真明による論考「用の再考:自宅の設計について」
  2. 村上康史建築設計事務所と林直毅による、神奈川の「鎌倉山の住宅」。緑豊かで住民コミュニティが残る高台の住宅地が敷地、建物両側に公と私の性質の異なる庭を設け内部土間で繋ぎ縁側的な半公的な場を計画、近隣との関係を紡ぎ屋内外へ広がりある暮らしを構想
  3. 三上建築事務所による、茨城の「日立市立日高小学校」。既存校舎を使いながらの新校舎建設という課題に、敷地状況を考慮し慣習的な細長い建物ではない矩形平面校舎を考案、中庭で通風採光問題も解決し校内移動距離短縮等のメリットも生む
  4. 村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」
  5. 佐藤研吾 / In-Field Studioによる、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行う
  6. 小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる
  7. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京・港区の「芝公園の集合住宅」。画一的な“集合住宅の表情”を脱却する意識で計画、各住戸に天空率も考慮した床面積不算入の出窓を上下階で向きを変え配置、外観を特徴づけると共に実際以上に室内を広く感じさせる
  8. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・文京区の住宅「TIMELESS」。子供が独立した夫婦のシニアライフを見据え計画、建物内部の大小2つの中庭が外部リビングと光井戸として機能、内外を緩やかに横断し過ごすせる空間はコロナ以降も見据える
  9. 中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す
  10. 高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開
  11. 建築家の柄沢祐輔さんが亡くなりました
  12. デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくる
  13. 田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える
  14. KAMITOPENと浅井謙建築研究所による、千葉・印西市の「グッドマンビジネスパーク アメニティスペース」。物流倉庫需要の高まりに伴い従業員増加の現状を受け、倉庫内で一日を過ごす就業者用のリフレッシュスペースを計画、目的を叶える為に自然を想起させる“ゆらぎ”のある空間を設計
  15. OMA / 重松象平による、福岡の複合オフィスビル「天神ビジネスセンター」が完成。OMAの日本初のオフィスビルで、交差する二つの通りに面する建物ヴォリュームの角をピクセル化して削ることで都市活動の融合を明確にし、入口広場に公共の活動を呼び込む
  16. スカルパが1978年に完成させた「ブリオン=ヴェガ墓地」の7年に渡る修復が完了間近で写真等が公開
  17. ICADA / 岩元真明による、福岡市の住戸改修「桜坂の自宅」。家族の変化に合わせ平面形式を変えられる住戸を構想し、可動書架を間仕切りに用ることで実現、素材とディテールでの実用性と即物性の追求と共に熱シミュレーションに基づく断熱施工も行う
  18. 武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
  19. 黒川智之建築設計事務所による、東京・世田谷区の「下馬の集合住宅」。法緩和により周囲から建物が突出する傾向がある角地において、住宅街の周辺建物と間口を合わせた家型ヴォリュームを境界に沿ってV字に配置、街並みへの積極的な参加と調和を目指す
  20. 渡辺隆建築設計事務所による、静岡・磐田市の、プロサッカークラブ・ジュビロ磐田のための施設「Jubilo Clubhouse・Athlete Center」

TOTO通信『2022年春号 特集:植物と建築の融合』のオンライン版。藤野高志・平田晃久・前田圭介・川原田康子+比嘉武彦の緑がテーマになった建築とインタビューを掲載

TOTO通信『2022年春号 特集:植物と建築の融合』のオンライン版です。藤野高志平田晃久前田圭介川原田康子+比嘉武彦の緑がテーマになった建築とインタビューを掲載しています。

以下は、掲載作品とインタビューページへのダイレクトリンクです。

【ap job更新】 エンジニアや職人達と初期段階からアイデアを出し合う「古森弘一建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 エンジニアや職人達と初期段階からアイデアを出し合う「古森弘一建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 エンジニアや職人達と初期段階からアイデアを出し合う「古森弘一建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中方眼の間/KYOKO OMORI

エンジニアや職人達と初期段階からアイデアを出し合う「古森弘一建築設計事務所」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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古森弘一建築設計事務所では設計スタッフ(正社員)を募集します。

私たちは、北九州、福岡を中心に九州全域で、住宅・保育園・図書館・文化ホール・オフィスなど様々な規模の建築設計を行なっています。

代表の古森弘一を中心に、20代~40代のスタッフ6人のメンバーでプロジェクトを進めています。また構造設計や設備設計などのエンジニア、大工や左官、庭師などの職人さんたちと初期の段階からアイデアを出し合って建築を作り上げていくのも、私たちのチームの特徴です。

