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隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2024年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2024年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2024年度のオープンキャンパスの申込を受付中です。
CLTを活用した木造校舎や、林業機械の本格的な実演などが見学可能なイベントです。2024年8月3日(土)の午前・午後の計2回の開催で、定員は各回50名(先着順)です。こちらのページからの事前申込制で2024年7月26日(金)必着となっています。また事前にご連絡すれば、いつでも見学・説明OKな「エブリデイオープンキャンパス(要予約)」も実施中。【ap・ad】

校長を務める世界的な建築家 隈研吾氏からのメッセージ

「木の時代」をリードする志ある人材を育成

 森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です。
 私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。
 21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。
 本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。
 志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう。

詳細は以下でどうぞ。

辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索
辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索「青と赤の流動 / Stille Post 無言の郵便」 photo©伊丹豪
辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索「青と赤の流動 / 引っ越しの建築」 photo©伊丹豪
辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索「青と赤の流動 / 続・引っ越しの建築」 photo©伊丹豪

辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」です。
“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品です。建築家は、場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成しました。また、写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索されました。
本記事では、建築家の趣旨を考慮して、3つの展示計画(「Stille Post 無言の郵便」「引っ越しの建築」「続・引っ越しの建築」)を「青と赤の流動」というひとつの作品として紹介します。

「Stille Post 無言の郵便」、「引っ越しの建築」、「続・引っ越しの建築」という、主催・時期・場所が異なる3つの展示計画を行った。

それぞれのプロジェクトは、その展示什器に、写真家・伊丹豪の個展「Don Quixote」(dot architectsが会場構成を手掛けた)で使われた青と赤の資材が共通して用いられ、それら資材の動きによって結果的にプロジェクト同士が連携することとなった。

建築家によるテキストより

かねて私は、建築を固定的な構築物というよりも動きそれ自体として捉えてきた。こうした動きは時間概念を含むので、本質的にそれ自体を取り出して表現することが難しいのだが、この3つの展示計画については、伊丹が資材の移動風景を継続して撮影してくれたことで、プロジェクトを横断した動き(としての建築)のダイレクトな表現が初めて可能になった。

建築家によるテキストより

このような資材の移動や、それに紐づいた連携それ自体が私にとっての「建築」であり、また、こうした「動き」がこれからの建築の可能性のひとつになればと考えている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/17-6/23]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/17-6/23]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/6/17-6/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 坂茂建築設計による、愛知の「豊田市博物館」。谷口吉生が設計した美術館に隣接する敷地での計画。一体的な敷地利用を意図し、連続する“ランドスケープ”とレベル差を解消する“えんにち空間”等で相互関係を構築
  2. nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する
  3. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  4. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
  5. 小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る
  6. 齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
  7. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る
  8. MADによる、中国・北京の「ZGC・インターナショナル・イノベーション・センター」。地域で行われる国際会議の常設会場。科学・技術・文化交流の中心地を目指し、公共空間も創出する“有機的な曲面”の屋根を特徴とする建築を考案。クリーンでシンプルな内装で議論の為の風通しの良い環境も構築
  9. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  10. 元木大輔 / DDAAによる、東京・港区のオフィス「HAKUHODO DESIGN」。立体的で“複雑な形状”をした建物内での計画。社内外の活発な交流が生まれる場を目指し、用途で区別されながらも“緩やかに繋がる”空間を志向。既存と呼応する色・素材・植栽の操作で内外の連続性も構築
  11. 平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る
  12. トラフ建築設計事務所による、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」。駅改札内の菓子店の計画。“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築。質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与する
  13. ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想
  14. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとする
  15. ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作る
  16. 古谷デザイン建築設計事務所による、千葉・富津市の「たがやすいえ」。山頂の造成と伐採の過去を持つ敷地。環境復元を助ける在り方を目指し、大地の色味と親和性を持つ建築を“尾根を復元”する様に配置。海と山を同時に臨むように開口を設けて安息の空間も作る
  17. 元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する
  18. 山本理顕への、テレビ番組・TBS NEWS DIGのインタビュー動画「社会の息苦しさは“建築で変えるしかない”」。2024年6月に公開されたもの
  19. タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所による、大阪の「宮本町の住居」
  20. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都左京区南禅寺草川町の「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」