常に向上心を持ち、より新しいことを創造し、楽しく共同できる仲間を待っています。

【ap job更新】 大規模プロジェクトに事業コンセプトの段階から深く関わる「SAND」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 大規模プロジェクトに事業コンセプトの段階から深く関わる「SAND」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 大規模プロジェクトに事業コンセプトの段階から深く関わる「SAND」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中オフィスビル@台湾台中 2023年秋竣工予定(工事中)

大規模プロジェクトに事業コンセプトの段階から深く関わる「SAND」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SANDは建築を中心にブランディング、グラフィックデザイン、商品開発、経営コンサルまで幅広く手がけるデザインチームです。

国内外でプロジェクトが進行中ですが、特に台湾では大きなプロジェクトを3つ抱えています。いずれもプログラムの企画提案やマスタープランはもちろん、ビジネスモデルや事業コンセプトの段階から深く関わっており、一般的な建築のプロジェクトに比べてより広い視野や分析的思考が求められるものです。

このような機会を活かし、デザインを見た目からだけではなく目的からひもとき、いかに社会的に、経済的に価値を生み出すかにチャレンジしています。

このたび、増えつつあるプロジェクトに対応し、事務所のカルチャーをより豊かにすることができるエネルギーを持つ方を設計スタッフとして新卒・既卒・経験者問わず複数名募ります。

 
現在、所属メンバーは8人。15年以上の設計経験を持つものから新卒まで、幅広いチーム構成です。

創業者の堂園有的はBIG(デンマーク)やMAD(中国)を経て隈研吾建築都市設計事務所に所属したのち、そこで担当した物件(サニーヒルズ南青山)の縁から、台湾のスイーツブランドSunnyHillsの日本支社ゼネラルマネージャーに就任した異例の経歴の持ち主。SANDでは主にプロジェクトのコンセプトづくりや方向性コントロールを担っています。

各プロジェクトの建築意匠に関しては、同じく隈事務所出身の西川拓のデザインディレクションのもと各プロジェクトの担当者が主体性を持ってデザインを進めています。

新卒の方にとっては、様々な世界的な設計事務所で経験を積んできたベテランたちに混ざって幅広い業務に取り組みながら意匠設計のスキルを磨くことや、いかに無名の若手建築事務所がコンペ以外の手段で大きな物件を獲得し安定した経営を可能にするかなどを間近に見ながら働くことが可能な環境です。

また、たとえばこれまでずっとアトリエ事務所で修行を続けてきて、もっとフラットな環境でデザインを議論し、自分が本当に良いと思えるものを作りたいと思っているような経験者の方や、ただの建物の設計者として以上にもっとプロジェクトに深く関わりたい、影響を及ぼしたいと思っている方にとっては特に得るものが多い事務所かと思います。

小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる
小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる photo©morinakayasuaki
小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる photo©morinakayasuaki
小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる photo©morinakayasuaki

小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰が設計した、東京の住宅「武蔵野の戸建」です。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせます。

敷地は、東京のなかでも比較的若々しく明るい雰囲気の街に程近い住宅地に位置し、北東方向には玉川上水沿いの緑道、東には隣接する学校の桜を望むことのできる80㎡ほどの土地。周辺は、建ぺい率40%という条件下、どの住宅もゆったりとした建ち方をしていて、積極的に緑を導入することを推奨する景観ガイドラインによって大きな庭木を纏ったような住宅も多く、敷地西側には複数の住宅の庭がまとまった大きな緑も形成されている。

建築家によるテキストより

数年前から近辺に住む若い夫婦が、将来的な展望も明るいこの街に住み続けることを選択し、周辺のそうした要素に魅力を感じて土地を手に入れたことに対して、この土地/敷地ならではの風景を最大限に感じられるような住宅のあり方を考えた。

建築家によるテキストより

小さな気積をあえて小さく分節することで、間取りというにはとても断片的でささやかな場所の集合となっているが、結果この住宅では場所場所において複数の室内風景、また外の風景が見え隠れしながら同時に目に飛び込んでくるような体験が生まれている。場所場所のスケールの小ささは、床/壁/天井、また架構のリズムを身体的に親密なものに感じさせ、振れた軸線が成すパースペクティヴの揺らぎがその身体感覚を増幅する。

建築家によるテキストより
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体

高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポーザルで最優秀に選ばれた、ハウジング総合コンサルタント森下大右建築設計事務所ishibashi nagara architects設計共同体の提案書が公開されています(PDFでの公開です)。また、こちらで審査講評(PDF)も閲覧可能です。