聴竹居などの、京都の住宅建築を訪問してるテレビ番組「訪ねてみたい京の名邸 -限定公開の住宅遺産-」のオンライン版。常盤貴子と歴史家の中川理が出演。2024年6月に公開されたもの

聴竹居などの、京都の住宅建築を訪問してるテレビ番組「訪ねてみたい京の名邸 -限定公開の住宅遺産-」のオンライン版です。常盤貴子と歴史家の中川理が出演しています。2024年6月に公開されたもの。

デイヴィッド・チッパーフィールドへのインタビュー動画「On the Sea」。2024年6月に公開されたもの ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作る
ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作るショップスペースよりオープンキッチンスペースを見る。 photo©河田弘樹
ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作るカフェスペース photo©河田弘樹
ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作るオープンキッチンスペース側よりカフェスペースを見る。 photo©河田弘樹

長坂純明 / ひとともり小田真平建築設計事務所が設計した、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」です。
焙煎から製造も行うチョコレート店です。建築家は、工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案しました。そして、カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作りました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がける「Bean to Bar」のインテリアデザインである。

カカオ豆からチョコレートの原材料(カカオマス、ココアパウダーなど)を作る工程(一次加工)と、製品としてのチョコレートを作る工程(二次加工)は分かれているのが一般的であるが、カカオ豆(bean)を加工して板チョコ(bar)を作り、販売するまでの全てを1人のショコラティエ、または単一メーカーが、一貫して携わる。

建築家によるテキストより

「Bean to Bar」らしく、カカオ豆の保存から選定、焙煎、チョコレートバーのラッピングまで全ての工程を可視化し、カカオの匂いと製造機械の音、パッケージ、提供するスタッフと購入者が一体となり、混ざり合う空間を提供できないかと考えた。

建築家によるテキストより

「サプライチェーン」を意識し、作り手から買い手、買い手から作り手の存在を認識できるよう、厨房とショップ、カフェをカウンターで仕切るだけの一体的な空間を提案した。

少し高めに設定されたカウンターから見える厨房は舞台のようにも見え、厨房機器は舞台装置のようでもある。
チョコレートのような滑らかな曲面が空間を作り出し、アクセントを与える。

カウンターを構成する木、人造石研ぎ出し、モルタルが取り合う部分にチリ(段差)を設けずツラ合わせとした。
型を作って流し込むチョコレートの製造工程で出来上がったかのような納まり、チョコチップのようなテラゾー、銀紙のようなアルミの冷ややかさをもった照明器具など、チョコレートから連続できる様々な要素の集積が、この店に相応しいデザインとなっている。

建築家によるテキストより
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る外観、南側より見る。 photo©西川公朗
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る2階、階段からダイニングルームを見る。 photo©西川公朗
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る3階、ベッドルーム、テラス側からを見る。 photo©西川公朗

森田悠紀建築設計事務所が設計した、東京の「春日の家」です。
見晴らしの良い坂道沿いの敷地での計画です。建築家は、“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案しました。また、“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作りました。

神田川から小石川台地へと上る長い坂道の中腹に計画地はある。北側隣地は敷地より3m高く、南側隣地は敷地より3m低い雛壇状の場所である。建主からは眺望の良さを活かした家にしたいとの要望があった。

周辺には高低差が作る特徴的な街並みが散見され、擁壁に沿った坂道や階段を登り切ると、新たな視点や眺望が開けるという空間体験が印象的であった。ここでの課題は、がけ条例によって必要とされるRC造の高さ3mの擁壁や、コンパクトな敷地にかかる3方向からの斜線制限という厳しい条件の中で必要面積をどう成立させるか、そしてどの様にこの場所ならではの建築を作ることが出来るかということであった。

建築家によるテキストより

がけ条例に対しては、基礎の一部を3mの高基礎として擁壁の機能を兼ねる形とし、外断熱とすることで室内に擁壁のコンクリートを表した。これは擁壁本来の目的である住まいを守るという役割を室内側に示したものである。ただ、通常の打ち放し仕上げでは大味になりすぎるため、型枠に布を貼って打設することで、繊細で湿度感のある土壁の様な素材感とした。

1階に水回りと寝室、2階に居間と食堂、3階に子供室を計画し、階段は斜線制限を避ける様に配置し、螺旋状に上階へと上る空間構成とした。2階へはRCの擁壁に沿うように階段を上り、その後方向を変え3階へ上がり切ると、眼下に街の風景が広がる。敷地の条件に向き合った結果、この街特有の空間体験を内部のシークエンスとして取り入れる形となった。

建築家によるテキストより

コンパクトな各階の面積に対して、この街の路地に見られる小規模な木造住宅の表情が作る、小さな空間に高い密度感が存在する親密な空気感を室内でも実現したいと考えた。同時に、端正なディテールやプロポーションは建主家族の雰囲気に合うだろうとも感じた。羽目板やフローリングなどの素材の単位を細分化し、ディテールを構成する要素も徒に線を消さず、むしろ必要な線を適切な形で存在させることで、この街の空気感と違和感なく繋がりを持った密実な空間を目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中湧泉の宿 ゆあむ 客室「かわみ」

企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」の、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

to-rippleでは、今まで以上に丁寧にものごとを進めるため、またデザイン精度を高めていくためにスタッフの募集をします。

【to-rippleの特徴】
to-rippleは建築やインテリアの企画から設計、監理、家具のデザインまで一気通貫でプロジェクトを行うことが特徴です。ビルディングタイプはホテル、グランピング施設、商業施設、オフィス、マンションなど多岐に渡ります。

またスケールも20,000㎡を超えるものから50㎡程度のコンパクトなものまで様々です。これらの案件を個人のスキルや将来のビジョンに応じて担当してもらいます。

与件の整理からコンセプト立案まで行う企画設計、
建築の形や詳細を詰めていく基本設計、
つくれるディテールを検討し、全体統合する実施設計、
コミュニケーション能力と判断力を必要とする現場監理、
手に触れるためミリ単位の調整をする家具デザイン、

フェーズによって行うことは変わりますが、その都度プロジェクトをより良くするには何ができるのかを考え、ベストな提案をしていきます。

建築家の職能が拡張し、ユーザーのライフスタイルがシームレスになってきたいま、ビルディングタイプに縛られない愛される建築を一緒につくる環境がto-rippleにはあると考えています。

【to-rippleの業務範囲】
建築設計・インテリアデザインはもちろん、建築企画、プロダクトデザイン、グラフィックデザインと業務の幅はとても広いです。クライアントの事業を成功させるためにベストな回答は何かを、ワクワクしながら一緒に探れる方だと、自分の可能性を大きく拡張できる環境だと思います。

齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る外観、道路からアプローチを見る。 photo©西川公朗
齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る1階、正面:土間、右:キッチンとダイニング photo©西川公朗
齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る2階、左:リビング、正面:土間 photo©西川公朗
齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る1階、正面:アウトドアリビング、右:ダイニングとキッチン photo©西川公朗

齋藤和哉建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」です。
四周を家々に囲まれた敷地での計画です。建築家は、快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案しました。そして、生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作りました。

夫婦と子供とともに祖母が暮らす、都内の多世帯住宅である。

敷地境界ギリギリまで近接する隣家に四周を囲まれたこの旗竿地において、快適な住環境をいかに獲得するかが本計画の課題であった。
ここでは3つの外部空間と2つの内部空間を囲いでぐるりと包み、この住まいを構成した。

建築家によるテキストより

周囲からの視線を切りつつ、間接的に光と風を住宅内へ導く囲いは、構造・熱環境・防火、それぞれの負荷を低減させてもいる。
東の外部空間は道路からのアプローチがそのまま引き込まれたエントランスであり、ふたつの世帯をやんわりと分節もする。西の外部空間は室内から連続した外のリビングであり、自然の移り変わりを存分に感じることができる庭でもある。

建築家によるテキストより

外壁と同材で仕上げた外部のような中央の土間空間は、居るところと寝るところをつなぐバッファであり、パッシブとアクティブ両方のチャンバーボックスとしても機能する。

外部と内部のあいだの建具を開け閉めすることで空間は伸び縮みし、天候や季節、住まい手のライフスタイルの変化に応じた暮らし方が可能となる。建具を閉じると世帯間のプライバシーを守る閉じた住空間となり、開けると自然環境や家族の気配をどこにいても感じ取ることができる開放的なワンルーム空間へと変化する。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

“曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

OrganicDesign Incでは、「経験スタッフ」を募集しております。

今回は今後の仕事の幅を広げたく、“可能であれば”、実務3年以上の経験者の参加をお待ちしております。(ただし、新卒でなく経験が3年以下の方も応募は可能です)

【目指す働く環境】
最初にお伝えしたい事としてスタッフは仲間であり社会的家族のようなものです。同じ方向を向いて仕事をする大切な存在です。
当事務所では、日々スタッフが疲れ果てない働き方、余力を残し明日に繋げるために、遅くまで業務をし過ぎない働き方の中で「質」を確保することを目指しています。週休2日や休祝日は休息日として当然休みです。

働き方:経験者3年以上の方
建築士資格をお持ちであれば申請や法規定伝達も密度も高いのでパフォーマンスが高いと思います。通常時、有資格者は定時18時終了を推奨します。
経験が無い方は誰でもそうですが、最初は覚える事や間違や、やり直しが発生することが多々あります。(それ自体は悪いことではありません)有資格者及び経験者はその段階をすでに通り過ぎていると考えておりますので、仕事の内容に粘りつつも、なるべく余力を残して帰りましょう。
時間のなかで集中し、質を上げられるよう目指していきます。仕事だけが人生すべてではなく、生活も家族もあります。

【デザインに規模の大小や建築・インテリアなどの差はない、意見を出し合い進める】
さて、弊社では建築から、インテリア、家具まで様々なジャンルの手掛けており、大規模から、製作キッチンまで、幅広い設計を学び・体験し大変さも楽しみも共に感じることができます。
弊社の設計はいろんな方向からの視点を巡らせ設計しています。

例えばマクロ始点では「街の縁がわ」「街のポケット」など、街の歴史と現況そして未来へのコンテクストを拾い上げながら、その土地にあるポテンシャルと隠れた価値をどうやって見出し「地域」や「社会」がどう良くなり発展するか、柔軟に法律の縫い方をたくさん考え実現できる建築空間・その素材など、それを担ってくれる検査機関を探したりします。地味な仕事も間接的に大切なデザインに繋がります。また、今後は公共空間などにも積極的に参加していきたいと思っています。

一方ミクロな空間視点では、カーブな壁のデザインの光のグラデーションが引き起こす現象や、パラメトリックに仕立てる事で起こる空間への流動性によるダイナミズムを、プロジェクトに応じで組み込みたいと考えています。(もちろん施主の要望・予算などでそこまで到達できない事がほとんどなのですが、ケースバイケースでそういうことを大切に考えています)

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとする
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとする共用通路からファサードの二面を見る。 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとする共用通路からドーナツ店のテイクアウトカウンターを見る。 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとする共用通路からカレー店とビストロが入るダイニングを見る。 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」。カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗。二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置。素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとするカレー店とビストロが入るダイニング、夕景 photo©新澤一平

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.が設計した、東京・港区の店舗「HOBA / TOSSO / OSCAR WILDE」です。
カレー・ビストロ・ドーナツの3店を一区画に集約した店舗です。建築家は、二面あるファサードを活かし、其々に持ち帰りカウンターと飲食スペースを配置しました。また、素材の用い方で“別の店”に見えながらも“統一感”のあるデザインとしています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

ヴィーガンフード開発やサウナ施設の企画運営を手掛けるウェルネスカンパニー「TOYOKE」によるカレー屋、ビストロ、ドーナツ屋の三業態を一つの場所に集めたプラントベースフードコンプレックスである。

三種の異なる店と、他の施設への供給やイベント出店にも対応できる製造設備を備えるセントラルキッチンを43㎡の小さなテナントに集約している。

建築家によるテキストより

二面あるファサードを活かし、一方はドーナツ屋のテイクアウトカウンターとして、もう一方は昼夜で入れ替わるカレー屋とビストロとして計画した。メインのマテリアルにタイルとガラスを使用し、それぞれ色味や加工、施工方法を変えることで、別の店に見えるが統一感のあるデザインとしている。