令和3年12月12日(日)、一次審査を通過しました下記4者による、『佐川町新文化拠点(仮称)整備基本設計業務プロポーザル二次審査(公開プレゼンテーション及びディスカッション)』を開催し、下記のとおり決まりましたので公表します。

以下に、計画案の画像も掲載します。

中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す
中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す photo©Koji Fujii / TOREAL

中村拓志&NAP建築設計事務所竹中工務店が設計した、千葉市の「ZOZO本社屋」です。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す計画です。

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの本社屋では、食事や保育などの諸機能を社内で賄うのではなく、街全体をオフィスと捉える「領域型オフィス」として、周辺のカフェや公園、保育所、ジム等を街の中にアウトソーシングし、街と共に成長するオフィスを目指すことにした。社員の街に対する関係性構築のふるまいが本業のビジネスへの理想的なフィードバックになると考えたからである。

建築家によるテキストより

通過交通が多く熱負荷の高い南西道路側は、建物のセットバックにより並木や広場を設けて街並みに寄与することにした。
千葉大学正門と駅を結ぶ学園通り側はストリートとの一体化を目指し、南北方向に開いた吊り屋根の無柱空間と大庇を設けた。今やファッションはストリートから生まれると言われているが、往来する人びとのコーディネートやしぐさの観察が習慣化できるオフィスである。

建築家によるテキストより

2.0~8.0mの天井高が、ひとつの空間に空港のようなパブリック性と住宅のようなプライベート性をグラデーション状に生み出している。スキップ状の床と屋根は、目線のずれや人とのほどよい距離感、光のまわり方といった質の異なる空間を生み、仕事内容や活動によって自由に居場所を選択できる環境を支援する。

建築家によるテキストより
佐藤研吾 / In-Field Studioによる、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行う
佐藤研吾 / In-Field Studioによる、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行う photo©一般社団法人コロガロウ/ 佐藤研吾建築設計事務所
佐藤研吾 / In-Field Studioによる、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行う photo©一般社団法人コロガロウ/ 佐藤研吾建築設計事務所
佐藤研吾 / In-Field Studioによる、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行う photo©一般社団法人コロガロウ/ 佐藤研吾建築設計事務所

佐藤研吾 / In-Field Studioが設計した、現代詩人の為の住宅「インド・シャンティニケタンに家を作りに」です。インドで“日本の家”を作りたい施主の夢を出発点とし、要望に真摯に向き合い“家の断片”と捉えた家具から計画を開始、現地では大工と二ヵ月滞在し内部造作のデザイン制作を行いました。In-Field Studioは、現在一般社団法人コロガロウ / 佐藤研吾建築設計事務所に改組されています。

インドのシャンティニケタンという町で、「日本の家」を作りたい、という遥かな夢を持ったある現代詩人の家である。

建築家によるテキストより

住宅の構想に先立って、私たちはまず家具を作ることから始めた。日本で家具を作り、シャンティニケタンへ持って行くことを考えた。というのは、「日本の家」という幻影ともいうべき概念に対して、確かな形を与えることができなかったからである。

「これが日本の家だ」というイメージをそう易々と提出することもできずに「日本」という問題に対して真摯に向き合うにはどうすれば良いか、悩んだ。それで、家の断片である家具の形から考え始めた。そして家具のほかにも、施主のために様々なモノを日本から持って行こうと考えていたから、それらのモノを入れて運ぶためのハコを作ることを考えて、そのまま家具の一部となった。とはいえ家具もまた、確かな輪郭を描けずに何かが欠けた形とするしかなく、現地へ持って行ってから新たな部材を付け足すように、留保させた。

建築家によるテキストより

現場では、持ち込んだ家具を起点として、内部造作のデザインと制作を進めた。日本の友人である大工の青島雄大さんらとともに、およそ2ヶ月間現場に滞在し、座机、床の間、家全体に広がる木架構を制作した。

この家の構造躯体はRC造とレンガ組積造を組み合わせたもので、およそ4間四方の単純な平面形となっている。外壁は、採光と通風のための開口部の調整に注力した。躯体は先行して現地の職工の手によって建てられ、その後私たちが滞在し、生活と制作を両立にするためのハコ=シェルターとなった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 集団の力での創造を目指す「ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティング」が、建築設計職(経験者・新卒)を募集中
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集団の力での創造を目指す「ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティング」の、建築設計職(経験者・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹

田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOが設計した、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」です。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与えることが意図されました。アイラッシュとは、つけまつげの事です。店舗の場所はこちら(Google Map)

〈Ail〉は東京、千歳烏山にある個室型アイラッシュサロンの内装計画である。

既存建築の区画面積は60m2。台形の空間の中心に特徴的な柱壁、そこから放射状にわたる梁が伸びる特徴的な空間である。
在籍するスタッフだけではなく、フリーランスのアイリストへの貸し出しもできるシェアサロンとしても運用したいということで、できるだけ多くの個室空間を求められた。

建築家によるテキストより

シェアサロンという性質上、短調になりやすい空間に対し、3種類の性質をもった壁「base wall」「communication wall」「soft wall」を設定した。 これらを適所に配置することで空間を分節するとともに、それぞれの形状や仕上げから光や影の変化を感じ、空間に個性・変化を与えることを考えた。

建築家によるテキストより

まず、吹き付け塗装の壁「base wall」によって視線の抜けや空調計画に配慮し高さを変えながら効率的に空間を分節。その後、ステンレスのバイブレーション仕上げとした 「communication wall」をマットな質感の「base wall」にまとわせるように配置し、アールや角度をつけることで環境を映し出す仕様とした。 空間の中心にはファブリックによる「soft wall」によってパウダールームを計画。重量のあるカーテンの選定とヒダのバランスによって柔らかくも硬く見える可動壁とした。

建築家によるテキストより
村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」
村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」

イントロダクション:今、なに考えて建築つくってる?

text:後藤連平

 
 
アーキテクチャーフォトでは、建築家の村山徹杉山幸一郎による連載をスタートします。
お二人から企画趣旨を説明する役割を頂き、弊サイト編集長の後藤が連載の第0回としてこの文章を執筆しています。

その切っ掛けは、コロナ禍の2021年に村山の授業で杉山がレクチャーをしたこと。意気投合した二人はそこで語り合った内容を発展させ文章に定着することを思いつきました。既に二人と繋がっていた私がそこに加わる形で構想を発展させ辿り着いたのが今回の連載企画です。


まずこの二人の建築家について紹介させてください。

村山徹は、青木淳建築計画事務所勤務の後、加藤亜矢子と2010年にムトカ建築事務所を設立し活動しています。アート関係の施設や住宅等を多数手がけており、アーキテクチャーフォトでの様々な作品紹介にてご存知の方も多いと思います。

杉山幸一郎は、アトリエ ピーター・ズントー勤務の後2021年末に独立、スイスのクールを拠点に土屋紘奈とatelier tsuを設立しました。現在はスイス連邦工科大学でデザインアシスタントも務めています。また、アーキテクチャーフォトでの連載「For The Architectural Innocent」にて知ってくださっている方も多いと思います。

それぞれの経歴や拠点は異なりますが、以前よりこの二人には重なる部分があるという思いを持っていました。

この文章を構想する最中の2021年12月から2022年1月にかけて、二人の最新作品をこの目で見る機会に恵まれました。「WOTA office project」と「スイスのかたち、日本のかたち」です。

村山の作品である「WOTA office project」は東京・馬喰町の旧銀行を改修したオフィスです(ムトカとしての仕事です)。延床面積は約1600㎡の大規模なリノベーションですが、これまで村山が取り組んできた店舗や住宅の延長線上にある手法が発展させられており、2010年代に一般化したリノベーションという仕事の先にあるものを痛烈に感じさせてくれる建築でした。

杉山の作品が展示された「スイスのかたち、日本のかたち」は、ドローイングと立体作品を展示したもので、建築物とはちょっと違いますが、彼の歩んできた建築人生を形に表したもので、非常に説得力がありました。その作品からは、自身の経験と学びを素直に捉え、自分だけの建築を探求していこうとする姿勢を爽やかに感じさせてくれるものでした。

これらの展示は既にレポートしていますので、宜しければご覧ください。

彼らの作品を実際に見て、改めてその共通点について考えました。

少し考えて気づいたのは、彼らが建築の実体としての側面を重視しているということです。
実際に経験した村山の作品からは、建築における形と素材への信頼が強く感じられましたし、杉山の作品からは自身が思考し続けてきたことを、色や形に精密に定着させようとする強い意志を感じました。メディアが多様化しイメージが先行することが避けられない時代においても真摯にものをつくろうとしています。

そんな二人が執筆する連載のタイトルは「今、なに考えて建築つくってる?」です。

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