建築家によるテキストより

タイルは可能な限り真物で使用できるように各部の寸法を調整し、現場でのサイズカットを最小限とし、排出される建材のゴミを抑えている。照明はスタッフでも簡単に変更·調整ができる無線調色調光システムを導入し、昼夜で入れ替わる店の雰囲気をカラー照明で切り替える演出を提案した。

野菜を様々な調理法で調理し菜食料理の可能性を追求する店舗コンセプトにインスパイアされ、限定されたマテリアルを多様な表情で見せるデザインを目指した。 

建築家によるテキストより
小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る
小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る外観、南側の道路より見る、夜景 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る1階、居間から小上り畳側を見る。 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る1階、小上り畳から窓ベンチを見る。 photo©ナカサ&パートナーズ

小泉誠 / Koizumi Studioが設計した、東京・東村山市の「いとう家の住宅」です。
住宅の建ち並ぶ路地にある敷地です。建築家は、“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案しました。また、周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作りました。

いとう家は、馴染みの工務店に務める、気心知れた三人家族の住まいです。

計画がコロナ渦と重なり、打ち合わせも非常事態宣言が続き、オンラインでしか出来ない状況でした。それならば「プレゼンテーションは家族とだけではなく知人を集めて楽しくやろう!」ということで、夫婦の両親・工務店の仲間や職人・小泉の教え子や仲間たちと、総勢30名ほどでの公開オンラインプレゼンを行い、この家づくりがはじまりました。

建築家によるテキストより

敷地は路地を入って三軒目の南向きで、敷地に立つと北側が隣家の庭で抜けていて、西側には豊かな森が望めました。そこで、南北を貫く空間を主な居場所(居間)として、その周辺に水回り・北側の涼しいデッキ・小上がり+窓ベンチを設けました。

階段は居間の中央に配して空間を適度に仕切っています。この階段を登った二階では西側の森を望め、家族が学び働く場所が連なり、その先の寝る場所へと繋がります。

この家では、夫婦共に仕事をするため「暮らしながら働く」ことを目指し、働くことができる居場所を点在しながらも緩やかにつなげ、家族の気配を感じられる計画をしたことで「廊下のない家」が実現しました。

建築家によるテキストより

建物の形は、この路地に面した建物数件が南面に駐車スペースを取り全ての建物が6mほどセットバックしていました。
そして、路地の突き当たりの隣家の二階には森を眺める窓があり、その窓を邪魔しないために、二階建ての建物を他の家の面に合わせ、路地側に下屋を付け足す手法を行い、独特な家の形が出来上がりました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中BEB5軽井沢

“場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

佐々木達郎建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

【代表メッセージ】
現在、ホテル、旅館等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。
また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。
私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。

【業務について】
現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。

nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する
nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する鳥瞰、北側より見る。 photo©Masahiro Ohgami
nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する外観、北側道路より見る。 photo©Takumi Ota
nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置するキッチン側よりリビングを見る。 photo©Takumi Ota
nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置するバスルームより開口部越しに外部を見る。 photo©Takumi Ota

nendoが設計した、長野・軽井沢町の「塀の家」です。
道路沿いの細長い三角形状の敷地での計画です。デザイナーは、外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始しました。そして、5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置しました。

長野県軽井沢町に建つ個人住宅。

道路沿いにある、長さ110mの細長い三角形状の異形な敷地であることから、目の前を通過する車や歩行者からの視線は遮りながら、緑豊かな周辺環境を楽しめるアイデアが必要とされた。

建築家によるテキストより

そこで、まずはフィルターのような役割を持ったブロック塀をデザインすることに。
ひとつひとつのブロックの角度が変えられることで視線をコントロールできるようにし、場所によっては塀を2列組み合わせて使用することでさらに細かい視線の調整が可能に。

塀が1列の場所は視線を一方向に設定でき、2列に重なる場所では、同じ角度で前後のブロックが揃うと向こう側が見え、角度が異なると遮断される。

建築家によるテキストより

ブロックには「CO2-SUICOM®」を使用。
コンクリートの主原料であるセメントの一部を産業副産物に置きかえ、そこに二酸化炭素を吸収する材料を加えることで、製造時の二酸化炭素を削減するというもの。

このブロックを約2050個使った高さ3mの塀をずらしながら5列平行に配置し、その隙間を「埋める」ようにして居室を設計。
寝室や浴室などのプライバシーは確保しつつ、リビングやダイニングには適度な開放感など、条件に応じてブロックの角度を3度単位で調整し、最終的にグラデーション状にブロックの向きが変化するデザインとなった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 オフィスを中心とし、“企業ブランディングを高める”空間デザインに取り組む「株式会社 宮工房」が、設計スタッフと企画営業職を募集中
【ap job更新】 オフィスを中心とし、“企業ブランディングを高める”空間デザインに取り組む「株式会社 宮工房」が、設計スタッフと企画営業職を募集中
【ap job更新】 オフィスを中心とし、“企業ブランディングを高める”空間デザインに取り組む「株式会社 宮工房」が、設計スタッフと企画営業職を募集中

オフィスを中心とし、“企業ブランディングを高める”空間デザインに取り組む「株式会社 宮工房」の、設計スタッフと企画営業職 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Miya Kobo, Inc.はオフィス空間のデザインを中心に、内装設計・施工やコンサルティング業務などを行う設計会社です。

・オフィスの設計、デザイン、施工
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などをメイン事業として行っています。

宮工房では、スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転を中心とした、数多くのプロジェクトが進行しています。
オフィスのレイアウトやデザインを通じ、広告的価値、またモチベーションアップを狙った「課題解決できるオフィスづくり」を心がけています。

【働く環境】
オフィスにはバーカウンターや集中ブースなど、仕事をしやすい空間に整えています。
わからないことがあるとすぐに先輩に質問でき、常に勉強できる環境なので、自分の知識やノウハウを増やしてどんどんスキルアップできます!

” Working is fun! ” -「はたらく」がたのしい!- をビジョンとして掲げ、自社メンバーはもちろん、お客様皆が「はたらく」ことが楽しいと思える世界観を大切にしています。

20~30代のメンバーを中心に未経験から多数活躍中!
裁量を持って自分らしく働いています。

代表直下で1から10まで学べる環境のもと、企業ブランディングを高める空間デザインをお客様に提案してみませんか?

トラフ建築設計事務所による、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」。駅改札内の菓子店の計画。“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築。質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与する
トラフ建築設計事務所による、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」。駅改札内の菓子店の計画。“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築。質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与する駅の通路よりファサードを見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」。駅改札内の菓子店の計画。“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築。質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与する通路側からカウンターを見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」。駅改札内の菓子店の計画。“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築。質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与するカウンター什器と壁面 photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・新宿区の店舗「果実とバターcanarina」です。
駅改札内の菓子店の計画です。建築家は、“人目を引く”存在との要望に、全体を“ブランドカラー”の黄色で包み込んで“インパクト”と“温かみ”のある空間を構築しました。また、質感の異なる様々な素材を用いて“遊び心と奥行き”も付与しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

いろとりどりの果実と美しくなめらかなバターを使用したスイーツを販売する新ブランド「canarina」一号店のための内装計画。

JR新宿駅改札内にオープンする新たなエキナカ商業施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)」の一角に位置し、駅通路に面するにぎやかなエリアに、豊かなブランドイメージを訴求する、人目を引く店舗空間が求められた。

建築家によるテキストより

売り場全体をブランドカラーである温かなイエロー色で包み、カナリア(鳥)と上質なバターを連想させる空間とした。正面奥の壁面には、2.3mmの薄いスチールパネルを用いた吊り棚に、線画のイラストレーションや繊細な色合いを特徴とするパッケージボックスを並べることで、パッケージの箱が浮かんで見えるよう計画している。

建築家によるテキストより

店内の壁面が平滑な塗装であるのに対し、ファサードやメインのカウンター什器はモールテックスの左官仕上げとし、内装の素材感を変えながら、ブランドカラーに遊び心と奥行きを持たせた。

間口の狭い敷地ながらも、空間を一つの色に染めることでインパクトを持たせ、喧騒な駅構内に、シンプルな中にもおおらかな温かみを味わえる店舗を目指した。

建築家によるテキストより

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